初冬の信州プチ足跡繋ぎ(野辺山〜飯盛山〜清里)
- GPS
- 04:06
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 486m
- 下り
- 566m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り(稜線上、北風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体に良く整備されている家族連れ向けハイキングコース。要所に道標あり。 ・山頂から清里への下降路、平沢牧場のところで路傍に佇む牛さんに気を取られていると、千ヶ滝〜清里駅方面への分岐を通り過ぎてしまうので注意。(このような迂闊者は小生だけ??) |
その他周辺情報 | ・清里駅から車で数分のところに「天女の湯」あり。 |
写真
感想
飛び石連休の谷間、秋の学会出張の代休が取れ、懸案の日本海→太平洋足跡繋ぎ再開。当初は瑞牆山→信州峠→飯盛山の分水嶺トレイルを狙ったものの、瑞牆山荘行きバス便が23日で終了、中間点の貴重な一軒宿、黒森・五郎舎が予約一杯で断念。負傷後のリハビリ中でもあり、単独でのロング日帰りもNG。仕方なく、観光地・清里からイージーアクセスの飯盛山へほんの少し足跡を伸ばすツアーに出かけます。清里からの単純ピストンも気詰まりなので、小海線を利用し、野辺山からのプチ周回コースをチョイス。
前泊の中央道・双葉SAのスマートICを朝5時過ぎ出発、清里駅前の無料駐車場に愛車をデポ、下り始発の小海線でJR最高標高点、野辺山駅へ。夏〜秋は多くの観光客で賑わう人気スポットも、初冬の平日早朝、ハイカーは小生のみ。駅前から真っ直ぐな舗装道を進み、大学演習林や電波観測所を横目で見ながら、どん詰まりから山道へ。緩やかに登ると間もなく車道に合流、獅子岩のある平沢峠に到着。ここから山頂を目指すのが最短コースです。途中、ベテラン女性二人のパーティとスライド、小生以上に先方も「アラマア、物好きな人もいるもんだ…」的に少し驚いていた感じ。
程なく牧場との境界のフェンスが右に現れ、切れ目から展望の良い草地に出てみると、いきなり富士山ドーン!右手にはワキを固める茅ヶ岳、目指す飯盛山も左手に端整な円錐形の姿を現します。平沢山のピークを踏み、一旦鞍部まで下ると、いよいよ飯盛山への最後の登り。山頂手前で、信州峠〜横尾山方面からの分水嶺トレイルに合流、遠く瑞牆山も峩々たる山容を見せています。標識こそないものの、なだらかな尾根筋はうるさい藪さえなければ歩きやすそうに見え、後先考えずにこのまま県境尾根を縦走したい衝動に駆られます。しかし、今日はリスクのある単独行でもあり、我が愛車の待つ清里へ戻らねばなりません…。
あっという間に強風吹きすさぶ飯盛山頂着、眼前の八ヶ岳、南ア方面の稜線はすっかり雪雲の中ですが、寒さにかじかむ手で富士山〜金峰〜浅間山方面のパノラマ撮影。そそくさと下山開始、牧場のゲートを越えたところで風も収まり、アズマヤのある休憩所で軽食・休憩。クッションの効いた気持ち良い樹林帯のルートを下っていくと、程なく人家が現れ、平沢牧場の牛たちが左の草斜面から小生にガンを飛ばしてます。スマホで写真など撮るうち、清里方面への分岐を行き過ぎてしまい、かなりの遠回りでようやく平沢登山口通過、千ヶ滝まで車道を下り、地味に足に来る緩い坂を登り切って、意外にアッサリとミーハーなお店の並ぶ清里駅前通りに帰り着きました。
というわけで、朝方の4時間弱のアルバイトで、松本盆地からの赤い足跡がほんのちょっと東へ伸びました。アドベンチャー要素満点の分水嶺トレイルを越え、瑞牆山まで足跡が繋がるのはいつになることか…。その前に、この日は真夏の北アルプス古道ツアーで、両手負傷のため歩き残した下界の約14kmの道程を拾いに、休憩もそこそこに愛車を飛ばして中央道を西へ向かいます…。
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