折立~薬師岳~五色ヶ原~一ノ越~黒部ダム


- GPS
- 56:00
- 距離
- 33.8km
- 登り
- 3,180m
- 下り
- 3,086m
コースタイム
折立08:20-09:21 1870 09:30-10:21五光ベンチ10:31-11:02太郎平小屋11:08-11:22薬師峠キャンプ場
8月6日(土)
薬師峠キャンプ場04:14-04:38薬師平-04:53 2630mくらい 05:03-05:12薬師岳山荘-05:52薬師岳06:22-06:58北薬師岳07:08-07:51間山-08:19スゴ乗越小屋08:45-09:12スゴ乗越-09:50スゴ沢ノ頭10:03-11:03越中沢岳11:18-12:28鳶山12:46-13:12五色ヶ原山荘-五色ヶ原キャンプ場
8月7日(日)
五色ヶ原キャンプ場-五色ヶ原山荘04:05-04:31ザラ峠-05:21獅子岳05:34-06:02鬼岳東面06:09-06:37浄土山との分岐-06:51一ノ越07:12-07:40東一ノ越07:48-08:58黒部平との分岐-09:17ロッジくろよん-09:39黒部ダム
天候 | 5日(金) 晴れのち曇り 6日(土) 曇りのち雨 7日(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
夜行バスが遅れたとき、直通バスが満席のときは考えるつもりでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎登山道 ○折立~太郎平小屋~一ノ越 感じたこと。薬師岳までは長い登りが続き、北薬師を過ぎるとスゴ乗越まで一気に下る。それから『200m登って100m下る』を何度も繰り返す道が立山までずっと続く。とにかく長い。 ○一ノ越~ロッジくろよん 東一ノ越まではその後に比べると比較的歩きやすい道。山側の草が谷側に伸びているので降雨後や朝露があるときは濡れます。 東一ノ越を過ぎると道が荒れる。何年も整備していない様子で歩きにくく、滑りやすい。山と高原の地図に『悪路』という記述を載せて欲しいくらい。枝が登山道まで伸びていて何度もザックが引っかかり、その度に木から水滴が降ってきてビショビショになる。おまけに草木も道を覆っていて雨の日並に濡れる。また、雪渓の横断もあり、締まっていて滑りやすく、雪渓のスプーン状を慎重に歩く。もちろん、ステップやロープはない。 景色がなく残りの距離が分からない樹林帯の中を延々と歩き続け(気持ち的には3時間くらいに感じた)、黒部平の分岐まで来るとようやく一般的な樹林帯の登山道になる。 ○ロッジくろよん~黒部ダム 舗装された遊歩道。 |
写真
感想
Q. なんでこんな変わったルートにしたの?
→劒岳~浄土山(の南東の分岐)と薬師岳~上高地は歩いたことがあるけど、その間の浄土山~薬師岳が抜けていたから。
ということで、浄土山~薬師岳を経由して安く楽しめるルートを模索した結果、このようなルートで行ってきました。
休日1000円が継続していれば東京から立山駅まで気合で運転したかもしれないけど、今となっては高くついてしまうので。
と、変な書き出しで始めてみました。
今回の山行は台風9号が来ていたので気象庁の台風情報や天気図と睨めっこ。
危惧していた台風9号は沖縄南東から西に進路を変えるということなので、これなら大丈夫だろうと2日の夕方に夜行バス(東京→富山)のチケットを購入。
3日、台風情報を見ると台風9号は確かに西に進路を変えているけど・・・・本州の南東海上に台風10号と熱帯低気圧が発生している。2日はどちらもなかったのに。
台風10号は本州に到達する前に東に逸れていくだろうから問題ないとして、熱帯低気圧はかなりヤバいのでは?
4日、熱帯低気圧は北西に進行中。
台風情報から進路予測が表示されなくなったため、この熱帯低気圧は余り発達することはないor消滅するということだろう。
5日は天気が崩れるかもしれないけど6日以降に期待して出発。
前夜から当日にかけて、電車とバスを乗り継いで折立に着く。
折立久しぶりー、6年ぶり。ってか、あれから6年も経ったのか・・・・。
懐かしい景色を思い出しながら歩き、薬師岳から先は未知の世界。そしてガスの世界。後に雨が降り出す。
(帰宅して天気図を見たところ、台風9号の影響で雨だったようです)
スゴ乗越まで一気に下って、乗越からは立山までずっとアップダウンが続くなかなか手ごわい道のり。
五色ヶ原でテントを建てると雨が止んで徐々に好天に。
後立山?裏銀座?や赤牛岳が望めました。
翌日は快晴で獅子岳から薬師岳の全貌がお出まし。
でかいわけだ。薬師峠から始まり、スゴ乗越までが薬師岳という山の一部のように感じられる。
好天の直射日光の下、やっと着いた、富山大学研究所。建て替えてあって新築(前は2008年8月に来ました)になってる。
これで劒~上高地が繋がった。どうってことないことかも知れないのだけど、やっぱり嬉しい。
さて、今回の核心はココから。節約のため、一ノ越→黒部ダムと歩きました。
それにしても、このルート人少なっ!!そして、整備がひどい。プチ廃道。失われた登山道を探索しているような気分。
お金を節約するつもりで通ったのに、転んでシャツが破れてしまった。
シャツの値段>室堂-黒部ダムの交通費なのでショック大です。いったい何をしていたのだろう。頑張ってあんな荒れた道を通ったのに・・・・。
まあ、普通は室堂に下山してアルペンルートで黒部ダムまで行くよね、うん。
帰りは大町温泉郷の薬師の湯でさっぱりしてから18切符でダラダラと帰りました。
コメント
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こんばんは
東一の越ルートですか?
シャツには悪いけど静かないいルートですね。
特に9月下旬の紅葉シーズンはは圧巻ですよ。(この頃はシャツも破れないハズ(*^o^*))
雪渓はどうでした?今の時期に通れるとは驚きです。
小生、東一の越の廃墟っぽいところが大スキです^^
自分が1年生のときの本合宿を思い出して懐かしくなりました。
スゴまで行く日は雨に降られて寒くて、
翌日の薬師では快晴でとても気持ちよくて、
太郎さんのテン場に着いたらあらゆるものを広げて乾燥大会をしたなぁ。
うん、青春だ。
つっちーにはどんどんマニアックな攻め方をして欲しい。のちのち自分の参考になる・・・かも?と期待。
なるほど。確かに紅葉シーズンならキレイそうなところでした。
8月上旬だと木々が生い茂ってますね。
日に照らされた樹林帯は天然のサウナでした。
雪渓はちょっと緊張しました。
確か15mくらいを2ヶ所通過(取り付き点を確認してから渡り出す)、1ヶ所下降(雪渓横の土と岩の踏み跡を降りる)しました。
機会があれば紅葉を見に行ってみようと思います!
霞沢~蝶とかマニアックでしょ。
島々谷から挑戦してみようかなと妄想中です。
他には扇沢周遊(針ノ木~種池)とか。
南アだと間ノ~塩見や白峰三山の大門沢下降点以南。
あ、甲斐駒~地蔵も興味あります。
今週末の上ノ廊下は増水のため中止になりました。
変わりに明日から南アの赤石沢に行くことになったので百間洞か赤石岳で会いましょう!
おお、霞沢岳。気になってた。穂高がどんな風に見えるのか興味アリ。
扇沢周遊もいいねー。
南ア南部は塩見と光の間が手つかず、心から行きたい…。
上廊下の件は聞いたよー。でもうちらは予定通り鷲羽水晶に行きます。赤石沢気をつけて行ってきてね!
つっちーの水晶の記録と同じような日程にしたいんだけど、2日目がどう考えても長いんだよね。
つっちーですら“もう歩けない”と言うなら・・・笠はあきらめて2日目は双六止まりにして、翌日はおとなしく下山かな、とも考えています。
メールするんで相談に乗って下さい!
ああ、水晶~笠は体調不良(寝不足)もありました。
実は出発日の朝は札幌にいて、7時頃に起床していたんです。
で、23時半に家に帰って、0時40分に車で出発して、朝5時ごろに新穂高到着、少し仮眠して出発という流れです。
登山する前からかなり疲れていました。
笠に寄りたいのなら双六から笠経由で新穂高に下山することも可能だと思います。
帰りが遅くなるけど、双六を4時前に出たりすれば大丈夫かと。
メールいつでもどぞー。
とは言うものの、明日の夜までしか電波届かないです。いつ行くのですか?
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