塔ノ岳 表尾根 ヤビツ峠より
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- GPS
- 08:04
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・岳ノ台ハイキングコース ヤビツ峠から岳ノ台を経由して菩提峠へ続く約1時間のコース。 途中東屋が、岳ノ台には休憩所と展望台、菩提峠手前にはパラグライダーの滑走台があり展望が楽しめる。 危険箇所は無いが藪の中を歩くような場所が何箇所かある。 ・丹沢表尾根コース いくつものピークを越えて縦走するコースで、急登を登りきったニノ塔以降の展望は素晴らしい。 休憩のベンチや山小屋、トイレも何箇所もあり安心だが、コースは長く体力を要するのであまりのんびり出来ない。 三ノ塔から烏尾山間のガレ場、行者ヶ岳を過ぎた鎖場は要注意。 菩提峠から塔ノ岳山頂のコースタイムは3時間40分 |
その他周辺情報 | 鶴巻温泉 弘法の里湯(市外大人二時間800円 駐車場150円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
週末にまたまた台風襲来とのニュース&金曜は仕事がぽっかり空いてしまった為、これはチャンスとばかりに急遽前々からチャレンジしてみたかったヤビツ峠から塔ノ岳を行く丹沢表尾根コースにアタックする事にした。
時期的にもう山蛭は出ないらしいが大丈夫だろうか。
何せ急な事に決めたのでよく調べずに来てしまった為、ヤビツ峠より菩提峠の駐車場の方が片道1時間程塔ノ岳山頂に近い事を知らなかったのが痛恨だ。
最初は前回真っ白で何も見えなかった丹沢山まで行く予定だったのだが…
■ヤビツ峠から菩提峠へ
あさ8時過ぎにヤビツ峠の駐車場に到着。
準備を済ませ岳ノ台ハイキングコースを出発した。
岳ノ台ハイキングコースは難所も無く、確かにハイキングではあったが、人の気配も無く静寂が支配しており、道も踏み跡っぽい細さの箇所がいくつもありちょっと不安…快晴の為怖さは無かったが暗くなるとヤバそう。こっそり帰りは違う道を通る事を決意した。
岳ノ台への登りは鹿防護柵だらけだが、すぐ隣の大山がよく見えてなかなか良い眺めだ。
岳ノ台には展望台と休憩所があり、少しだけ雪のついた富士山が見える。
その後も草をかき分け樹林を進むと視界が開け、草地の中にパラグライダー滑走台が現れた。
ここからは天城山、金時山と明神ヶ岳、愛鷹山に富士山が一望出来るビュースポットだ。
ここで今日初めて他のハイカーを見た。
ベンチを超え坂を下りると菩提峠の駐車場だ。
■丹沢表尾根を塔ノ岳へ
表尾根はニノ塔、三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳、政次郎の頭、新大日、木ノ又大日、塔ノ岳山頂と幾つものピークを越えるルートで、急登も多くコースも長く歯応えがある。
二ノ塔までは只管登る。時間は45分程だがここが辛い。
登山靴がまだ足に馴染んでいない事もあり登りにくい上、体力的にはイマイチナ状態だ。昨日は早く寝たのだが…
ヒィヒィ言いながら二ノ塔に到着。体感ではもっと長く登っていた感じだが1時間もかかっていなかった。
ここで少し休憩し一個目のおにぎりを齧る。ニノ塔のベンチは結構混みあっていた。
皆今までの登りがキツく、丁度二ノ塔で力尽きるのだろう。
三ノ塔まではここから直ぐで、二ノ塔で休んだので軽く撮影をして通り過ぎたが、こちらのほうが広いし眺めも良い。これから進む表尾根もゴール地点の塔ノ岳山頂までも渡せてしまう。ここを目的地にすれば軽めの登山で絶景を見れるかも。
三ノ塔の先へ進むと直ぐに隣の烏尾山の山頂が見える。烏尾山の山頂には小屋があり、それを見下ろしながら進んでいく。
三ノ塔から烏尾山へのガレ場の下りはこのコースの中でも要注意な場所だ。
このコース中一番高低差があるように見える。鎖がある場所もあるが難易度自体は高くない。
烏尾山の眺めも良く、三ノ塔や大山、先の塔ノ岳も良く見える。
烏尾山にはチップ制のトイレもある。
烏尾山を過ぎるとまた登りの道が続く。
新大日まで間には鎖場や両脇が切れ落ちたヤセ尾根など変化に富んで飽きさせない。
表尾根は結構脆くなっている場所がちょくちょく見受けられるが、しっかり柵などで守られているのでそれほど危険ではない。
ベンチも定期的にあり良い景色を眺めつつ休憩出来る。
新大日まで登り切れば後はなだらかな道を塔ノ岳まで歩くだけ。ゴールは目前だ。
新大日に着いた時点で12時を過ぎていたので此処で二個目のおにぎりを齧りつつ15分ほど休憩。
新大日に新大日茶屋、木ノ又大日に木ノ又小屋と、二つの小屋があったが何れも週末営業の小屋らしく営業していなかった。コーヒー飲みたかったな…
■塔ノ岳
13時過ぎに山頂に到着。登りで持ってきた飲料を飲みつくしていたので尊仏山荘で購入。
塔ノ岳に来るのは3回目だが過去二回は大倉尾根からだった。
ヤビツ峠からの表尾根は歯応えありすぎて結構ヘロヘロだが、陽が落ちる前に降りるにはそれ程ノンビリもしていられない。
昼食はカップ麺を食べる予定だったが、パンとウィダーインゼリーで手早くすました。
30分程の滞在で下山開始。
履きなれない登山靴で痛む足に耐えながらなんとか明るいうちに菩提峠に下山できた。
ヤビツ峠までの舗装路の歩きでは途中他の登山者の方に駐車場まで乗せてもらい楽が出来た。
あと一時間半ほど早く出るか、陽の長い季節なら丹沢山まで行けたかもしれないが、そもそも体力がきついかもしれない。
ノンビリ楽しむならどこか山荘に泊まったほうが良いかも…
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