広河原を拠点に小太郎山とアサヨ峰(思い立ってのテント泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 3,109m
- 下り
- 2,586m
コースタイム
8/14 5:40広河原-6:05広河原峠入口-7:54広河原峠8:17-8:43早川尾根小屋8:48-9:57ミヨシノ頭-10:57アサヨ峰11:30-12:10栗沢山12:20-13:10仙水峠13:15-13:40仙水小屋13:48-14:27北沢峠
天候 | 8/13 晴れ後ガス時々小雨 8/14 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あまり遅く着くと坂の下の方に停めさせられますので、前日入り可能な場合にはなるべく早い時間がお勧めです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■北岳・御池コース 急登がしばらく続きますが、コースはよく整備されています。 今年は去年以上に歩きやすくなっていました。 危険箇所はありません。 ■北岳・草滑りコース 小太郎尾根分岐に出るまで急登が続きます。 ザレた坂道なので下山時には注意が必要です。 危険箇所はありません。 ■小太郎尾根〜小太郎山 踏み跡明瞭ですが、岩稜帯の一部で小ピークを巻く箇所があり、 そこはペンキが不明瞭なためミスコースする恐れがあります。 (帰りにコースを間違えました) 見通しが効いているうちは目指す場所が見えるので問題ありませんが、 ガスが出ているときには行かない方が良いかもしれません。 ■広河原〜広河原峠 登り始めから広河原峠まで急登が続きます。 途中、水が流れる上を歩くところがあるため足元注意です。 急ながらも梯子やロープが出てくる場所は一切ありません。 個人的な感覚ですが、白鳳峠に向かう登山道よりは歩きやすく感じました。 ■早川尾根(広河原峠〜アサヨ峰) 樹林帯の稜線歩きです。小さなアップダウンを繰り返します。 ミヨシノ頭の直下は急登で、足場も良くない場所があります。 アサヨ峰に近くなるとハイマツがうるさくなりますが、踏み跡はしっかりしています。 ■アサヨ峰〜仙水峠 栗沢山に向かう岩稜帯はペンキも多く、道迷いの心配はありません。 アサヨ峰に一番近い小ピークのあとは一気に下りますが、ロープや鎖は一切なく気を遣う場所があります。 栗沢山〜仙水峠の下りはコースタイムで1時間ですが、それ以上に長く感じる急な坂道です。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今回の山行を思いついたのが金曜日の帰宅途中の車の中でした。
最初は日帰りで小太郎山だけを考えていたのですが、2日間なら時間もあるし、
折角なら行ったことのない山に行こうと思い立ちました。
1日目は朝一番の乗合タクシーで広河原に向かい、到着してすぐに広河原山荘で
テントの設営を済ませ、小太郎山に向かいます。
当初の計画では北岳にも登る予定でしたが、白根御池小屋に着くころには
山頂もガスっていて今回は見送ることにしました。
白根御池小屋で休憩していると、どこかで見た事がある人が・・・
i_wata18さんでした!
ヤマレコTシャツのおかげですぐにわかりました(笑
小太郎山まで順調に足を進めていましたが、その岐路に異変が起きました。
軽い熱中症にかかってしまったようで、疲れがどっと押し寄せてきて少し歩いては
足が止まり、時々吐き気まで感じるようになりました。
御池小屋から小太郎山をピストンするのに用意した水は1リットルで、
消費を抑えながら歩いていましたが、人一倍汗をかく自分には少なすぎました。
なんとか御池小屋まで下りて水分補給と、ずっと食べたかった白桃ソフトを頂きました。
どんなに具合が悪くてもここのソフトクリームは食べたいのです(笑
しばらく休憩して少しは良くなってきた気がしたので、やっとの思いで
広河原山荘まで下山しました。
食欲も全くない中で無理やり詰め込んでとにかく寝ました。
18時には寝てました。そして次に目が覚めたのは朝4時でした(笑
2日目は広河原山荘にテントを張りっぱなしでアサヨ峰まで行く計画でしたが、
サブザックでは不安なのと、どうせザックを持って行くならテントくらい
担いでいても大差ないと判断して撤収しました。
前日と同じ失敗をしないよう、水はやや多めに持ち、1時間以内に水分補給を
するよう気をつけました。
今度は具合が悪くなることもなくなり、予定通りの時刻にアサヨ峰に着きました。
帰りはピストンでと思っていましたが、栗沢山に向かう岩稜帯がとても楽しそうに写り、
そっちに向かって歩くことにしました。
ただピストンするよりも行った事のない道を歩く方が楽しいし!
色々な人から声をかけられて単独ながらも楽しい2日間になりました。
仙水峠に向かう途中では、単独の女性で光岳から9泊の縦走中という凄い人に会いました。
時間があるってうらやましいですね。
いつかやってみたいものです!
コメント
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hiro-tさん、こんばんは
あえてアサヨ峰と小太郎山とは渋いですね
こういう歩き方好きです 比較的静かだったでしょうね
「行った事のない道を歩く方が楽しい」・・まさにその通りですね
早川尾根、ガスの中を歩いた時同じく甲斐駒がガス切れてみえたとき感激しました。
時に私もド汗かきなので困っています。
でも汗をかくということは体の機能がいいのかと自分を慰めていますが
hiro-tさん、こんにちは。
小太郎山歩き、お疲れさまです。
熱中症ですが、大事に至らなくよかったですね。
コマメな水分補給は難しいです。私もどちらかというと大汗かきで、それ
でいてあまり水分を摂らない方です。いつも、叱られています・・・。
shira-gaさん
両方とも狙って行かないと行けないところだったので、
今回行ってきました。
お察しの通り、小太郎尾根分岐までの道以外はあまり
人に会わず静かでした。
そのおかげかすれ違う人との会話も弾んでついつい
長い休憩になってしまいました(笑
大汗かきは代謝が良いといわれますが、病的に汗が
流れるので最近は頭に巻くタオルと汗を拭うハンカチの
2枚体制で歩いています
頭のタオルは30分も歩くと、絞ると汗が大量に流れ出てきます
tayukayuさん
ホント危ないところでした。
何もなかったから言えるのですが、今回ので自分に
必要な水量の限界がわかった気がします(笑
こまめな水分補給、気にしていないとできないですね。
先を見て「あそこまで行ったら水を摂ろう」という
感じで歩きました。
次の山はどちらへ行かれるのでしょうか
hiro-tさん こんちは
小太郎山とアサヨ峰だけってところが
いいですね〜
知る人は知っているが、知らない人は全く知らない
シリーズというのはどうでしょう? 笑
こんどは仙丈の裏の方に行きませんか?
知る人は知っているが、知らない人は全く知らない
シリーズで
御池小屋では先発されましたね?
写真撮るときご一緒に、と探したら見つかりませんでした。
to4さん
栗沢山で会った登山者に「小太郎山ってどこにあるの?」
と聞かれました(笑
一方で、栗沢山を下っているときに出会った登山者には
「あそこも行ってみたいんですよ〜」と言われたりと、
知る人ぞ知る場所ですね
仙丈の裏側・・・地蔵尾根ですか?
塩仙尾根も気になってます。
是非ご一緒させてください
i_wata18さん
かなりのんびりしてしまったので先発しました
写真にご一緒できずすみませんでした
またどこかでお会いした際には是非!
hiro-tさん、こんにちは。
アサヨ峰前後の稜線、いい感じですよね。
私が歩いた時もすっきりと晴れではなかったので、
いつか再訪したいと思っています。
広河原でのベースキャンプ方式ですか!
(二日目は撤収しているので、厳密には違うかな?)
これは、考えたことがありませんでした。
こういうパターンのテント泊は大好きなので、参考に
させていただきます
仙水小屋の水は美味しいですよね
youtaroさん
早川尾根は思っていた以上に長大でした!
今回は小太郎山とアサヨ峰を一度に歩きたいという欲張りな
計画だったので広河原ベースになりました
当初はテントも張りっ放しのBC方式の予定だったのですが、
初日に体調を崩してしまい、アサヨ峰から下山したあと
また撤収に戻ってくるのが面倒になってしまいました(笑
両俣小屋BCも面白そうだなぁと思ってます
ちなみに仙水小屋の水は駆けつけ3杯頂きました
hiro-tさん、こんばんは。
アサヨ峰&小太郎山お疲れ様でした。
アサヨ峰の稜線がとっても気になリます
熱中症は大変でしたね
この時期は、意識的にこまめな水分補給が必要ですね。
ということでハイドレーションですね
それにしても、体調不良の中、
御池での白桃ソフトを外さないあたりがさすがですね
私もたべたぁ〜い!
erikkoさん
甲斐駒から夜叉神まで一気に歩きたい稜線ですよ
逆でもありだと思います。
ハイドレーション用意しました(笑
時間がなくてまだ開けてもいないのですが・・・
生ビールもいいと思います
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