東北初秋放浪記：鳥海山 〜風が描いた初秋色(^O^)〜

2017年09月21日(木) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,139m
• 下り: 1,136m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:56

7:23 湯ノ台口
7:37 7:37 滝ノ小屋
8:38 8:46 河原宿小屋
10:43 10:43 伏拝岳
10:51 10:51 行者岳
11:26 11:37 七高山
11:55 12:00 御室
12:51 12:51 行者岳
12:57 12:57 伏拝岳
15:25 15:28 河原宿小屋
16:05 16:05 滝ノ小屋
16:17 16:17 湯ノ台口
16:19 ゴール地点

天候

雨 のち 晴れ（でも、山頂滞在時はガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　前夜泊（月山から下山後に移動）
　　　
【駐車場】
　湯の台登山口（無料）
　トイレ付避難小屋もある。
　前夜が嵐のため1台。
　　　
【次の目的地】
　現地 〜 鳥海山・湯の台温泉 〜 山形県道366 〜 R345 〜 R7 〜秋田県道58〜 日本海東北自動車道(無料区間) 〜 R105 〜　秋田県道9-10-252〜 R46 〜 岩手県道266〜国見温泉登山口（駐車場）

コース状況／危険箇所等

　全て実線ルートで歩きやすい道。
　ピーク尾根への這い上がりが、雨が降ったのでちょいとヒーコラ。
　　
【湯ノ台口〜滝ノ小屋】
　石畳の道が緩く登り調。
　　　
【〜河原宿小屋】
　丸い山肌を細い道で詰めていくが、樹林限界が低いのですぐに嬉しい景観になる。
　下山時に晴れたので見上げると、心が躍る道だった。
　　　
【〜伏拝岳〜行者岳】
　沢の川原から広い山肌をトラバースし、徐々に斜面がきつくなり、ハシゴ・急登からピーク尾根に上がる。
　　　
【〜七高山】
　ピーク尾根のアップダウン。
　　　
【〜御室】
　火口壁にあたる急斜面を下り、山頂小屋に至る。
　ここから、鳥海山最後の溶岩噴出で出来た新山へ登れるが、濃霧とメンバーの疲労のため下山とした。
　晴れた日に再来する楽しみができたってもんだ(^O^)
　　　
【〜行者岳〜伏拝岳】
　来た道をピストン。
　　　
【〜河原宿小屋】
　雪渓下の沢をトラバースしたら沢沿いに下りずに、尾根下の斜面からのVRを行く。
　草の黄葉が花のようで、野イチゴも豊富なトラバースとゆったり下山が楽しめる。
　　　
【河原宿小屋〜月山森方面（ピストン）】
　フラットに近い木道を少しだけ歩いて景観を楽しんで小屋側に戻った
　　　
【〜滝ノ小屋〜湯ノ台口】
　来た道をピストン。

その他周辺情報

【温泉】
　湯の台温泉・鳥海山荘　510円
　（前夜、Taiyoumuraさんたちの宿）
　露天風呂からは鳥海山の裾野を見下ろしながら、ノスタルジックな夕景が訪れる(^^)

写真

9/21 6:28

【登山口】
　朝のエネルギー源は、昨夜、山形県内のスーパーでゲットした半額カツどん!(^▽^)!

9/21 7:21

【登山口】
　千葉の山友Taiyoumuraさんと友人のS子さんと待ち合わせて、雨上がりの石畳道へゴー！

9/21 7:32

【滝ノ小屋へ】
　なぜか、沢を渡る時って興奮するね(^^)

9/21 7:37

【滝ノ小屋】
　ここで泊って飲みながら鳥海山を見たいのう〜

9/21 8:02

【河原宿小屋へ】
　さっきの小屋を振り返る(^^ゞ
　今日初めての陽射し！

9/21 8:30

【河原宿小屋へ】
　切れ始めたガスの中から雪渓登場〜
　9月下旬でもあるってことは永久雪だね(^^)

9/21 8:37

【河原宿小屋】
　名前の通り、道は河原に入った(^^)

9/21 8:38

【河原宿小屋】
　私なら、まだまだ泊まれそうな廃小屋でした(^^)

9/21 8:57

【伏拝岳へ】
　河原歩きからゴロゴロの道へ
　雲行きがまた怪しくなる(~_~;)

9/21 9:04

【伏拝岳へ】
　この雪渓が水源(^^)

9/21 9:49

【伏拝岳へ】
　薄々の雪渓から滴る。
　でも、ひと月もしたら新たな雪に埋もれていくんだね(^^)

9/21 10:53

【行者岳へ】
　再び雨の中・・・

9/21 10:58

【行者岳】
　尾根の草は秋色始め(^^)

9/21 11:02

【七高山へ】
　上がるほどに濃くなる尾根の路傍(^^)

9/21 11:03

【七高山へ】
　今年もおつかれさん(^^)

9/21 11:28

【七高山ピーク】
　ココが鳥海山の三角点！
　正式な山頂はココでっせ〜

9/21 11:30

【七高山ピーク】
　本日のオールスターキャスト！　

9/21 11:31

【七高山ピーク】
　1等三角点ゲット(^^)1

9/21 11:40

【七高山〜御室】
　ガスガスの中から、途中で行き会った福岡のお兄さんが登場〜

9/21 11:43

【七高山〜御室】
　完全な万年雪だね(^^)

9/21 11:47

【七高山〜御室】
　いずこの火山の加工内も雨に濡れるとちょっと怖い雰囲気だけど、Taiyoumuraさんには全く影響しないようだ(^○^)

9/21 11:48

【七高山〜御室】
　今にも押し寄せてきそうだな(^▽^;)

9/21 12:02

【御室小屋】
　小屋に着いてのメインランチは、山形ナチュラルなオニギリから!(^▽^)!

9/21 12:18

【御室小屋】
　ここで宴会したい！と本気で考えていました(^^)

9/21 12:44

【ピーク尾根へ戻る】
　多量のガス発生に、新たな最高峰“新山”を諦めて下山へ！
　ちょっと勿体なかったけど、晴れの日に再来する楽しみが出来たね(^^)

9/21 12:51

【帰りの行者岳】
　ますます濃くなる霧の流れ・・・
　まさしくキリがないね(^^;

9/21 13:06

【河原宿小屋へ下る】
　おぉ！
　ガスが引き始め、一陣の功名が！！

9/21 13:22

【河原宿小屋へ下る】
　わわわー！！
　グングンと世界が広がってくる(^○^)

9/21 13:41

【河原宿小屋へ下る】
　オッホー！！！ついに青空がー
　下山途中に晴れるってよくあるこったなー(^O^)／

9/21 13:45

【河原宿小屋へ下る】
　足取りも軽くなってきた(^^)

9/21 14:00

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　取り立てのイチゴをゴチソウサンo(^▽^)o

9/21 14:08

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　秋だのう〜

9/21 14:15

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　さっき居た時はガスガスだったのに(^^;

9/21 14:19

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　花畑・・・ではないけど、可憐だねぇ(^^)

9/21 14:22

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　テンション上がりまくりですなー(^○^)

9/21 14:38

【河原宿小屋へ下る（トラバースルート）】
　うれしくなると、食欲も増してくる!(^▽^)!

9/21 14:46

【河原宿小屋へ下る】
　頂上にいた時がウソのような天気だー

9/21 15:02

【月山森への木道】
　おひさま射して、秋色鮮やか〜(^○^)

9/21 15:10

【月山森への木道】
　秋風が流れてきて、しばし佇む・・・(^-^)

9/21 15:11

【月山森への木道】
　風音にジッとしていたくなる道・・・(^^♪

9/21 15:14

【月山森への木道】
　ザワワがなんとも心地よい(^^)

9/21 15:16

【月山森への木道】
　今度はこっちから登ってみたいな(^○^)

9/21 15:16

【月山森への木道】
　輝く道(^○^)

9/21 15:19

【月山森への木道】
　戻り・・・沢の道を振り返る(^^)/

9/21 15:26

【河原宿小屋】
　鳥海山からすっかり雲が消えてった(^○^)

9/21 15:29

【滝ノ小屋へ下る】
　夕刻になるにつれて晴れていく・・・あぁ、今から戻りたいくらいだ(T_T)

9/21 15:31

【滝ノ小屋へ下る】
　初秋の色って、これのことだね(^^)

9/21 15:32

【滝ノ小屋へ下る】
　おぉ！ついに日本海が見えてきた！

9/21 15:42

【滝ノ小屋へ下る】
　気持ちよくなり過ぎた道を下りていく(^^)

9/21 15:43

【滝ノ小屋へ下る】
　先行したお二人に見えてきた(^^)
　足取りが嬉しそうだね〜

9/21 15:56

【滝ノ小屋へ下る】
　涼しい風とともにシュワワ〜

9/21 16:17

【登山口】
　おつかれでしたー(^^)

9/21 16:39

【登山口】
　S子さんはカーナビ嫌いで、地図帳だけで来たのだそうなー　
　懐かしき80年代(^^;

9/21 17:00

【登山口】
　振り向けば快晴！

9/21 17:19

【鳥海山荘】
　日帰りもやってます〜

9/21 18:02

【鳥海山荘】
　露天風呂からの夕景(^^)

9/21 19:34

【吹浦のスーパー】
　まずはシメ( ^^) _□

9/21 23:48

【秋田駒ケ岳・国見登山口】
　翌日の登山口に到着〜
　今回は約200kmの大移動でした(^^;

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

装備

個人装備

ザック：ガレナ30 靴：ツォロミーブーツ2

感想

oobantou

　9/21(木・年休)は、愉快な山友さんと現地ランデブーし、憧れの出羽の雄山で気まぐれな天気に笑う山旅を楽しみました(^○^)
　
　前夜、雨〜濃霧〜秋の嵐にハラハラしながらの山形北部を100km程移動ー
　降りしきる朝、カッパ必要率10％未満の山友さんが友人とともに到着したら、スススーと雨が小康状態に(・д・)
　ガスガスが思わせ振りに流れ、鳥海山のチラリズムに誘惑されながら登り、時間の流れに苦笑と再来を誓ったのであった(^^;
　
【山行記】
　
　鳥海山は深窓の佳人のよう
　白絹の衣を振り揺らし
妖艶に誘い続ける
　
　朝来た友とともに雨上がる
　笑い母たちと堕天使は
　惑いもなく登山口
　
　やさしい森たちが低くなる
　静かな山腹は美草の肌
　薄く染まる魅惑色
　
　初秋色の中に冬の白い名残
　肌理の下に荒くれたち
　滴る水に昔日の念
　
　尾根は深い秋色が見つめる
　今年を越える始まりを
　密やかに迎えてる
　
　気まぐれな空を麓から仰ぐ
　いつしか淡青が微笑み
　私の頬も広がった