雲取山、ヨモギ尾根で熊の親子に遭遇
- GPS
- 10:15
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,598m
- 下り
- 1,598m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はない。ヨモギ尾根コースは、林道からの乗り始めが急登の連続であるが、登山路は良く整備されており、危険箇所は無い。ただし、今回、ヨモギ尾根の中腹でツキノワグマの親子連れを見かけたため、熊に注意が必要。 |
その他周辺情報 | 三条の湯 |
写真
感想
M山岳会のメンバー5名と後山林道の塩沢橋からヨモギ尾根ルートで雲取山に登り、帰りは三条の湯経由で日帰り登山を行った。雲取山へのヨモギ尾根ルートは、後山林道の片倉橋まで車が入れるため、片倉橋まで車で移動し、5:17にへッデンを点けてヨモギ尾根ルートの登山口になる塩沢橋まで林道を歩いた。5:51に塩沢橋に着き、小休止し、6:00に登山を開始した。
シオ沢に沿って登るにつれ、明るくなってきた。やがて、急なつづら折りの急登が始まった。1時間程急登を続けると、登山路にも朝陽が差し込み始めた。塩沢右岸上段巡視路分岐の先で朝食休憩をとった。
その後、奥後山に8:04に到達した。奥後山の三角点は、最も高いピークより少し低いところにあった。このあたりから左に飛龍山と青岩谷を望みながら登っていくと、左手の斜面を黒い塊が3つ動いているのが見えた。その距離;50〜80m位、先頭の小熊をひときわ大きな母熊と小さい子熊が移動していた。熊たちは我々に気づいたのか気づかなかったのかわからないが、至近距離で熊と遭遇し、ビックリした。
ヨモギ尾根ルートは、破線ルートになっており、登山者は殆どいないため、熊も冬眠前に木の実等の採取に青岩谷を根城に徘徊しているものと思われる。登山路には、時間は経っていたが、熊の糞も落ちていた。
ヨモギ尾根は破線ルートながら、良く整備されており、奥多摩小屋にでるのが、通常のルートだが、今回は、途中からヨモギの頭に直接でるルートを登った。こちらは、あまり歩く人がいないようで、踏み跡は薄かった。
9:35にヨモギの頭に出ると、富士山や、南アルプス、奥多摩の山々がクッキリと見えた。(添付のルートは、奥多摩小屋に出るルートとなっている)
今日は、予定より時間が早かったため、小雲取山のピークにも立ち寄った。このピークは、登山路脇の一段高い笹薮の中にある。その後、雲取山を目指して登山路を登っていくと、月曜日の平日ながら、多くの登山者とすれ違った。ヨモギ尾根ルートでは、殆ど人と出会わなかっただけに、雲取山の人気の高さを再認識した。
10:40に雲取山山頂に到着し、記念撮影を行うとともに、360度の素晴らしい眺望を堪能しながら、山座同定で楽しんだ。その後、山頂で昼食休憩をとり、11:20に下山しようとしていると、何とM山岳会のMさんが登ってきた。鴨沢からノンストップで登ってきたそうで、一同ビックリした。
下山ルートは、三条の湯に下るルートとし、三条ダルミで小休止をした。こちらのルートも、三条の湯までですれ違った登山者は一人のみだった。13:18に三条の湯につき、小休止した後後山林道の終点まで歩いたが、この区間では、7〜8人の登山者とすれ違った。この後、後山林道を歩いて、片倉橋に15:35に帰着した。
今回は、雲取山への破線ルートであるヨモギ尾根ルートを登ったが、途中で熊の親子に遭遇し、びっくりした。ヨモギ尾根ルートからは、飛龍山がずーっと目の前に見えており、近いうちに登りたい山の一つとなった。
コメント
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M山岳会の人達は雲取山によく行きますね!!其の度、ルートが異なっているようですが・・・一体いくつルートがあるんですか?さすが東京都の最高峰!人が絶えることがないようで賑やかですね。私の苦手な熊との遭遇ですか!!特に子連れの熊は怖いそうなんで、正面衝突でなくてよかったですね。でもMATUSANNいれば体格いいので大丈夫かもwwwwまた冬山でもご一緒したいですね・・・
mmakiraさん、コメントありがとうございました。M山岳会の記録を調べてみたところ、記録に残っているものだけでも7回登っていますね。雲取山の標高が2017mで2017年の山ということもあると思います。
東京都の最高峰で、山梨県、埼玉県の県境にあり、眺望が良く、いろいろな登山ルートが楽しめることもこの山への登山者が多い理由でしょうね。一番ポピュラーな鴨沢あるいは小袖から石尾根を登るルートと、三条の湯から上るルートの記録が多いですが、今年は長沢背稜の酉谷山から雲取山に登り、石尾根を通って奥多摩駅までロングコースを登った記録もあります。また、今年はナイトハイクも実施されております。昨年は秩父の三峰神社から登ったものもあります。この他に富田新道からの記録もあります。今回のヨモギ尾根ルートは、VRなので珍しいですね。でも、大半の登山に奥多摩のTZ仙人が参加されております。
今後も、よろしくお願いします。
matusanさん、こんにちは。
歩いてみたいルートのひとつです。
夏なら青岩谷を絡めてもいいなぁと思いつつ、なかなか日をとれないうちに冬になってしまいました。
ヨモギ尾根の熊は唐松谷から登った時に食痕がありました。そろそろ猟期なのでオレンジや赤のジャケットを用意しなくては。。
よいレコありがとうございました。
pokoroさん、こんにちは。
ヨモギ尾根ルートは、歩いている人が少ないにも拘わらず、良く整備されており、静かな山歩きをしたい方にお勧めのコースです。
この時期は、木々の葉が落ちていて、飛龍山はもちろん、南アルプスの峰々も望め、いいコースでした。
ただし、今年は、まだ暖かいのか熊は冬眠しておらず、まだ冬ごもりに備えて活動中のようですので、熊に注意してください。鹿笛がぴゅーぴゅー聞こえており、猪の活動エリアでもありますので、猟師さんの行動にも注意が必要ですね!!
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