剱岳−体育の日は早月尾根で体力測定


- GPS
- 11:16
- 距離
- 47.5km
- 登り
- 7,542m
- 下り
- 5,958m
コースタイム
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 11:15
信号ロストの合図が何回かあったが電池の残量と関係あるのだろうか。下山間近はともかく、山頂から下りる時は十分残量があったはずだが。器械が壊れたのか?、しばらく様子をみてみよう。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・山荘を通り過ぎて早月尾根登山口近くに数台路駐 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から標高1000mの松尾平あたりまでは手が入っている。 ・2600mあたりまではこの辺に普通にある登山道=過度な整備はしてなくワイルド ・2600mあたりからが岩稜帯で一部普通の登山道 ・別山尾根分岐手間から山頂直下までゴーロゴロ |
その他周辺情報 | ・「ゆのみこ温泉」は経験済みなので「アルプスの湯」に立ち寄る。上市町の公営施設のようだ。 ・露天風呂は二つあるが入り口近くの方は少しヌルッとした黒いお湯で好い加減の温さだった。内湯の薬湯も良かった。 |
写真
感想
早月尾根はやはり5年前の体育の日に登っている。
この時は山を始めたばかりで、歩き方やペースなど山のことは満足に知らないまま挑んだ。その前に経験した立山、大日、西穂ピラミッドピークにかかった時間からCTの8割で行けるだろうと5時に出発したが(戻りが17時ならこの時期まだ明るい)、早月小屋まではイイ調子で来たのだが2600m過ぎから徐々にペースが落ち始め、2800m付近で足が止まった。山頂は踏んだものの下りの1800mあたりで真っ暗になり、そこから3時間かかって何とか登山口に着いた。
剱岳に負けた、という思いと、「真っ暗になってからの下山は遭難と一緒だ」という会社の先輩の言葉がグサリと突き刺さったまま自分の黒歴史となっていたのだが、今回の山行で払拭できたような気がして多少すっきりした気分。
前回と同じ時間に登山口を出発しようと思ってちゃんと時間に目を覚ましたのだが、「5年前より筋肉が劣化しているはず」「ちゃんと往復できるだろうか」「前と同じで暗くなっちゃうんじゃないか」とか寝床でうだうだ数十分考えていたら家を出るのが遅れてしまった。踏ん切りをつけて家を出たものの、モチベーションが上がらず、ダメなら途中で帰ってこようとか後向きの気持ちで登り始めたのだが、結果として5年前より早く、明るいうちに降りてこられた。
年齢とともに筋力が落ちようが、山の歩き方を覚えたり、それなりに経験を積めば、まだそこそこイケるんじゃないかと思ったら少し元気になった。
もうすぐ終点というところで、上の方でガサっという音。クマかカモシカかと驚いて振り向いたらキレイなうら若き女性が突然現れてあっという間に抜かされた。山頂でも見かけなかったし、途中パスした覚えもない。聞いたところ、9時半に室堂を出て別山尾根〜早月尾根を弾丸山行とのこと。17時前には馬場島についているはずだからCT12.5時間のところ約7.5時間で踏破したことになる。トレランやスピードハイク装備ならあまり驚かないが、普通の登山装備で息も上がっていなかったのでびっくりぽんだった。
良い天気で、黒歴史も払拭できてよかったですね。早月尾根は天気が良くないと辛いです。写真もたくさんで、ボクは行けなかったけど、充分に楽しませて頂きました。どうもです。
早月尾根はこれで修了証を頂きたいです。もうキツイのはイヤ(笑)
今度は長次郎から挑戦してみたいと思ってます。もっときつかったりして(^_^;)
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