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記録ID: 129101
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【立山雄山ほか(富山・3014m)】雲ノ平を経て読売新道へ、黒部源流をたどった

2010年08月17日(火) ~ 2010年08月20日(金)
 - 拍手
GPS
60:30
距離
56.4km
登り
4,322m
下り
4,162m

コースタイム

17日 折立登山口8:25→11:25太郎平12:00→薬師沢小屋13:25→15:50雲ノ平山荘

18日 雲ノ平山荘5:15→高天原山荘7:10→7:30高天原温泉7:50→水晶小屋11:40→12:30水晶岳13:20→13:50水晶小屋

19日 水晶小屋5:30→温泉沢の頭6:50→8:25赤牛岳8:40→12:00奥黒部ヒュッテ12:15→13:50平ノ渡場14:00…14:10平の小屋14:30→18:00ロッヂくろよん

20日 ロッヂくろよん7:45→8:05黒部湖8:20…<ガルベ遊覧>…9:00黒部湖…室堂BC10:55→12:15立山雄山12:35→13:45室堂BC
天候 17日 晴れ時々曇り夜大雨
18日 曇りのち晴れ
19日 晴れ
20日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
折立登山口:バス

☆富山駅前からは直通バス、有峰口駅からは路線バスが運行されています。
http://www.chitetsu.co.jp/

☆富山駅前で前泊される場合、地鉄ホテルでは乗車券とセットになった宿泊プランもあるようです。乗り場からも近く便利ですヨ。
http://chitetsu-hotel.com/

立山室堂:バス
室堂から富山駅まで直通バスを利用しました。
並んだり、乗り換えることなく、ずっと座っていられるのでとても便利ですヨ。
インターネットでも旅行会社でも予約できます。
http://www.chitetsu.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
迷った箇所は、温泉沢の頭から赤牛方面に少し行ったところ、東沢谷側が崩落しているのですが、登山道と見間違えました。

薬師沢出合〜雲ノ平…岩場の急登、下山に使う時は要注意です。

赤牛岳〜読売新道…最初の部分、崩落していています、ガレ場で足元が悪く、ハイマツの枝を掴みながら行きました。2300m付近から下は樹林帯に入り、苔むした岩場の傾斜、一部クサリもあり、忍耐を強いられます。

平の渡し…奥黒部ヒュッテで時間を確認して調整することをお勧めします。高巻きやハシゴが連続するので、余裕を見た方が良いです。
富山駅前〜折立の直通バス、富山地方鉄道が運行。
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富山駅前〜折立の直通バス、富山地方鉄道が運行。
日本のダム百選にも選ばれている有峰湖(ダム)
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日本のダム百選にも選ばれている有峰湖(ダム)
ここからスタート、折立・薬師岳登山口
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ここからスタート、折立・薬師岳登山口
太郎坂を抜けた辺り、この景色で一気にテンションが上がります。
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太郎坂を抜けた辺り、この景色で一気にテンションが上がります。
太郎平に着きました。
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太郎平に着きました。
カレーうどん、なかなかウマーな一品でした。
特製ラーメンも捨てがたかったな。
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カレーうどん、なかなかウマーな一品でした。
特製ラーメンも捨てがたかったな。
薬師沢小屋前の渓流です。
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薬師沢小屋前の渓流です。
雲ノ平です。目の前に水晶岳を望みながら、雲ノ平山荘へ向かいます。景色が良すぎて笑いが止まりませんでした。
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雲ノ平です。目の前に水晶岳を望みながら、雲ノ平山荘へ向かいます。景色が良すぎて笑いが止まりませんでした。
雲ノ平山荘からの祖父岳
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雲ノ平山荘からの祖父岳
雲ノ平山荘のベランダからの水晶岳。この時は、まだベランダがなく、扉を開けると屋根です。(今はちゃんと設置されてますヨ)
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雲ノ平山荘のベランダからの水晶岳。この時は、まだベランダがなく、扉を開けると屋根です。(今はちゃんと設置されてますヨ)
高天原山荘です。(今は歪んだ屋根も修繕されたようです)
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高天原山荘です。(今は歪んだ屋根も修繕されたようです)
岩苔乗越にて、テレビ番組のロケに遭遇しました。
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岩苔乗越にて、テレビ番組のロケに遭遇しました。
水晶小屋です。目の前の裏銀座ルートの山々がたまりません。
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水晶小屋です。目の前の裏銀座ルートの山々がたまりません。
水晶岳頂上から赤牛岳方向を望む。
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水晶岳頂上から赤牛岳方向を望む。
水晶小屋にて、ホットカルピスでのんびり寛いでます。
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水晶小屋にて、ホットカルピスでのんびり寛いでます。
ブロッケン現象です。
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ブロッケン現象です。
水晶小屋名物のカレーライスです、ウマイ!
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水晶小屋名物のカレーライスです、ウマイ!
雲海に浮かぶ槍ヶ岳です。
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雲海に浮かぶ槍ヶ岳です。
山岳ガイドです、30mほど案内していただきました。
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山岳ガイドです、30mほど案内していただきました。
こんな稜線散歩。
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こんな稜線散歩。
来て良かったと思いました。
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来て良かったと思いました。
崩落したガレ場の下った後、赤牛岳を振り返る。
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崩落したガレ場の下った後、赤牛岳を振り返る。
こんな感じで標識がありますヨ
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こんな感じで標識がありますヨ
目の前に見える黒部湖、この辺りまでは天国でした。
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目の前に見える黒部湖、この辺りまでは天国でした。
奥黒部ヒュッテ
平の渡し
平の渡しの船上から
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平の渡しの船上から
平の小屋
ロッヂくろよん
急場で作ってもらった夕食。朝食は普通に豪華でした。
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急場で作ってもらった夕食。朝食は普通に豪華でした。
ガルベの船上から
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ガルベの船上から
バスターミナルから立山を
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バスターミナルから立山を
雄山で締めましたとさ、めでたし、めでたし
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雄山で締めましたとさ、めでたし、めでたし

感想

黒部源流から黒部ダムにかけての縦走です。天気に恵まれて、大満足でした。

16日 前泊、富山駅前と名が付いていたので場所も確認せずに予約したら、駅前とは名ばかりでとんでもないところにありました。
予約するときは、要注意です。

17日 5時出発の15分前に飛び起きる。
どうやって支度したのかよく覚えていないが、奇跡的に間に合う。
有峰林道の北側が通行止めのため、神岡経由での運行。所要時間は倍となるみたい、運賃は変わらずとのこと。
太郎平への道のりは、目の前に薬師岳、背後に有峰湖を望みながらで苦になりませんでした。
当初、薬師沢小屋へ宿泊予定でしたが、思ったよりも早く着いたのでキャンセル、雲ノ平山荘に変更です。
直登が厳しい、ひたすら我慢の子です。
でも、登り切った後の景色は素晴らし過ぎて、笑いが止まりませんでした。
雲ノ平山荘は、8/10にオープンしたばかり。
オープンしてから雨続きだったが、この日初めて晴れたのだとか。
内装もさることながら、まだ完成ではないけど、とても良い雰囲気です。
ベランダかと思って扉を開けたら、屋根でした。
2011年に行ったときには、立派なベランダが設置されていました。
ここから見える水晶岳もなかなかです。

18日 前日、雲ノ平山荘まで来れて余裕ができたので、高天原温泉に立ち寄ることにしました。
温泉最高です、カラダがホクホクしてきました。
天気に恵まれすぎて、その後の岩苔乗越までの登りがちょっときつかったです。
岩苔乗越でテレビ番組のロケに遭遇しました。
水晶小屋では、雲ノ平との連泊割引をしてくれました。
夕方にはブロッケン現象、雲海に浮かぶ槍ヶ岳が何とも幻想的でした。

19日 いよいよ読売新道です。
景色が良いので見とれていたら大変、崩落しているところを登山道を見間違えて反対側に行ってしまいました。
踏み跡が結構あったので、てっきり登山道かと…。
他の人も間違えたんでしょうね。
ロングコースで水場や小屋がない読売新道、さすがに登山者は少なく、ほぼ貸し切り状態でした。
そんな中、数少ない登山者とすれ違いましたが、「下山は大変ですよ」と言われました。
のちに、樹林帯に入ってから、その言葉を思い知ったのです。
苔むした岩や石がゴロゴロ、そうでないところが、滑りやすい木の根か、黒土のドロドロ沼もしくはクサリ、一気に疲れてきます。
奥黒部ヒュッテでは、平の渡しがちょうどあったので、そのまま行くことにしました。
1日4〜5便なので、待ち時間を覚悟しましたが、あっけなく乗ることができて、じゃあどうせならとロッヂくろよんまで行くことに(笑)
あとは平坦な道だし、暗くなっても平気だし。
ロッヂくろよんに着いたけど、照明は真っ暗、食堂だけが明るくなっていました。
その日の宿泊者はゼロでした。
即席で夕食を作ってもらい、お風呂も沸かしてもらいました。
ロッヂくろよん、完全貸し切りとなりました。

20日 黒部湖遊覧船「ガルベ」に乗船。下ってきた赤牛岳や、歩いてきた道を見ながらこんなに歩いたんだと実感。
黒部湖駅では、久々に見る人ごみに、現実に引き戻されたよう。
室堂バスターミナルに着くと、予約していた富山駅までの直通バスの発車まで、3時間ほど余裕があったので雄山に登って締めとしました。

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コメント

shirayamaさん、見させて貰いました。
いい天気の時に行かれていますね

高天原・雲の平も・・・。超羨ましい!!!

アプローチが遠いだけに、行けば虜になりますね。

読売新道や高天原温泉、行ってみたい所山盛りです
2013/7/30 18:17
HIDENORI-Tさん、こんにちは。
この時は天気に恵まれたし、

かねてから行ってみたかった、
高天原、読売新道へ行けて満足の山行でした。

雲ノ平、高天原、
老後の楽しみだなんてもったいないですよ
2013/7/30 20:36
プロフィール画像
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