石鎚山系縦走【笹ヶ峰〜伊予富士〜瓶ヶ森】
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,117m
- 下り
- 1,663m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:44
天候 | ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
写真
感想
数年前からあたためていた四国300名山縦走。記録もあまり見当たらずスタートからゴールの具体的なイメージがつかめないままに放置していた…とゆうよりどう行けばここの3名山を日帰り一発で行けるかの目処がたたなかった。当初は石鎚ロープウェイから高知に抜ける案を考えていたが、下山後のはるか離れたバス停の時間に合わない感じ(>_<)
伊予西条駅からの周回コースを思いつき2日前に実行に移すべく計算してみるとコースタイムはこの時期には過酷な15時間20分…(・・;)
石鎚ロープウェイの最終バスが17時23分発なのでスタートの下津池は8時42分着のバスでは苦しいのでタクシーで向かい夜明けスタートにして、コースタイムを縮めまくることで目処が立った?…天候も快晴予報(^.^)。タクシーが伊予西条駅6時にとれたので前日夕刻に自宅を出発する。讃岐うどんも食べにいきたい。
タクシーの運転手は昔、笹ヶ峰でスキーした事があるらしく、林道を予定より奥まで入ってくれた。下りて歩き始めるとすぐに後から来た広島の方の車に、なんと乗せてあげると声をかけられる(^^ゞ
林道はかなり荒れていて、石をどけたりかましたりもしたけど、地元の軽が2台、果敢に攻めていったので、ついていき無事登山口まで入れた。
広島のKさんとNさんと一緒に笹ヶ峰まで登る。打ち抜きの水があるようにここの山系は水量が豊富?たいていの山では登山道付近は枯れ気味なのに、すぐ近くに滝がジャバジャバ流れている(・・;)
歩きやすい登山道を登っていくと丸山荘。
地元の先行のグループに追いつき、「どこいくの?」と聞かれ、計画を話すと「見当もつかない!!」と言われる(^_^;)
発音と言葉が非常に印象的でこの山行のキーワードとなる。
さらに行くと背後の沓掛山が大きくかっこよく見えてくる。ひと踏ん張りすると四国らしい笹原が見えてきてほどなく山頂。
グータッチで絶景の登頂を喜ぶ。ちち山に向かうお二人とはここでお別れ。
計画より遅れていることに気付き、急いで寒風山に向かう。直下の笹原は足元が見えないところもありやや危なっかしい。山頂から白く見えていたのは霧氷だった。霜柱は丸山荘あたりからあちこちにあり、昨日の夜はかなり冷え込んだようだ。そういえば確かに寒かった…(・・;)
途中にあった「止」の標識はここでしか見たことないけど、なかなかの抑止力(笑)
寒風山ではおそらくはその由来の強風を警戒していたが今日は無風快晴でなんなく到着。
どれが山頂かよくわからないギザギザの伊予富士へ向かう。寒風山トンネル方面から来る登山者が多くあちこちですれ違ったり、追い抜いたり。
伊予富士の最後の登りはかなり急登。頑張って一気に登る。
山頂はさらに向こうから来た人も多く人であふれかえっていた。
自念子の頭までは歩きやすくハイスピードでいけたが、遠くからもとんがって見えていた西黒森が着きそうで着かない。分岐からわずかな距離もきつかった(>_<)
笹ヶ峰では予定より1時間50分遅れだったが、ここで55分遅れまで追い上げていた。
瓶ヶ森へは一旦下りきって、また大きく登り返すが、近づいてみると西黒森ほどではなく、ひと踏ん張りで到着。
石鎚ロープウェイまでコースタイムはあと3時間45分、残り時間はほぼ2時間、笹ヶ峰以降はほぼ6掛けで歩けていたのでラストスパートをかければ間に合う気もしたけど、どんな道かわかっていなかったし、疲労も蓄積、瓶ヶ森登山口ならあとちょっとらしい。何より瓶ヶ森が女山なら男山にもぜひ寄りたい!(^o^)
日没しても、林道経由で伊予西条駅まで走ればいっか〜と思い、ゴールを変更。
楽に登山口に着き、すぐに林道を寒風山トンネルを目指し歩く。さっき少し上を通った吉野川源流碑にはわずかで到着。自念子の頭近くの登山口にもすぐに着いた。西黒森にこだわらず、この区間を林道でショートカットしていたらかなりの時短でロープウェイ乗場のバス停までらくらく縦走できた…!?と思ったけど、あとの祭り(・・;)
寒風山トンネル向こうの下津池はまだまだあるはず、伊予西条駅もそこからさらに10キロぐらいあるはず、携帯が圏外で距離がわからず、キロ6分で走れたとしても帰りの電車の時間にかなりギリギリなのでは!?(・・;)
焦って本格的に走りかけた頃、なんと観音寺のご夫婦の車が止まってくれた(ToT)
寒風山トンネルまではまだ半分ぐらいだったようでかなりのくねくね道で遠回り、走ったとしても大変な時間がかかったと思われた。
ご飯の心配までしてくれ、いつも行くという海鮮丼のお店に一緒に行くことに。
駅に送ってもらい無事、電車に間に合い帰ることができた。
今回は計画が甘かった。ご夫婦がいなければどうなっていたことやら…。感謝と反省の四国縦走となった(^_^;)
※追記…瓶ヶ森から、西之川バス停までは分県登山ガイドによると2時間40分。男山から右折、右折で戻ってもバスに間に合ったな、これ(・・;)
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