霊山と青麻山:賑わう紅葉の岩峰と静かな紅葉の里山
- GPS
- 06:35
- 距離
- 47.5km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 6:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青麻山の林道は登山口まで舗装路。青麻山下当別登山口は登山口入口のカーブに3〜4台駐車可能、誰もおらず。帰りに通った電波塔の駐車スペースは5〜6台で今日は一杯。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
霊山は遊歩道の様に整備されている。土でちょっと滑りやすいところにも鎖などあり。岩山だが、岩の登降はほぼない。 青麻山の下当別からのルートは問題なし、普通の登山道。山頂から電波塔へのルートは通る人も多く、よく整備されている。送電線下の巡視路は、林道から入って最初の送電塔まで道は分かるが草をかき分けていく。その後は問題なし。 |
写真
感想
今週末は、3日は曇りのち晴れ、4日は雨から晴、5日は平地は晴れだが強い冬型の気圧配置になる予報である。3日は高い山でもまあまあの天気だろうが、今回は今が紅葉の低山にしようと考えた。霊山は紅葉のうちに行っておきたいし、うまく組み合わせができる山はあるかな。ということで、霊山(りょうぜん)と白石の青麻山(あおそさん)(両方とも難読)を組み合わせて行くことにした。
霊山は10月28日から11月5日まで、霊山紅葉まつりなので、なるべく早く出て6:15 に着いた。上の登山口駐車場まで自由に入ることができた。まだ車は5台程度。直ぐに出発して、最初は幅広い落葉の道を緩く登っていく。途中左に曲がり緩い山道となる。沢沿いの整備された道を周りの岩を見ながら登っていくと、宝寿台となる。ハシゴを登って宝寿台に登ると、福島方面は雲海の下となっており、安達太良から吾妻がその上に浮かんでいる。上空は天気予報より良く、ほぼ快晴で周辺の紅葉もきれいに映える。霊山の登山道は幅広い落葉の道で遊歩道のように歩き易い。次の見下し岩からも雲海と紅葉がきれいである。直ぐに日暮沢入口となるが、ここは国司沢方面に進む。この辺りは左の国司沢の岩の景観が良いところである。さらに護摩壇入口から親不知子不知で岩の間や下を通る道を経て、護摩壇へ着く。道は少し登りとなり、国司館跡、さらに霊山城跡の広場に出る。日枝神社まで行くか迷ったが、ここまでで戻ることにする。
霊山城跡のトイレの脇から東物見岩方面への道に入る。樹林の間の道を登っていくと分岐があり、左に少しで東物見岩に出る。ここが825m、霊山の最高地点であるそうだ。また、尾根上の樹林帯を一度下り、また登ると蟻の戸渡りである。ここから稜線上を、いかにも蟻の戸渡りというような短い岩稜を行くと望洋台である。海の方向なのだが、やや霞んでいて、はっきりとは分からなかった。弁天岩には行っておきたかったので、ここから弁天岩入口を目指す。入口から岩稜を少し行き、最後にハシゴを渡ると弁天岩に着く。ここで、休憩、少し食べておくことにする。弁天岩での休憩中は誰も来なかった。ここまで会った方は7人ほど。大体順路は時計回りだし、朝早かったからかな。弁天岩から日暮沢入口まで行くと、後は往路と同じ道を戻ることになる。8時半位になって、どんどん登ってくる人が増えてきた。でも道が広いので、すれ違いは楽である。登山口に着くと車は一杯、さらに道路にはかなり下まで駐車している。早く来てよかった。今日一日では数百人が登ることになるかも。紅葉の霊山は一度来たかったので、天候も良く、雲海も見ることができて良かった。
次に、帰りに青麻山に行くことにした。青麻山は冬の馬ノ神岳、後烏帽子岳、不忘山などからいつも見えていた山なので、一度登ってみたかった。春の花のシーズンが一番良いのだろうが、秋の紅葉もどうだろうか。往路は下別当登山口(北側の登山口)から周回することとした。林道はやや狭いがずっと舗装路で楽である。登山口からは暗い樹林帯、杉林の幅広い道を緩く登っていく。道はだんだん急になり、紅葉の広葉樹林帯になると急登となる。天候は快晴となり、気温も上っているのだろう、汗を絞られる。尾根に乗ると、一旦平坦になるが、そこから最後の150mの急登となる。山頂が近づくと、周りは笹が多くなるとともに、傾斜は緩くなり青麻山山頂に到着する。それまで誰にも会わなかったのだが、山頂には2グループ10人程度の方がいらした。山頂にはお社(鳥居)がある。山頂からの展望は、白石の平地方面の眺望がよいのだが、蔵王方面は樹林の間からやっと見える程度である。でも雁戸山や大東岳は確認できた。今日は蔵王、二口方面も良い天候のようだ。
青麻山の下りは電波塔への道とした。こちらが主な登山道となっているようで、よく整備された割と一定の傾斜の良い道である。時折、山頂が眺められるところもあるし、こちらの方が登り易いだろう。順調に下って、最後に20m程登って電波塔に到着する。ここから下別当登山口までは、ヤマレコの記録を参考に、送電線の下の巡視路を使わせてもらう。電波塔から舗装の林道をカーブ3つ下ると、左に送電塔が見え、左の木にマークがあるので、そこから入る。最初杉林だが、草地になると道形は分かるのだが、背丈ほどの草をかき分けて送電塔の下に出る。この先どうなのかと思ったが、巡視路はマークもあり全く問題はなかった。次の送電塔までの間、一旦下ったり、暗い杉林の中を通ったりするが、道は問題ない。最後は杉林の中をジグザグに下って行くと下に林道が見えてくる。一旦沢まで下り、最後に登って林道に出ると登山口の目の前だった。青麻山では下りの山頂直下辺りでカエデの紅葉がきれいで、紅葉の時期も良いものだと思った。
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