荒神山〜古代歴史ロマン紀行〜
- GPS
- 03:27
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 213m
- 下り
- 208m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
荒神山公園〜JR河瀬駅 シャトルバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道日夏山線から荒神山自然の家までの下りは、鎖が設置されていました。滑りやすい急坂です。 |
写真
感想
〜稲部遺跡と荒神山古墳を巡る彦根・古代歴史ロマン紀行〜
ひこね丼の昼食付き、彦根城・彦根城博物館無料招待券プレゼント、参加費無料のウォーキングイベントが予定されていて、枠は、先着150名。要事前申し込みでしたので、ダメもとで申し込みをしたら、見事当選!!
参加案内を送っていただくことができました。
chura2も久しぶりに同行してくれました。
JR稲枝駅で、30人ずつグループを編成されます。
受付順に、ひこにゃんの缶バッジの色で班分けされました。ちょうど30人目だったようで、お一人の方を先に受け付けられ、われわれは第2班になり、赤色バッジ。井伊の赤揃えとなりました。
稲部遺跡までは、結構よいペースで歩かれるので、みなさん健脚だなぁ。1km、10分ほどですが、スタートダッシュがかっかているようです。しかし、年齢層から考えるとちょっと早いような気がしました。
稲枝商工会館に到着して、昨年発見された稲部遺跡の説明を受けました。
紀元2世紀から5世紀の約400年間もの間続いた巨大な集落です。
規模は、直径500m以上、面積20ヘクタール以上あります。
出土した土器からは、奈良、鳥取、福井、岐阜、愛知、三重、静岡、南関東、朝鮮半島南部との交流、交易が考えられるそうです。
200棟以上の住居、倉庫、工房を含む竪穴建物が見つかっています。
その中には、鉄や青銅の道具を作る建物も集まっています。
大型の堀立柱建物が立てられていたようです。
3世紀ごろに一番栄えたようで、湖東地域の巨大勢力の中心と考えられる重要な遺跡と考えられています。
https://mainichi.jp/articles/20161018/k00/00m/040/001000c
次は、荒神山神社遥拝殿を目指します。3.5km、50分の行程です。
ここで、体があたたまってペースが整うかと思いきや、先頭のペースはダウン気味でした。暑さのせいかもしれません。ペースの上がってきた後続と団子になってしまいました。歩き慣れている方は、後ろで様子を見ていたのかもしれませんね。用意しておいた扇子と行動食のあられが役に立ちました。飲み物をのんで、適度に塩分とエネルギー補給をします。荒神山神社遥拝殿では、みなさん木陰で一休みされていました。
荒神山神社本坂の登りは、それぞれのペースで登りました。林道があるので、救援車に乗られた方もあったようです。今日は、余裕で歩けたけれど、「明日は我が身」です。何年か先に行く道ですから。
荒神山神社の休憩・給水ポイントで再度集合でした。
休憩時間中に、御参りを済ませ、御朱印をいただきました。
そのあと、お茶をいただき、展望ポイントで心地よい風に吹かれて一休み。
ラジオの送信所が眼下に見えます。
NHK大阪第1(NHK彦根第1)コールサインはJOQP アナウンスは大阪局の「JOBK」
KBS京都放送・愛称「KBS滋賀」 JOBWです。
山頂には、彦根テレビ中継局・荒神山FM送信所があります。
高校生の頃は、ラジオのエアチェックが流行っていました。
「JOQP-FM」、NHK大津FMのコールサインはよく聞き慣れたコールサイン。こちらは、湖南市岩根山(十二坊)に送信所があります。
荒神山古墳は、なかなか面白かったです。彦根市教育委員会の担当の方の説明も熱がこもっていました。稲部遺跡とあわせて、古代歴史ロマンを感じました。7世紀後半頃の製鉄炉が4基発見された源内遺跡はこのあとのことになるのですが、製鉄の技術をどのように高めていったのか、原材料をどのように調達してきたのか、いろいろ想像出来そうです。
荒神山公園について、昼食をいただきました。
ステージでは、ダンス、吹奏楽、バンド演奏、お笑いライブなどがあったのですが、PAの音響が苦手な親子なので、相談して帰路につきました。
曲がり角や給水ポイント、ウォークラリー各班のサポートに入ってくださった聖泉大学の学生のみなさん、そして、国宝・彦根城築城委410年祭推進委員会ならびに彦根市企画振興部彦根城築城委410年祭推進室のみなさんに感謝申し上げます。お世話になりありがとうございました。
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6月の近江富士以来、ご無沙汰してます。
前日伊吹山に登り、9日は家から10分の荒神山でまったりしようと思っていたのですが、イベントがあるし、車とめられへんのちがう?という情報で取止めにしたのですが。
この、イベントだったのですね。駐車場より登山道が渋滞?!こんなにたくさんの方が登ってらっしゃるのを見たことがないので。
レコにも全然UPされない、地元民だけが知る?お山なので、嬉しくなってしまいました(^^♪
お返事遅くなり申し訳ありません。
ハイキングは、申し込みの受付が早期終了の満員御礼でした。
イベント会場の駐車場は、下山してきたときには、余裕があるように見えました。食べ物のブースは、たくさんの方が行列を作っておられました。
荒神山は、小学生のころ、宿泊合宿でお世話になりました。
4年生でした。焼き杉のクラフトやウォークラリー、大きな食堂での食事、2段ベットや毛布のたたみ方など、どれも初めてのことでとても楽しかった思い出の場所です。
今回は、歴史ハイキングで、その秘めたるロマンに大満足でした。
歩き始めたころは、予定したコースを精一杯歩くだけでしたが、この頃、山行計画を抑え気味にして、プラスアルファの楽しみも感じられるようになりました。
今回は、発掘にかかわっておられた方が解説を担当してくださったのでなおさらです。
よい山ですよ、荒神山は。
お近くなら、体力維持のトレーニングにもよい山ですよね。
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