記録ID: 1282957
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ハイキング
中央アルプス
空木岳(池山林道終点からのピストン)
2017年10月08日(日) [日帰り]
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:07
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,752m
- 下り
- 1,731m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:06
距離 16.2km
登り 1,752m
下り 1,731m
16:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
池山林道はダート道になっていますが、進めば進むほど狭く、荒れて行きます。 駒ヶ根高原の駐車場に停めて歩くと、林道終点までコースタイムで1:30もかかってしまうようなので、なるべく林道終点に車を停めたいところです。林道終点に1:30頃到着しましたが、すでにスペースはなく、他の方のヤマレコを見ると前日の22時台には満車と書かれていビックリ。林道終点から400mほど手前に数台停められるスペースもあり、自分達が着いたときはここは停められる感じでした。林道終点からこの小スペースの間に路肩スペースがいくつかあり、そこが順次埋まって行くようでした。ここがだめだと、さらに1.5kmほど下った広めの駐車スペースに停めざるおえない感じです。ただ、自分たちが行ったときは秋の3連休で、前日は雨だったこともあり、登山者が集中したため深夜には満車になっていたのかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日雨だったようで、登山道が湿っていましたが、特に問題なく、グチャグチャになっている個所も数か所しかありませんでした。登山道はゆるく登って行くかのように見えるのですが、実は結構な傾斜があるようで、地味に足に疲労がたまっていきます。所々ある休憩スペースでは少し休んだ方がいいかもしれません。休憩することなくテンポよく登っていたら、大地獄・小地獄の難所を攻略しているときに、だいぶ疲れてきていることに気付きました。難所攻略中に、宝剣岳がチラリと見えたりするので気持ちの面では少し回復するかと思います。難所攻略後もしばらくはそこそこの樹林帯を進むみ、傾斜もあるので頑張り所だと思います。空木平の分岐から駒石方面を進むと、稜線に出て視界が一気に開け、空木岳山頂も見えるので、元気が出ます。 また、駒石も近づけば近づくほど大きくなっていくので気持ちも前に前に向かっていきました。その先の山頂までの道のりは、緑のハイマツ帯から顔を出す花崗岩塊が点在していて、それぞれに特徴があるので、ひとつひとつ見ながら登ると、疲れも感じにくいかと思います。山頂直前では少しガス欠してしまったので、行動食をお持ちの方は積極的に食べた方がいいかもしれません。 帰り道では、こんな急な道を登って来たんだと思う箇所がいっぱいで、そりゃ疲れるよと思うのではないでしょうか。木の梯子は少し濡れていて、下りでは意外に滑ったので慎重に降りるが良いかと思います。 |
その他周辺情報 | 温泉:信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯 食事:明治亭(駒ヶ根高原から駒ヶ根IC方面に進み、IC通過後30秒ほどで左側に) 山バッジ:空木駒峰ヒュッテ(オリジナルバッジ500円)、こまくさの湯売店(一般バッジ) トイレ:池山林道終点にトイレ(水洗でない、紙なし)、林道終点手前2km弱の昼夜スペースにもトイレあり。 |
写真
池山・空木岳分岐点を左に行くと、10mくらいで池山小屋入口の分岐点に着きました。左に行くと空木岳への遊歩道、真正面に進むと空木岳への登山道、右に行くと池山小屋、と書かれています。ここは遊歩道タイプの道を選択することに。
一見すると分岐のような場所に着きました。ここまで上へ上への上ってきているので、右の上る方向に体が行きかけました。しかし右の道は若干荒れている。そして左の下の方には少し先にリボンが見えています。
空木平分岐に到着。いっぱい休憩している人がいました。みなさんお疲れさまです。左に行くとカール状の空木平を経由して山頂に続き、右に行くと、巨大な駒石を経由する開けた尾根道に。
ここは展望を求めて右にすすみます。
ここは展望を求めて右にすすみます。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
調理用食材
飲料
コッヘル
ストーブ
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | shirotankyu:アミノバイタル500ml、ポカリスエット500ml、水500ml、水筒800ml shirotankyu2:アミノバイタル500ml、ポカリスエット500ml、水500ml 水筒800mlは調理に利用、水500mlをコーヒーに利用。 下山時にヒュッテにてポカリスエット500ml購入。 shirotankyu2の水500mlを残す。 |
感想
初めての中央アルプス。木曽駒ケ岳はロープウェイがとんでもなく混みそうだったので、空木岳であれば、夜のうちに駐車場に着けば、寝て起きて出発するだけと思ったのですが、林道終点のスペースに停めることができず、少しずつ下って駐車できる場所を探すことになってしまいました。幸いにも空きスペースがあったのでひと安心しすぎて、起きる時間が予定より遅くなってしまいました。
登山道の印象は、派手な急登はないけれども、梯子や階段が多く、緩そうに見えて緩くない登りがずっと続き、結構体力を使ってしまう感じ。いつもであれば山頂直前になるとターボがかかるのですが、それもなく足が前に出なくなってしまうほどでした。気温が高かったら完全にへばったことだろうと思います。途中行動食(糖分のかたまり)を取れば、まだよかったかもしれません。
道中もそうですが、山頂では風はほとんどなく、太陽がぽかぽかで気持ちよかったです。出てきた雲が取れないかなぁと、のんびりご飯食べたり、コーヒーを飲んだりしていたら、2時間も頂上ですごしてしまいました。
帰り道に駒石に登ってみたのですが、登っている最中に手を切ってしまいました。花崗岩の岩肌は細かい突起の塊で、手をかけてスライドさせると切ってしまいます。できれば手袋をしてチャレンジした方がいいかと思います。
立ち寄った温泉の売店に、中央アルプスと南アルプスのパノラマ写真絵葉書があったので1枚ずつ購入し、雲の切れ間からちょっとだけ見えていた南アルプスの姿を撮った写真と見比べて、あれが北岳だったんだぁ、などと家に帰ってからも山を楽しんでしまいました。
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