立山 御前谷・山崎カール・御山谷滑走


- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
天候 | 曇り 14時くらいからわずかに小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
アルペンルートは外国人観光客が大半 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まだ普通の山スキーができるほど雪は積もってませんので念のため・・・ |
写真
感想
先週の台風の後に立山にまとまった雪が積もって、もう真っ白。どれだけ滑れるかは行って見ないと分かりませんが少なくとも内蔵助雪渓は滑れるので、今回はシール歩行で行ってきました。
このところスキー持ってる人は他に見なかったのですが、ついにもう一名おられました。ようやくノーマルにスキーしようという人が登場してきたということでしょうか(笑)
無事に始発7時の便に乗り、室堂着は8:15くらい。今回はアプローチシューズから兼用靴に履き替え、スキーにシールを貼り、8:30の出発です。もう室堂ターミナルからいきなりスキー歩行できます。
久しぶりのシール歩行、シートラと違って足が重いです。これも本格的山スキーシーズンのために今のうちから体を慣らしておかないと・・・
というわけでシートラで歩くより遅い一の越到着。せっかくなのでそのまま雄山への稜線をシールで登ります。しかし石ゴロゴロのこのルート、シールとクトーでは難儀します。途中でどうしようもなくなりシートラにしますが、シールとかクトーという荷物が増えたため重さが堪えます。
なんとかようやく雄山に着きました。御前谷を覗くと雪がつながっているじゃないですか〜雪質は重めのパウダーかモナカ、最初の急斜面に突っ込みます。ちょっと尻餅をつきましたが順調に滑降して徐々に斜度が緩んだところで滑走終了。御前谷の登り返しは斜度が強いのでハードです。
再び雄山に来て今度は山崎カールを滑ってみることにしました。なんとか雪がある感じなので大汝山へのルートのところから入りましたが、全面パウダーだったのでまだそれほど深くない雪の下に眠っている石にやたらスキー板が当たって往生します。とにかくソフトにゆっくり下るしかありませんでした。
山崎カールの後半は斜度が緩むと十分な積雪があり、とても快適な滑降ができました。とはいえそれは一瞬で、岩の間をぬって滑り、一の越方面に向かいます。登りに切り替わるところでシールを貼ってシール歩行します。さて一の越の先には御山谷があるのですが、あそこは確かそんなに石ゴロゴロしてなかったはず〜と期待すると、雪はパックされて固めのモナカでしたがそれでも今日一番の快適な滑りでした。うれしかったので御山谷は計3本滑りました。
ラストは一の越から室堂まで滑ります。小雨が降り始めましたからちょうどいいタイミングでした。ここの雪は踏み固められた部分以外はやわらかく滑るとブレーキがかかるタイプでした。太ももに負担のかかる雪です。
無事に室堂に着いたら、バスに乗る準備をして乗車口に向かいます。スキーは保護用の袋に入れないと乗せてくれませんから、立山駅の売店で買っておきましょう。
10月の終わりにこんなに滑れるなんてよく考えたら夢のようです(笑)
もちろんまだ石を踏んでガリガリやってしまいますが、シーズン初めはいつもそういうものです。自宅から立山まではかなり遠いですが、それでも行く価値は十分あった本格的な山スキーを久しぶりに味わうことができました。
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