鳥海山・湯ノ台から
- GPS
- 09:12
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,213m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 9:11
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
伏拝岳に出るまではひたすら岩場、ガレ場、時々ザレ場の連続。 つづら折りっぽい箇所もあるけど基本的に直登。 特に河原宿小屋から先はだだっ広い斜面に散りばめられた岩の中を黄色ペンキを追って進むことになる。ガスがかかると迷いやすいと言われているのも納得。 ペンキを探す際、ケルンが本来の役割として機能していて心強かった。 伏拝岳に出てしまえばあとは気持ちの良い稜線歩き、かと思いきや岩場が続く。 特に新山・外輪分岐以降は急斜面に岩、ザレが重なり一歩一歩が慎重になる。 冠雪の情報もあったので念のためチェーンスパイクを持参したが特に出番なし。 前日が全国的に雨予報だったのでその影響もあるかも。 一方で終始風が強く、身体を持っていかれそうになることも何度かあったほど。 レイン着て対応したけど、冬山装備でも普通に通用しそうな寒さだった。 |
写真
感想
今年最後の三連休、どこへ行こうか天気とにらめっこしながら迷った。
土曜日は全国的に雨でどこの山も登れなさそう。だから移動だけで1日かかるところへ行こう、とそんな理由で鳥海山行きを直前に決定した。
普通に移動がしんどかった・・・
激しい雨で視界が悪い、本当に明日は晴れるのかと疑わしくなる、途中でSAに止まっても車から出るのが億劫になる。あと長距離運転した後に新潟〜山形間で下道を1時間以上走ることになるのが辛い。
そんな感じだったが、山形に到着した頃には傘の必要がない程度に天候が落ち着いていた。
日曜日には無事に晴れてくれた。しかしピーク周辺は雲で覆われているのが見える。道中は寒いほどに終始風が吹き荒れていたし、登っているうちに雲が流れると信じて進んだ。
それにしても風の影響がバカにできない。冬山装備でも普通に対応できるんじゃないかと思う寒さだったし、体を持って行かれそうになってその場に硬直する場面が何度かあった。狭い岩場で足を踏み外しそうになる場面もあった。一時的に風をしのげるタイミングでは暖かさを感じた。
しかし伏拝岳からの稜線に到達した頃には、期待通り雲は流れていた。
相変わらず寒いものの新山ピークや山小屋がバッチリ見え、下界には雲海が広がり絶景だった。
景観は申し分ないものの、依然として風は強い。加えて新山方面は足元が不安定な岩、ザレの連続。率直に、歩いていて怖かった。
その分ピークに着いた達成感もひとしお。なんだけど、ここまで這い上ってきた道を下るのは余計に怖かった。
最終的にヘドランなしで歩けるギリギリの時間に下山。
アプローチ含め大変だったけど、他の山にはない強烈な印象を持つ山行だった。
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