独峰山、於法岳-秋山-八郎岳-天狗森[下北半島縦走] 2017夏山
- GPS
- 50:39
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,427m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:38
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:30
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:09
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:56
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 11:19
天候 | 9月23日、曇り一時晴れのち雨 9月24日、小雨のち曇りのち晴れ 9月25日、晴れ 9月26日、晴れ 9月27日、晴れのち雨 9月28日、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
04:10 自宅~徒歩 04:40 町田 04:55 小田急小田原線、準急新宿行、370円 05:38 新宿 05:47 JR山手線、外回り、11490円 05:56 池袋 06:01 JR埼京線、川越行 06:36 大宮 06:58 東北新幹線、はやぶさ1号、新函館北斗行、指定席6470円 09:21 八戸 09:33 青い森鉄道、大湊線直通、快速下北、大湊行、 11:13 大湊 JRバス東北、土曜日→休日ダイヤの為、乗り遅れ 13:42 川内、川内までタクシー、6000円でメーターを停めてもらう。 復路 9月28日(木)復路計:20110円+500円(船)+6000円(宿) 11:47 宿野部小学校跡地 13:00 JRバス東北、田名部行、1230円 13:55 下北駅通り 17:05 JR大湊線、野辺地行、11840円 18:02 野辺地 18:07 青い森鉄道、青森行 18:56 青森(泊) 9月29日(金) 09:00 青森・青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸、見学 500円 10:30 青森 10:40 JR奥羽線、秋田行 10:45 新青森 11:52 JR東北新幹線、指定券6470円 14:38 大宮 14:53 JR埼京線、りんかい線直通新木場行 15:27 新宿 15:31 小田急小田原線、快速急行、藤沢行、370円 16:05 町田 16:10 神奈川中央交通、200円 16:24 南中学校前 16:30 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
独峯山、於法岳以外は登山道はありません。藪が濃いか薄いかの違い→藪歩きは平均時速500m位で計算するとちょうど良い。 一部に古い林道の痕跡がある部分もあるが、年月が経っている為、普通に歩ける部分はほんの一部にとどまる。また、地図に記入されていない為、何処に向かっているかわからない |
その他周辺情報 | 前回の登山、入笠山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1253214.html 次回の登山、早池峰 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1284966.html 前回の下北半島縦走Δ竜録「白土山-三森山-大作山-縫道石山」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-995152.html バス時刻、バス停確認はバスルート http://map.bus-routes.net/ ユ藤パン(笑) http://www.kudopan.co.jp/ 関乃井酒造 http://sekinoi.co.jp/flash/ |
写真
感想
当初、職場が忙しく、8月に休みが取れず、9月に夏休みを取ることになったので、尾瀬の周辺へ行く計画も作っていたが、9月の最終週に休む予定にして、秋に行く予定だった下北半島へ行くことにした。気温や虫の発生状況に不確定な要素があったが、袖の長さを変えた服を持って、蚊取り線香は置いて行くことにした。
初日、大湊駅でバス時間があると思い、付近を散策していると、脇野沢行表示のバスが走り去るのを目撃!あれ?あと1時間あるはずなのに?と思って、駅まで戻ると、土曜日も休日ダイヤである事を読み間違えていた。次のバスでは夕方になってしまう為、仕方なくタクシーを使うことにする。中央タクシー、畑○氏に川内までいくらか?訊くと、6000円でいいよと言っていただく。川内まで数キロの所で、メーターは6000円になったので、メータを停めてくれた。途中、地元の方ではないね?ここは初めて?とかいろいろ聞かれ、30年ほど前、働いていた事など話すと、近くに在った飲み屋の話や名物マスターが亡くなった話など、バスでは得られなかった地元情報を得られたのは、懐かしく、大金をはたいてしまったが、それはそれで良かったのかも。近くの海岸にトイレがあったので水を汲もうと思ったが、すでにシーズンオフで閉鎖され、水道も使えなかった。近くの自販機で500ccの水を4本買う。適当ところで、独峰山に近い山道に入って行くが、まだ秋には早く、藪蚊がいるので、防虫ネットを被って登る。蚊取り線香を置いて来たことを後悔するが、行動中はネットを被り、夜には虫は出なかったので良かった。また、この防虫ネットは藪での草木の跳ね返りから、目や鼻に直接当たらないことが、好都合であることが判った。多少視界が見にくいのは確かだが、歩くのが遅いので問題はないと感じる。独峰山の頂上には、古い石碑があり、この石碑に独峯山と書かれている事からの由来の様だ。北西に下ると、水道施設の所に出てきた。
車道を銀杏木、安部城と進み、老人ホームの所から沢沿いの遊歩道があるかと思ったら、途中で水没していた。車道に戻り、発電所の手前約1Kmの道路沿いの林の中に空き地があったので、キャンプ。ちょうど林の後ろで、車のライトが気にならないのがいい。
2日目、発電所の少し先の橋のある所から、遊歩道が生きていた。下戸ヶ渕のそばの沢で水を汲み、林道を登る。予定では三角点のある505.4を目指して行くつもりだったが、少し早く登り過ぎた。この尾根には、作業道っぽい薄い踏み跡があり、割と登り易かった。尾根に出ればいつもの背丈ほどの笹藪が続く。於法岳まで、ただ高いところをひたすら目指す。山頂は平坦でどこが山頂だかわからない感じだが、それでも少しでも高い所を目指して歩いて行くと、まるで墓標の様なものが沢山立っている場所が出てきてびっくり。そこが山頂の様で、手製の標識もあった。小学校の親子登山の文字が見え、回数表示があって、数十回の登山が行われたことははっきり分かるが、その後、継続はしていないようであった。あとで調べた所、二川小学校というのは、川内第二小学校のことのようで、2010年にすでに閉校になったらしい。その為、南に登山道があり、途中まで下って行ったが、私の目指す所と違うので、途中に引き返し隣の尾根に乗り換える。三角点のある500.5の山頂に着いて、石を探したが、埋もれているのか?見つからなかった。ここで泊まる。
3日目、△500.5からの下りで、目の前に見える尾根を目的地と間違え、尾根に幾筋も付いている古い林道の痕跡を辿り、何度も同じところをあるいてしまった。リングワンデリング状態になった。夕方諦めて、新しい林道の上でキャンプし明日は林道を下って帰ろうかとも思ったのだが、一夜明けても、天気も良いしやっぱり500.5まで登り返して、やり直すことにした。丸一日ロスしてしまった。
4日目、再び△500.5まで登り返す。意外とあっさり登れた。もう一度尾根を忠実に下り、ちょこっと登り返した所から、北西にも尾根があるのを確認して、南へ下る。なかなか進まないが、突然林道跡に出る。少し休んで林道を進んでみるも、すぐに倒木に阻まれ進めない。尾根を行った方がまし。と思ったのも、今度はヒバ林の幼木の密生帯、薄暗くて、足元が良く見えないので、一歩一歩が恐る恐るって感じ。藪の深さがわからないのが怖い。P366過ぎ、林道が徐々に歩きやすくなる。P424〜P421は林道が草だけで歩きやすい。P421の手前の小ピークを巻くと陸奥湾の良く見える場所に出た。対岸の夏泊半島だろうか?良く見える。ちょうど沢に一番近い場所で、水を汲みに下る。5分ほどで沢に出る。夕方、月が出ていた数日前より太っている。前回は二十三夜かと思ったら、違った。
5日目、三角点の593.5付近、古い林道跡、最高地点の藪を登ると、三角点があった。この先、クランク状に尾根を曲がる、相変わらずの笹藪、北に縫道石山が見えた。野平の平地、川内ダムの湖水が徐々に見えてきた。P603を過ぎたところで、少し大きめの標石が出てきたので、秋山に着いたと思って、少し休んで写真とか撮っていると、さらに西に小山が見えるではないか?あれ?ここは秋山ではなかったか・・・標石の文字を読もうと擦ってみたのだが、わからなかった。あわててもう少し歩く。密な笹藪の中に秋山三角点はあった。狭苦しいので、先へ進む。少し南へ下って、南西へ次の尾根へ進む。少し下り過ぎたようで、尾根が少し上に見える。笹藪を振り子トラバース風に尾根の真ん中へ行く。八郎岳と天狗森が見えた。しかし、ここから、先の見えない、藪を進んでいくうちに、下り過ぎたようで、現在位置がわからなくなった。とにかく西へ進んでみようと、近くの木に登ってみた。振り返ると秋山が見える。小さな沢に当たり、かなり下ってしまった事を実感する。沢をほんの少し詰めて、さらに西へ行くと当初目指した尾根に出た様子。何とか南下して、登り始める部分まで来た。倒木で広がった広場で少し休む。残業時間の突入。本日分のパンをたべてしまったので、桃のシロップ漬けみたいなのを食べ、もう少し歩く。どうにか八郎岳の肩まで行くことが出来た。ブナの木が点在する腰高の笹原だ。ブナの木の下は枝が落ちると怖いので、倒木と倒木の根がひっくり返った所を支点にしてツェルト。今晩は雨予報なので、念入りにフライを張る。
6日目は雨と言うことで、予定を短縮。というかすでに大幅に遅れている八郎岳まで、緩い登りの笹原。山頂はガスで、周りが見えず。ブナの木が点在する。天気が良ければ少しは展望がありそう。コンパスを頼りに天狗森を目指す。下り傾向で1Kmほど、すぐに着くと思ったがなかなか厳しい登り、青森ヒバ、倒木に、急登でなかなか進まず。やっとの思いで頂上へ。苔むした三角点があるのみ。途中、川内付近の海岸線も少し見える。が雨で濡れて寒い。間髪入れずに下る。が下る尾根にも倒木多数。少し下って東の尾根に向かう。一瞬、当初の予定ルートの尾根も少し見えた。途中にも古い林道跡の崖があり、沢沿いの林道に出る所でも崖があったが、少し場所をずらして辛くも沢沿いの林道に着地出来た。宿野部まで2Km位近くまで、アスファルト舗装はされていない。途中2つほど小さなダム。堰堤と言っても良いのが、あった。バスに乗る時に小銭がなかったので、小銭がないので、途中で両替させてください、というと、何処まで乗るかと訊かれて、下北駅か〜大湊駅か〜という、下北駅〜というと怪訝な顔をされた。この国鉄バスは、下北駅には寄らないんだった・・・同じJR系列?なのに・・・下北駅は下北交通の守備範囲なのだ。大湊駅で帰りの切符を買って、バスに戻る。結局、下北駅に近い、下北駅通りというバス停で降りる。駅まで5分?ほどかかる。駅前の土産物屋に寄りたかったからなのだが。寄り道した為。すぐ後の汽車に乗り遅れてしまった。その後の汽車は5時台だと!時間が余ったので、コインランドリーを近くの広告地図を見つけて行ってみた。30分近くかかった。洗濯に20分位かかってちょうど良い時間に再び下北駅に戻ってきた。
大湊線で野辺地へ行く。途中、車窓風景が日没時間とかさなり、美しい夕焼けが見える。必死にカメラを向けて何度か撮った。野辺地から青い森鉄道と名前を変えた東北本線で青森駅へ向かう。すっかり暗くなってしまったが、駅に停まる度に高校生達が次から次へと乗って来て、満員になってしまった。ふざける学生、まじめな学生、それぞれ見るのが楽しい。
青森駅に着いて、駅前の案内板を見て、適当な宿を探して荷物を置いて、夕食を食べに行く。食堂が混んでいたので、土産物屋で情報をもらおうと思って訊いたら、その混んでいる食堂が良いと言うので少し待ってそこで食べた。帆立の刺身の定食だったかな?
宿に戻って風呂入った後、濡れ物をハンガーにかけて、テントやフライなども、浴室に吊るして乾かす。
朝食はバイキング形式で、同系列の近くのホテルへ行って食べる。おなかいっぱい食べたが、いろいろ選べてよかった。お金はかかるが、風呂入って、朝食もあれば、安心して寝られることを思うと、それほど高いとも思えなくなった。
駅の方へ戻って、青函連絡船「八甲田丸」を見に行く。開館までほんのちょっと早かったようだ、船首のほうへ回って写真などを撮ったら時間になって入れた。受付で大きなザックを見かねて預かってくれる。時間をかけて念入りに見学して写真をいっぱい撮った。昔、青森駅前にあったりんご市場とか再現されていて、そういえば、りんご買ったなぁ〜などと懐かしく思い出す。昔のニュース映像とかが上映されていて、それらもしっかり見た。順路に沿って歩いたが、自分が乗ったときの3等船室?というか雑魚寝部屋のようなところは見当たらなかったが、ニュース映像にチラッと映ったような気もした。受付に戻って荷物預かり証みたいなのを探したのだが見つからずにいたのだが、でかいザックは間違えようもなく、返してくれた。駅へ向かうと雨が降っている。新青森へ移動し駅で時間があったので、待合室で駅弁を食べる。そして新幹線で帰る。
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