記録ID: 1297059
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ハイキング
剱・立山
黒部峡谷〜水平歩道・下ノ廊下〜
2017年10月26日(木) ~
2017年10月27日(金)
- GPS
- 29:50
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,040m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:50
2日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:40
岩登りなど、登攀技術が必要な場所はありませんが、狭い足場と高度感に緊張を強いられるため、集中力を欠いてつまづいたりすると、大事故につながります。
また、落石も多く、岩が突き出している箇所もあるのでヘルメットは必須。
強風や悪天時に備え、念のためハーネスかスワミベルトとスリング・カラビナもあった方が良いでしょう。
また、落石も多く、岩が突き出している箇所もあるのでヘルメットは必須。
強風や悪天時に備え、念のためハーネスかスワミベルトとスリング・カラビナもあった方が良いでしょう。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴール 関電トンネルトロリーバス 黒部ダム駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の整備は終わっています。登攀技術やロープワークを要する場所はありません。 ・整備後の落石による橋や道の損壊が数か所あります。(通行は可能) ・別山沢出会の雪渓は表面が凍っており滑ります。ロープが張ってありますので離さず通行しましょう。 ・全体に狭い箇所の多いルートです。すれ違いには気を付けましょう。特にテン泊装備の方はマットを外付けする際に縦向きに装着するなど、荷物の幅が肩幅以上に広がらないようにした方が安全です。 ・ヘルメットは必須です。落石の危険もありますし、岩が突き出ている箇所もあります。うっかり岩に頭ぶつけた拍子にバランスを崩せば、普通ならタンコブで済むところが死亡事故になりかねません。 |
その他周辺情報 | 祖母谷温泉 欅平から30〜40分。車が通れる林道歩き。露天風呂・内風呂有。(今回は前泊に利用しました。) その他、欅平駅すぐの場所に「猿飛山荘」、10分ほどの場所に「名剣温泉」あり。 自分は黒部ダム到着後「ロッジくろよん」で後泊しました。そのまま帰る場合、大町温泉郷などで入浴できると思いますが、帰路の温泉事情は欅平側に下りた方が豊富だと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
写真や映像で見て憧れていた場所。
欅平から仙人谷ダムまでの約13kmの「水平歩道」
仙人谷ダムから黒部ダムまでの約17kmの「下ノ廊下」
黒部峡谷鉄道の終着駅、欅平から黒部峡谷を約30km遡り、黒部ダムに至るルートを歩いてきました。
黒部川の激流が大地に刻んだ、日本屈指の大峡谷、黒部峡谷。あまりの険しさに明治に入るまで、ほとんど人の立ち入りを許さなかった自然の要塞です。
その核心部を踏破するルート、出発前から緊張と興奮が高まります。
急峻な峡谷を進むため、巨大な岩壁を削り、時にトンネルを掘り、丸太橋をかけ、峡谷の奥へ奥へと続く道。幅は平均約70cm。最も狭い所では30cmほど。片側は岩壁、もう片側は遥か下の黒部川へと落ち込む高さ数十〜数百メートルの断崖。
そんな場所ですが、壮大な峡谷とそれを彩る紅葉の美しさは絶景の一言。
当初は初日に水平歩道で阿曽原まで行き、2日目は十字峡をピストンして再び阿曽原泊、3日目に水平歩道を通って欅平に戻るつもりでしたが、それまて悪天候や台風の影響で、平日にも関わらず阿曽原は大混雑だったため、連泊はせず、黒部ダムへ抜けることに変更。
結果的には紅葉の絶頂期に最高の好天に恵まれた2日間で歩くことができ、険しい道に緊張しつつも黒部峡谷の絶景に感動の連続を味わった山旅となりました。
無事帰還できた幸運に感謝です。
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