立山〜薬師岳縦走 (前半戦・単独行)


- GPS
- 21:55
- 距離
- 47.2km
- 登り
- 3,722m
- 下り
- 3,698m
コースタイム
第1日 (8/13,SAT) 着時刻 発時刻 実働
起床 5:30
室堂着 7:00 7:13 0:37
雷鳥沢テン場 設営 7:50 0:43 8:33 1:00
休憩 9:33 0:05 9:38 0:05
別山乗越 9:43 9:43 0:28
別山 10:11 10:11 0:08
別山北峰(L) 10:19 0:30 10:49 0:41
真砂岳 11:30 0:10 11:40 0:37
富士ノ折立 12:17 0:13 12:30 0:15
大汝山(L2) 12:45 0:15 13:00 0:18
雄山 13:18 0:07 13:25 0:29
一ノ越 13:54 13:54 0:36
休憩 14:30 0:07 14:37 0:25
雷鳥沢テン場 15:02
実働計 5:14
総行動 7:49
第2日 (8/14,SUN) 着時刻 発時刻 実働
雷鳥沢テン場 4:50 0:30
新室堂乗越 5:20 5:20 0:34
休憩 5:54 0:08 6:02 0:40
奥大日岳(最高点) 6:42 0:08 6:50 0:10
奥大日岳(三角点 L1) 7:00 0:19 7:19 1:11
中大日岳 8:30 8:30 0:11
大日小屋 8:41 8:41 0:12
大日岳(L) 8:53 0:54 9:47 0:32
七福園 10:19 0:04 10:23 1:17
奥大日岳(L2) 11:40 0:20 12:00 0:58
休憩 12:58 0:05 13:03 0:13
新室堂乗越 13:16 13:16 0:23
雷鳥沢テン場 13:39 13:39
実働計 6:51
総行動 8:49
第3日 (8/15,MON) 着時刻 休憩 発時刻 実働
雷鳥沢テン場 5:07 0:52
一ノ越分岐 5:59 0:07 6:06 0:37
室堂山展望台分岐 6:43 6:43 0:18
室堂山展望台分岐 7:01 7:01 0:32
浄土山(慰霊碑) 7:33 0:06 7:39 0:14
富山大研究所 7:53 7:53 0:02
龍王岳分岐 7:55 0:03 7:58 0:07
龍王岳(L1) 8:05 0:12 8:17 0:06
龍王岳分岐 8:23 0:03 8:26 0:41
鬼岳東面雪渓(L) 9:07 0:24 9:31 0:34
獅子岳 10:05 0:05 10:10 0:40
ザラ峠 10:50 10:50 0:06
休憩 10:56 0:07 11:03 0:17
五色ヶ原山荘分岐 11:20 11:20 0:10
五色ヶ原テン場 11:30
実働計 5:16
総行動 6:23
天候 | 13日 ガス 14日 晴れのち曇り 15日 晴れのち曇り、午後は時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
3年前に根性なしで途中敗退した立山(五色ヶ原)〜薬師岳間の「赤線」繋ぎにリベンジ。今回は古い山友のcompass氏とMasuzushi氏を心の支えに、前半戦の立山ループ/大日岳ピストンから入る。
12日金曜日の仕事を終え、竹橋から室堂直行の夜行バスに乗る。繁忙期なのにたまたま隣の席が空いており、横になれたのはラッキーだった。
7時に室堂着。扇沢からの始発トロリーバスはまだ出ていないが、雷鳥沢に向かって歩き出す。地獄谷経由でテン場に着くと、さすがにハイシーズンでかなり埋まっている。手前の方に丁度空いた所があり、テーブルも近いのでそこに場所を確保し、受付を済ませて寝床を確保する。ペグも良く効き(抜くのが大変)石も適当なのがいっぱいある。
支度を整え、初日は別山から立山をぐるっとループピストン。雷鳥沢から別山乗越に向かうルートは4年前の剱岳の時に往復した道。あの時は7月末でかなりの残雪だったが、今回は何も無い・・・・軽アイゼンも一応用意していたのに、空振りに終わった。曇で涼しかったことやサブ行動の楽さもあってあっけなく別山乗越に到着、そのまま別山に向かう。分岐近くでさっそく雷鳥さんがお出迎え。別山のピークについても剱・立山が見えないのは残念だったが、雨の不安もなく花は楽しめる。真砂岳・富士ノ折立から大汝山に到着して赤線を繋げた後、雄山の本殿参拝は省略して受験の合格お守りを購入して一ノ越へ下山。この辺りは小学生以下のグループや家族連れも多い。無理はしないように注意しつつ、ルートが複数の区間では先に行かせてもらう。一ノ越からは雷鳥沢へのトラバースルートを取るが、思ったよりも岩がゴロゴロの楽しいルートだった。
テン場に戻ると目の前のテーブルはグループの宴会場となっており、雷鳥沢ヒュッテへ温泉と生ビールを求めて出かける。半露天の温泉は白濁したたっぷりのお湯だが少々狭い。内湯では石鹸&シャンプーが使えるようだが、ここは温泉だけ。この間を行き来するには一度服を着なければならないので半露天だけとした。
テントに戻ったがまだ宴会中なので中で終わるのを待つ。雨がぱらつくも宴会継続。その後、ちょっとスペースを空けて貰うようにお願いをして、スーパープロントのパスタで夕食(今回はこのパターンを連発)。焼酎を飲んで早く寝る。
2日目(日曜日)は大日岳ピストン。サブ行動でテントを残していくので時間短縮になる。新室堂乗越へあがる途中で、どうやらカメラのポラロイドフィルタを落としたらしい(1つ目)。その時だと思ったので付近を探したが見つからずに諦めた。帰りも通るからと思ったが、帰り道ではどこだか分からなかった。稜線に上がれば今日の天気は上々、剱岳や明日以降の薬師岳方面もよく見える。結果的に同じような展望写真を何枚も撮ってしまった(ただ、フィルタも紛失してスッキリしない感じになってしまったが)。
奥大日岳は国土地理院地図にある稜線越しのルートが無く、最高ピークと三角点の鞍部付近の稜線に出て、最高ピークに向かうルートに☓が付いている。地図で確認してやっぱり最高ピークに向かう道を進む。多くの人はそのまま三角点ピークに向かってしまうようだ。最高ピークにはちゃんとした(?)指導標があり、やっぱり来てよかったと安心する。三角点ピークも踏んで、行動食を摂り、先へ進む。今日もサブ行動だから時間は短縮気味。七福園は往路で標識に気づかず通りすぎてしまうが、とにかく行くだけ行ってゆっくり帰れば良い。大日岳到着時は山頂を独り占め。暑いのでTシャツを脱いで剱岳を入れてヤマレコグッズ写真を撮る。Lを済ませ、周囲の山々や富山湾の展望を満喫してから帰路につく。嘉永rの七福園では岩峰にも登り、剱岳・立山を見ながらのパノラマウォークも楽しんだ。テン場に戻って、今日はロッジ立山連峰の温泉に行くことにする。こちらは内湯の温泉で、殆ど透明。すぐ近くなのにどうしてこんなに違うのだろう。そういえば雷鳥沢ヒュッテの内湯も濁りはないらしい(温泉じゃないのかと思ったがここで沸かし湯をするのも変かな)。個人的には露天の開放感は無いものの、今日の奥大日岳がよく見えるのでこちらの方が良かったと思った。今日は缶ビールをロッジで飲み、テントに戻って昨日と変わらない夕食。
3日目、前半戦・単独行の最終日。テン泊装備を担いでの縦走は久しぶり(西穂は殆ど下山だけだったし)で気合が入る。室堂へ登り返して浄土山を北側から登るルートを取る(一ノ越経由は前回の敗退時に登っているので)。一応、展望台も空身ピストンして赤線を引いておく。浄土山を過ぎて、龍王岳もピストンであったことを思い出し、分岐で1本。ここも空身でピストン。これだけ天気が良いのにここに登らずに先を急ぐ人たちも多い(単に知らないだけか?ピークに興味がないのか?)。分岐に戻ってザックを背負い、鬼岳の東面を巻いていく。雪田は残ってはいるが、ほんの短い距離で傾斜も少ないため、ここでも軽アイゼンを出す気にもなれず、単なる荷物となってしまった。雪田を過ぎてL。2日続けて岳食のうどん。Lが終わればテン場に急ぐのみ。獅子岳下りのガラ場は行ってみると思い出す。そこそこキツめだが下りは好きなのでまあ問題はない。ザラ峠からの登り返しも前回よりはずいぶん楽に感じられた。五色ヶ原ヒュッテ跡を通りテン場に11:30に着くと、それでもベストと思われる辺りは既に占められていて、平らな場所を求めて一番奥側に場所を見つけて設営。静かな場所だと思っていたのに、最後に大どんでん返しが待っていた。設営後、小屋に受付とビールを買いに行く。やっぱりちょっと遠いなぁ。compassさんとのスタート時間差は約3時間なので、2〜3時間後、概ね13:30〜14:30と踏んでいたが、13:50頃に木道の上に姿を現す。久しぶりだねぇ〜。
到着とほぼ同時に雨が降りだした。外で飲むつもりだったビールだが、仕方なくテントに入って再会と明日以降の検討を祈って乾杯する。やっぱり一人で飲むより仲間と飲むビールのほうが旨い。なかなか止まない雨をテントの中で待っているうちに外が賑やかになる。日本語じゃない、韓国語だ。ちょっと大きめのテントで場所がなく、一番端っこの我々のテントの外側のスペースに設営。他にも韓国の登山者がテントを張っていたようだ。片言の日本語が通じる人が一人だけ、後は日本語も英語も通じない・・・結構遅くまで賑やかだったが、言葉が通じないとソフトに伝えることも出来ず、我慢して寝る。明日は長丁場だ。
(後編・パーティー行へ続く)
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