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Yamareco

記録ID: 126868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

オレが塩見だ! ドーンと塩見岳(鳥倉林道からピストン)

2011年08月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:29
距離
25.6km
登り
2,554m
下り
2,545m

コースタイム

04:00 ゲート出発
(MTB)
04:18 鳥倉(豊口)登山口 04:25
05:21 豊口山間のコル
05:44 水場(6/10-7/10間) 05:50
06:10 塩川登山口分岐(登山道崩落のため通行止め)
06:30 三伏峠(三伏峠小屋) 06:36
06:38 烏帽子岳分岐
06:46 三伏山山頂
07:36 本谷山山頂
08:55 塩見新道分岐
09:08 塩見小屋
10:08 塩見岳西峰
10:12 塩見岳東峰 10:18
10:21 塩見岳西峰
11:09 塩見小屋 11:15
11:28 塩見新道分岐
12:44 本谷山山頂
12:59 三伏沢分岐
13:25 三伏山山頂
13:33 三伏峠小屋
13:47 塩川小屋分岐
14:01 水場 14:06
14:32 豊口山間のコル
15:10 鳥倉登山口 15:14
(MTB)
15:23 ゲート前駐車場



天候 朝晴れ、10時半頃よりガス、12時頃より雷雲らしき、13時頃から小雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
都内-(中央道)-伊那IC-高遠-(秋葉街道)-分杭峠-戸台口(仙流荘分岐確認)-大鹿村-(鳥倉林道)-ゲート前駐車場
コース状況/
危険箇所等
大鹿村大河原から鳥倉林道へ入る道は、夜間不明瞭なので注意してください。
車のナビが案内しているのに、何回も間違えました。

鳥倉(豊口)登山口には登山ポストと臨時のトイレが設置されています。
ゲートから登山口までは、一見平坦に見えますが、結構な登りです。
登りは一汗かきます。帰りは超楽チンですが、カーブにガードレールがほとんど無いので、スピード出し過ぎは要注意です。
ここはママチャリではチョット無理。

登山口から三伏峠までの間、水場は一カ所です。6/10-7/10間(6合目?と7合目の間)の水は冷たくて美味しい。
下山時、7合目より上で水場を聞かれましたが、7合目より上は三伏沢以外に水場は無いと思います。
2リットル千円の水場はあります。



04:00
ゲートをMTBで出発です。
明かりはヘッデンとチャリライト。
04:00
ゲートをMTBで出発です。
明かりはヘッデンとチャリライト。
登山口から三伏峠まで
0/10から10/10の表示が
あります。
登山口から三伏峠まで
0/10から10/10の表示が
あります。
豊口山間のコル
ここからは比較的
楽な登りが続きます。
豊口山間のコル
ここからは比較的
楽な登りが続きます。
こんな感じの橋、
手作り感があって
好きです。
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こんな感じの橋、
手作り感があって
好きです。
見た目より
しっかりしてます。
見た目より
しっかりしてます。
こんな感じの
苔のある道を
行きます。
こんな感じの
苔のある道を
行きます。
水場です。
ハイドレーションパックの
水を入れ替えました。
水場です。
ハイドレーションパックの
水を入れ替えました。
塩川登山口分岐
樹林帯最後の登りです。
ここを抜けると、
樹林帯最後の登りです。
ここを抜けると、
あと200歩で
三伏峠です。
あと200歩で
三伏峠です。
6:30
三伏峠に到着です。
6:30
三伏峠に到着です。
三伏峠小屋は立派。
ブルーシートの
雨よけがあります。
三伏峠小屋は立派。
ブルーシートの
雨よけがあります。
烏帽子岳への分岐です。
帰りに時間があったら
寄るつもり。
烏帽子岳への分岐です。
帰りに時間があったら
寄るつもり。
ほどなく三伏山の
山頂です。
ほどなく三伏山の
山頂です。
ここでドーンと
オレが塩見だ!
(逆光ですが)
2
ここでドーンと
オレが塩見だ!
(逆光ですが)
千丈も負けじと、、、
1
千丈も負けじと、、、
北岳と間ノ岳も、、、
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北岳と間ノ岳も、、、
中央アルプスに
北アルプス
目を転じれば奥に
大沢岳、聖岳
赤石岳方面

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目を転じれば奥に
大沢岳、聖岳
赤石岳方面

三伏峠小屋
三伏山から下って
本谷山へ向かいます。
三伏峠小屋
三伏山から下って
本谷山へ向かいます。
本谷山への登りには
お花畑があります。
本谷山への登りには
お花畑があります。
明るいお花畑の中を
登って行きます。
明るいお花畑の中を
登って行きます。
本谷山に到着。
ここの眺望は
素晴らしい。
本谷山に到着。
ここの眺望は
素晴らしい。
仙丈ヶ岳の
右手には
仙丈ヶ岳の
右手には
甲斐駒ヶ岳も
見えてきました。
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甲斐駒ヶ岳も
見えてきました。
北アルプス
中央に槍ヶ岳
北アルプス
中央に槍ヶ岳
塩見岳を見ながらの
アップダウンが
続きます。
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塩見岳を見ながらの
アップダウンが
続きます。
悪沢岳も見えてきました。
悪沢岳も見えてきました。
少しずつ塩見岳が
大きくなってきます。
少しずつ塩見岳が
大きくなってきます。
荒川岳(中岳、前岳)も
きれいに姿を現しました。
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荒川岳(中岳、前岳)も
きれいに姿を現しました。
塩見新道の分岐を
過ぎると
塩見新道の分岐を
過ぎると
塩見小屋のメニューが
あります。
水2リットル千円か、、、
1
塩見小屋のメニューが
あります。
水2リットル千円か、、、
山小屋らしいいい感じの
塩見小屋。

1
山小屋らしいいい感じの
塩見小屋。

塩見小屋の上
小ピークからの
塩見岳
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塩見小屋の上
小ピークからの
塩見岳
右に天狗岩と奥に塩見西峰
ここから山頂への
登りが始まります。
右に天狗岩と奥に塩見西峰
ここから山頂への
登りが始まります。
白根三山にガスが
かかってきました。
山頂へ急ぎます。
白根三山にガスが
かかってきました。
山頂へ急ぎます。
なんとも
ほほえましい
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なんとも
ほほえましい
荒川三山なんて、
一まとめにして欲しくない
存在感のある悪沢岳。
荒川三山なんて、
一まとめにして欲しくない
存在感のある悪沢岳。
荒川岳(中岳、前岳)
悪沢岳の付録では
チョット寂しい。

荒川岳(中岳、前岳)
悪沢岳の付録では
チョット寂しい。

天狗岩上部と青空。
天狗岩上部と青空。
西峰への登りです。
後にチョコッと東峰。
まだガスは大丈夫。
西峰への登りです。
後にチョコッと東峰。
まだガスは大丈夫。
西峰へ登る途中から
下を見ると、、
西峰へ登る途中から
下を見ると、、
上を見上げると、、
黄色いマークがあるので
安心です。
上を見上げると、、
黄色いマークがあるので
安心です。
急な岩場ですが
手掛かり足掛かりは
豊富で十分です。
急な岩場ですが
手掛かり足掛かりは
豊富で十分です。
塩見岳西峰
塩見岳東峰
蝙蝠岳への稜線。
ぜひ歩いてみたい
ものです。
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蝙蝠岳への稜線。
ぜひ歩いてみたい
ものです。
右奥が三伏峠
烏帽子岳から小河内岳
荒川岳、赤石岳はガスの中。
右奥が三伏峠
烏帽子岳から小河内岳
荒川岳、赤石岳はガスの中。
東峰から見た
西峰と登山者
東峰から見た
西峰と登山者
ガスが上がってきて、
黒い雲も見えだしたので
急いで下山します。
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ガスが上がってきて、
黒い雲も見えだしたので
急いで下山します。
山頂にはガスが、、
登る人が多いと
下山は停滞します。
山頂にはガスが、、
登る人が多いと
下山は停滞します。
塩見小屋の売店です。
帰りのガソリン補給。
だれの靴?
塩見小屋の売店です。
帰りのガソリン補給。
だれの靴?
本谷山から三伏沢への
お花畑。きれいです。
黒い雲が目立ってきました。
本谷山から三伏沢への
お花畑。きれいです。
黒い雲が目立ってきました。
三伏山まで戻ってきました。
ここでポツポツと雨が。
雷が来る前に樹林帯へ、、
三伏山まで戻ってきました。
ここでポツポツと雨が。
雷が来る前に樹林帯へ、、
三伏峠小屋のテント場。
雨はポツポツ程度なので
着替えずに駆け下ります。
三伏峠小屋のテント場。
雨はポツポツ程度なので
着替えずに駆け下ります。
当初予定していた
塩川ルートは
道路崩壊で通行止め。
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当初予定していた
塩川ルートは
道路崩壊で通行止め。
水場です。明日の仙丈用に
ハイドレーションパックを
満タンに。
水場です。明日の仙丈用に
ハイドレーションパックを
満タンに。
豊口山間のコル
ここから30分(道標)
無理40分
豊口山間のコル
ここから30分(道標)
無理40分
1/10付近に群生する
ヒヨドリバナ(?)と
アサギマダラ
1/10付近に群生する
ヒヨドリバナ(?)と
アサギマダラ
15:10
登山口に戻ってきました。
雨も雷も樹林帯に入って
静かでした。
15:10
登山口に戻ってきました。
雨も雷も樹林帯に入って
静かでした。
登山口のバス停に
括り付けたMTB。
登山口のバス停に
括り付けたMTB。
帰りは快適でした。
登山口からゲートまで
10分足らず。
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帰りは快適でした。
登山口からゲートまで
10分足らず。
光と影(1)
光と影(2)
光と影(3)
光と影(4)
残っていてくれた花たち
(順不同/誤記陳謝)
タカネグンナイフウロ
2
残っていてくれた花たち
(順不同/誤記陳謝)
タカネグンナイフウロ
イワツメクサ
ミヤマバイケイソウ
ミヤマバイケイソウ
タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ
セリバシオガマ
ゴゼンタチバナ
お花畑も
もう少し
楽しめそう
ですネ。

感想

南アルプスでは、あまりいい思いをしたことがなかったが、塩見岳には前から行きたいと思っていた。
兜と称される塩見岳、北岳や甲斐駒ほど派手ではないが、以前、農鳥岳から見えた塩見岳は存在感があった。
当初、塩川土場からクラシックルートのピストンを考えていたが、登山道崩落の情報があり、鳥倉林道からのピストンに変更した。

登山道で嫌いなのは、舗装された林道歩き、そこでMTBの出番。
ゲートから登山口まで、一見平坦に見えますが、結構な登りです。
MTBの18段ギヤを駆使してもかなりシンドイです。歩いた方が楽かも、、、

鳥倉登山口から豊口山間のコルまではチョット登りますが、コルから三伏峠までは樹林帯の優しい登山道で、ゆっくりと高度を上げます。
道標は少ないですが、0/10から10/10の10段階の目印があり、自分の位置が確認できます。また、要所に赤テープがあり、明瞭な登山道は迷うことはありません。
深い塩見岳のイメージとは異なり、よく整備された登山道です。

水場は一カ所だけしか確認できませんでした。
6/10と7/10間にある水場は、水量も豊富で(この時期だけかも)冷たくて美味しい。
ハイドロパックの2リットルをすべて入れ替えました。

樹林帯を上り詰めると三伏峠、三伏峠小屋があります。
ここまであまり眺望はよくありませんが、最初のピーク三伏山の山頂に経つと視界が開けます。

次のピーク本谷山までは、一旦高度を下げて登り直します。
本谷山の登りには、お花畑が広がっています。
本谷山も眺望は素晴らしく、中央アルプスや北アルプスまで、(晴れていれば)見渡すことができます。

本谷山からは、樹林帯の登山道ですが、木々の間から見える塩見岳が大きくなっていくのが実感できます。
塩見小屋までは厳しい登山道ではありません。
塩見小屋からは目の前に迫力ある塩見岳が迫っています。

塩見岳の登りは、急登な岩稜の登りですが、マークも分かりやすく手掛かりも豊富で、安心して登れます。
(やはり晴れていれば)360度の眺望です。

9時過ぎ頃から多少ガスが上がってきました。
急いで山頂を目指しましたが、ガスは早いです。
山頂に5分もいない間に荒川、赤石方面はガスに覆われました。

10時過ぎ、黒い雲も見え始めたので、急いで退散することにしました。
山頂からは、帰路のコースが見えています。
本谷山から三伏山、三伏峠へ、稜線で雷が来ると怖いです。

本谷山に着く頃はガスで塩見岳も見えません。
三伏山でが小雨も降ってきました。
烏帽子岳の分岐では、時間があったらお花畑と烏帽子岳を往復するつもりでしたが、この時点では頭から消えていました。

三伏峠小屋では雨具に着替えている登山者もいましたが、小雨なのでそのまま樹林帯を駆け下りました。
樹林帯に入ってからは、雨にも濡れず、雷鳴を聞きこともなく、快適な山行となりました。

塩見岳への鳥倉林道コースは、時間的には十分日帰りが可能ですが、山頂での眺望を楽しむなら、9時前には山頂に立っていたいです。
また、雷雨や夕立を避ける意味でも、12時には稜線を離れていた方がいいと思います。

今回、十数組の登山者とお会いしましたが、話してみると日帰りは私だけだったようです。
マイカーの方は塩見小屋に一泊して、バスで来られる方は三伏峠小屋に泊まって、
早朝の塩見岳に登るのが一般的なようです。
日帰りでは夕日を楽しむわけにはいきません。



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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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