剱岳(早月尾根ピストン/1泊2日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 2,310m
- 下り
- 2,296m
コースタイム
09:30 駐車場発
09:40 登山口(標高760m)
11:35 標高1400m
13:35 標高2000m
14:20 早月小屋着
<1日目トータル 4時間50分>
●2日目
04:20 早月小屋発
07:15 剱岳山頂
<登りトータル約3時間>
07:50 下山開始
10:25 早月小屋着
<下りトータル約2時間35分>
11:40 早月小屋発
16:00 登山口着
<トータル4時間20分orz>
天候 | 1日目:曇りがち、夕方から快方 2日目:午前中ほぼピーカン、午後曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
登山口近くは満車だったゆえ、 そのひとつ手前の空き地みたいな駐車場を利用 (登山口のすぐ手前に路駐多し) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は一般的には剣岳へのクサリ場。 ただ想像していたよりもずっと容易でした(個人的には)。 クサリ場よりもザレ場の方が危険度は高いと思います。 不注意による落石の恐れが常につきまとい、 特に自分よりも下方に人がいる場合、かなり神経を使います。 ヘルメットがあれば持っていった方がベターだと思います。 (自分たちは持っていかなかったが、ちょっと反省) 下山後はアルプスの湯へ。大人600円 ※9/22追記 8/28日にカニノハサミ付近で転落事故があったようです。 原因は落石とのこと。気を付けたい。 |
写真
感想
めちゃ、しんどかったorz
詳細はまた後日
***********8/16追記************
お盆。
当初、昨年撤退した不帰ノ劍のリベンジを3泊4日で画策。
白馬〜不帰ノ劍〜唐松〜五竜〜鹿島槍を縦走するつもりだったが
仕事が片づかずあえなく断念。
僕らに許された時間は土日の1泊2日のみ。
さて、どーする?
ならば1泊2日で行けるところへ、ということで急遽予定を変更し、
早月尾根から剱岳へのテン泊山行に決定。
事前に調べると日帰りしている人もいるではないか。
「ほな1泊2日やったら楽勝やん♥」と思いきや、これが大間違い。
僕らにとっては非常に厳しい山行となりました。
初日は登山口から早月小屋まで。標高差は約1500m。
登山口から高低差約100mの急登がはじまり、いきなり汗だくになる。
その後、松尾平(国土地理院参照)という辺りまでゆるやかな尾根道が続くが、
標高1050m辺りからはまた登りがはじまり、小屋までほぼずっと登りっぱなしに。
まだ午前中だったけどめちゃ暑く、湿度も高くて不快極まりない。
途中、荷揚げ中だった早月小屋の方とお会いした。
話しをうかがったところ、この日はまだ涼しい方だとか。
登山道は所々土嚢で整備されているも(感謝!)、
木や根が登山道を横切る個所も多く、非常に歩きづらい。
登りのみならず下りも手こずるはめに。
これまでいかに整備された登山道ばかり歩いてきたのかを改めて思い知らされた。
それでも9時30分頃に駐車場を出発して、14時20分頃に小屋へ到着。
まずまず予定通りのタイムだ。
幕営指定場所はそこまで広くないので、
この日はヘリポートと思われる場所もテントで一杯に。
小屋泊まりの方に聞くと、布団3枚に4人程度だったとか。
夕方、ブロッケン出まくり。
やがて西の空が真っ赤に染まり、
その後下界の街灯りに富山湾の弧が浮かび上がる
折しも盆、打ち上げ花火が小さく小さく見えた。
メシを喰って、ビールを飲んで、周りの方々とお話しして
いつもどおり楽しいひとときを過ごす。
埼玉のお兄さん、大津のおとーさん、愛知のご夫婦、
そのほかのみなさん、ありがとうございました。
この日は満月の1日前。
ときおり切れる雲の隙間から明るい月が山々を照らす。
ペルセウス流星群にも期待して21時まで粘るも流れ星見えず。
寝袋にもぐりこんで爆睡。初日を終えた。
2日目。
2時過ぎに目が覚めるが、そのまま3時までまどろむ。
3時過ぎにテントを出ると、月が眩しいほどだった。
メシを喰って4時20分頃にテン場を出発、剱を目指す。
暗いなかしばらく樹林帯を歩き、
尾根へ出るころには空が明るくなっていた。
標高2800m、山頂まであと700mのところまで2時間ちょい。
ここからが核心部、と思いきや、
危険個所にはぶっといクサリが設置されていて安心感がある。
高度感もあまりなかったのでチト拍子抜け。
3時間弱で山頂に到着。
ずっと行きたかった山だけに感動もひとしおだ。
山頂は人だらけ。
早月側からはもちろん、室堂側からもどんどん登ってくる。
さすがはお盆の剱である。
でも、360℃(死ぬっちゅーねん!「°」の間違い。取消線の設定が欲しい)の絶景を眺めることができ非常に満足。
約35分山頂に滞在して下山。
小屋まで約2時間半。ま、こんなもんだ。
と、ここまでは予定通り。
ただ、ここからが悲惨だった。
小屋でメシを喰ってテントをたたんで、11時40分に下山開始。
3時間もあれば余裕で登山口に着くだろうと高をくくっていたが、
いやいや、結果的には4時間20分もかかってしまった。
山頂から登山口まで標高差約2240m。
途中小屋で休憩するも、その標高差は僕らにとってはキツかった。
2日経った今も太ももの筋肉痛がマックスのママ。
もっと鍛えねば…orz。
さて、気づいた点をいくつか。
当たり前だけど、午後になるとガスが出やすいので
眺望を楽しむなら午前早くに山頂へ着くことをおすすめします。
今回も11時前(2日目)にはガスが出はじめていました。
あと、非常に暑いので早月小屋泊まりの場合も、
早朝に登山口を出て、午前中には小屋へ着いていた方がベター。
ムシも非常に多い。半パンの僕は彼らの格好の餌食となった…。
飲み水はいつもの倍もっていった方がいいかも(個人的な実感)。
小屋および道中に水場なし。
今回はふたりで6L持っていったが、小屋で2L購入(800円)。
できれば半分凍らしておくといいかも。すぐぬるくなるので。
ということで、今回はこの辺りで。
己の力のなさを痛感した山行でした。
いつか日帰りでリベンジしたいですな。
hansusyaさん
早月尾根からの剱、ハードコースお疲れ様ですー(^з^)-☆
コースは、hansusyaさんには楽勝すぎたみたいですね
天気も良くて、何よりです。
ジャンダルム〜西穂高くらいがちょうどいいかも?
剱岳羨ましいっす、おいらも行きたいー(#^.^#)
yasupisoさん、こんばんは。
ぜんぜん楽勝じゃなかったです(笑)。
技術的には、想定していたほどではなかったのですが、
体力&筋力的にはアップアップでした。
それこそこれまでで一番キツかったかも!?
登りはまあ、標高差もありますし、ロングルートなので
そこそこ予定通り(にシンドカッタ)。
それよりも下りがヤバかったです。
早月小屋から下る途中でヒザが痛くなり
大幅にペースダウン。
ガイド(ヤマケイアルペンガイド)によると
3時間少々のところを
4時間20分もかかってしまいましたorz。
己の力のなさを改めて痛感した次第です。
このルートを日帰りする人もいるようです。
実際多くの日帰りの方とすれ違い&追い抜かれました(笑)
今度は室堂側から登ります(笑)。
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