北又からイブリ尾根から朝日岳から雪倉岳
- GPS
- 22:54
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,765m
- 下り
- 2,757m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:35
- 山行
- 12:47
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 13:13
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間10時間と13時間 標高範囲 600m〜2600m 標高差2000mあるんだね 気温 明け方は氷点下で凍り付き 山で会った人 登下降では10人とか2人とか 頂上稜線で60人 ハイマツ 小屋の2100mから 登山道の様子 割と地元がしっかり下草刈り 日帰り温泉 朝日インターのスーパー銭湯 スマホカウント 24000歩 48000歩 熊対策 新兵器の爆音笛 トラブル こちらの登山者は親知らずに下山組 向こうは蓮華温泉から周回組 ふーんそんなもんか |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO222
イブリ尾根〜朝日岳〜雪倉岳=秋晴れ
北又ダムは30年前にできる前にいったが、いつか再訪したいと思っていた。当時から吊り橋?忘れた。ここは富山県の朝日町(泊)の最寄りで、タクシーだけ入山で9500円したが、(地元補助の1000円引き含む)湘南の丹沢みたいにあっさり海に近いことも知った。上から小川が見えて、黒部川の平野も。北朝鮮がここで人さらいしたことも思い出す。黒部は山の中とはいうが、海にも相当に近い。
初日の目的は朝日岳。蓮華(新潟側)から登ったことがあるが、こちらはイブリ岳に出たところで目の前が開ける。おおカールの山が、朝日岳。この存在感。大雪山のように幅が広い。北アは白馬から北になると、様相は南アのようにでかくなる。しかも寒いくらいに涼しい。
ゆっくり近づいていく自分が、何だか感動的だ。右の山から順番に三ついく。その手前に小屋があった。山小屋は「いらっしゃいませ」とは絶対に言わないから、最近は嫌いだ。水だけ補給してそのまま頂上へ。ああ何度も来たか、前は大きな頂上標識があったような気がしたが、今はない。そこから主稜を南へ降りる。
次の目的を雪倉にしたが、さっきの小屋から相当向こうに見えて、白馬から来た客に聞いても「遠いよ」。よく考えれば往復で10時間、それを半日でやるか。
快晴だったのに、16時からガス。それがドンドン低くなって、行動停止。鞍部に泊まることにした。すぐに晴れて、放射冷却で明け方マイナス、テント内凍り付く。夏仕様できたから、ガタガタした。
翌日暗いうちに動き出したが、4時に一人通過して、2時過ぎに出たのか。雪倉の登りで朝焼け。おお雲上のトレック。晴れれば文句は言わないよ。朝日〜雪倉とは散歩で往復できると、50年前にウソを教わった。槍から穂高の往復か、北岳から農鳥か。雪倉は新潟側に大きなカールを持っていた。5月に滑れとずっといわれたがチャンスがない。いずれ。
山腹の鉱山道歩いたことがあるが、それじゃ様相はわからない。離れて見ないと。三国境からは忘れた、気が付いていない。
この壮大にでかい山、大体赤男なんていうどうでもチンケな2200mが高く見えるとは、2000mから2600mまで登るから、知らないと途中で行き倒れそうだ。8時にようやくついた。後続の小屋泊は、雪倉〜鉱山道とか、〜大池、〜雪渓など、蓮華からは周回コースが取れることを知ったが、しかし今日のように翌日も晴れるなんて、シーズンに一度しかない幸運。
私一人だけ潔く戻る。戻りも5時間で、小屋には13時過ぎ。そこから4時間で下れるか。帰りも誰もいなくて、熊でもいれば友達を思ったがいない。今秋から「爆音銃」手に入れて、熊が出たら撃ってやる。イブリ周辺の紅葉と延々とした長蛇な黒部尾根をだらだら。17時半に北又。オヤジにタクシー呼んでもらって、ここは真夜中までタクシーくるってさ、安心。泊の配車センターにマイカー止めたからそこまで。地元のスーパー銭湯行ってから帰宅。そこから390キロ。だらだら寝ながら朝6時帰宅、いいねえ。
ああ、白馬以北から日本海までの、主峰の雪倉、朝日、笹が多くて紅葉いまいちだけど、このまったり感、すぐに雪が降るし、私柳又、北又、じょうご沢とか、黒部のあの二十歳の夢を思い出しながら再現された。
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