会津駒ケ岳(駒ヶ岳登山口〜中門岳〜キリンテ)
- GPS
- 23:39
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)キリンテ→会津高原尾瀬口(会津バス)、⇒〈野岩鉄道/東武鉄道〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒ヶ岳登山口バス停から滝沢登山口までは林道歩き、滝沢登山口から山道に入りジグザグの急登が続く。 駒ノ小屋から中門岳へはおおらかな湿原の尾根が続く。 駒ノ小屋から大津岐峠の富士見林道はヤセ尾根から後半は湿原地帯となる。 大津岐峠からキリンテ間は長いが急な下りの少ない歩きやすい道だ。 |
その他周辺情報 | アフター温泉はバスを途中下車して檜枝岐の温泉で、徒歩ならキリンテから「燧の湯」まで45分ほどかかった。 |
写真
感想
今回は会津駒ケ岳、高層湿原の草紅葉が見頃とあり、天気予報から予定を変えて急遽でかけた。
1日目、東京から東武特急、バスを乗り継いで11時に近くに駒ヶ岳登山口に着く。始めは舗装の林道歩き、30分以上かけて駐車場のある滝沢登山口に。
ここから登山道に入り、樹林帯の中、厳しい登りが続く。日曜日とあって次から次へと下山する登山者とすれ違い、少々疲れる感じだ。コース中間点の水場はほどよいオアシスとなっていて、ここで昼食をとる。
森林限界を越え、稜線が見えると景観は一変して黄色の草紅葉の世界になる。稜線に立つ今宵の宿の駒の小屋が周りの景色とマッチして何となく美しい。駒の小屋に着き、この日は時間的に駒ヶ岳だけを登って付近を散策と考えていたが、中門岳まで足を伸ばすことにした。
まず駒ヶ岳に登る。眺望は尾瀬の燧ヶ岳が一際目立つ。隣の至仏山、日光連山は確認できるが富士山は見えない。
駒ヶ岳から中門岳にかけてまるで草紅葉の絨毯のようで素晴らしい景観が広がる。少々歩き難い木道だが、気持ちのよい高原漫歩が楽しめる。
中門岳の山頂表示のある中門池の先、林の先に中門岳があるが、ここは山頂というより尾根の先にある湿原の一角だ。越後の山々が見えるがどれがどの山か判別がつかない。
駒の小屋は自炊の宿、定員一杯と思われる登山者が泊まっていたが、皆テキパキと食事をとっていた。
照明はランプで8時には消える。トイレは小屋から離れていて夜中の用足しは多少面倒になる。
2日目、どんよりと雲がかかる天気のなか、キリンテに向け出発する。
富士見林道のコース前半は痩せ尾根、後半は点在する湿原と変化がある。この尾根歩きは正面に見る燧ヶ岳を始め南東側の日光連山の山並みなど眺望も優れている。
そして前日とは正反対の全く人に出会わない静かな尾根歩きとなった。
大津岐峠で尾根を離れ、キリンテまで長い下りを行く。針葉樹林を抜けると紅葉前だが印象的なブナの森を通り、最後は沢沿いの道となる。
キリンテではバスの時間まで1時間近くの余裕があり、結局、檜枝岐の温泉まで歩いて行くことにした。
檜枝岐では温泉に浸かり、名物の裁ち蕎麦を食べ、檜枝岐歌舞伎の舞台を見物して今回の山旅を終えた。
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