恵那山【歴史と伝説の山は樹氷と展望の名山でもあった】

2017年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,198m
• 下り: 1,190m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:49

距離 12.6km 登り 1,198m 下り 1,200m

6:29 林道ゲート
6:56 7:02 恵那山広河原ルート登山口
8:06 ４合目（休憩所）
9:00 9:10 1,990ｍ展望地
9:50 9:57 恵那山一等三角点
10:12 10:15 恵那山頂避難小屋
10:35 10:38 恵那山
10:46 11:05 恵那山頂避難小屋
11:16 11:22 恵那山一等三角点
11:40 1,990ｍ展望地
12:12 ４合目（休憩所）
12:52 12:55 恵那山広河原ルート登山口
13:18 林道ゲート
13:18 ゴール地点

天候

晴れ時々薄曇り
昼前からは曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆アクセス、駐車場
▽広河原登山口駐車場
・東京方面からだと、飯田山本ICから20kmほど。最寄りの園原ICは名古屋方面からしか出られません
・基本、2車線の県道477号線ですが、最後の7kmほどは細い林道となり、本日は一部凍結していました
・無料で30台ほどは駐車可能。本日は6時15分到着で先行1台。13時20分帰着時でも計4台のみ（本日の広河原からの入山者は、6組15名でした）

コース状況／危険箇所等

☆道の状況（2017年11月26日現在）
※この時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度にお願いします
▽駐車場⇆広河原登山口
・林道です。落石が多く山側には常に注意を払った方がいい
▽広河原登山口⇆恵那山神社
・300mおきに案内板があり、良い目安になります（何故か案内距離よりもかなり長く感じた）
・4/10までは樹林帯で展望もない急登。4〜5はなだらかで、その後山頂までまた急登です
▽恵那山神社⇆恵那山山頂小屋
・山頂小屋まで行かない人も多いのでしょう、本日は5人の先行グループがありましたが、恵那山神社から先はトレースがなくなりました
▽恵那山山頂小屋⇆最高標高点
・積雪は深い所で50cmほどとなり、当然トレースもありませんでした
・樹氷をくぐるために四つん這いならざるを得ないところもあり、雪まみれになります。装備を整えてから進みましょう

☆登山ポスト
駐車場にあり

その他周辺情報

☆登山後の温泉
♨野熊の庄 月川温泉
・広河原コースの至近の温泉になります
・掛け流しではなさそうですが、とても気持ちよかった
http://gessen.jp/?page_id=9

☆飲食店
▽蕎麦処 おにひら
・阿智村の有名店。水がそもそも冷たくて美味いので、蕎麦も当然の美味さ。しかも新蕎麦です
・周辺の果物や野菜も店頭で販売しています
http://onihira.com/?cat=28

写真

11/26 6:29

広河原登山口駐車場のゲート

11/26 6:30

阿智セブンサミットがとても気になる

11/26 6:36

林道歩き中、なんとシモバシラが！

11/26 6:37

初めて見るその姿に感動！

11/26 6:37

帰りにはすっかり溶けていました

11/26 6:53

林道のトンネル
所々崩落していて怖い

11/26 6:56

ここが登山口
一旦河原におります

11/26 7:05

この橋が結構怖かった…

11/26 7:07

しばらく樹林帯を登っていきます

11/26 7:18

300mおきに標識があり目安になります

11/26 7:43

右手には樹氷に覆われた白いお山が

11/26 8:05

4/10までが苦しかった
展望もないし急登だし

11/26 8:06

でも嫌な樹林帯ではありません
基本カラマツでこの時期は明るいし、黄葉シーズンはさぞかし素晴らしいことでしょう

11/26 8:08

展望が開けました

11/26 8:19

南北の南アルプスが全山！
ここまで南アルプスの展望が開ける山は他に知りません！

11/26 8:19

仙丈ヶ岳と白峰三山

11/26 8:19

悪沢岳・赤石岳・聖岳

11/26 8:26

霧氷が付いていたらさらに素晴らしかったろうに

11/26 8:26

絶景稜線

11/26 8:35

傾斜も緩く快適そのもの

11/26 8:39

中央アルプスも姿を現した

11/26 8:44

結構白くなってますねー

11/26 8:48

樹氷も現れ始めました

11/26 9:21

ここからはまた樹林帯に突入
でも前半と違い気持ちのいい樹林帯です

11/26 9:26

空が真っ青でないのが惜しいところ

11/26 9:29

一足早いクリスマスツリー

11/26 9:32

11/26 9:38

登るにつれ白くなる樹々

11/26 9:44

11/26 9:50

山頂展望台が見えました

11/26 9:50

一足先に登ってみた

11/26 9:51

中途半端な高さで展望はイマイチ
この倍くらいの高さが欲しい

11/26 9:52

展望台より

11/26 9:53

11/26 9:55

想定外にいい山だ！

11/26 9:57

山頂の恵那山神社で御参り

11/26 10:01

成長中のモンスター

11/26 10:01

途中開ける箇所も
噂のUFO発着地か？

11/26 10:04

随所に社があります

11/26 10:06

ウサギトラック

11/26 10:09

11/26 10:15

山頂避難小屋
なぜか扉が開いていました
本日ここまで来た人はいないはずなのに

11/26 10:18

小屋裏の展望台

11/26 10:19

展望台からの南アルプス

11/26 10:20

展望台からの中央アルプス
いつの間にか笠雲が

11/26 10:23

クリスマスツリー乱立

11/26 10:23

小屋から先は完全にノートレース

11/26 10:25

四乃宮社
この左側へ行けそうですが間違い

11/26 10:32

少し戻りほぼ這って樹氷をくぐり抜けていくと

11/26 10:35

最高点（だと思う）に到着

11/26 10:35

最高点からの展望

11/26 10:48

ザック等は雪まみれ

11/26 10:50

行動食は虎屋の高級羊羹

11/26 10:52

避難小屋まで戻りお茶にします

11/26 11:04

見ていて飽きない

11/26 11:05

この樹氷群、最高です

11/26 11:05

地味なヤマなどと言って

11/26 11:05

ごめんなさい

11/26 11:12

樹氷の間から南アルプス

11/26 11:13

中央アルプスの笠雲はさらに発達

11/26 11:18

UFO召喚中

11/26 11:20

阿智セブンサミット、目指したくなりました

11/26 11:23

山頂の樹氷群
これからますます成長するでしょう

11/26 12:52

一気に広河原

11/26 13:04

林道の危険さがよく分かるかと
「落石注意」ではなく「崩落注意」ですから

11/26 13:06

足早に抜けましょう

11/26 13:14

猿もたくさんいました

11/26 13:18

駐車場に帰還

11/26 14:43

温泉は至近の「野熊の庄 月川」へ
ここら辺の名産物「根羽アイス」も購入

11/26 14:14

バッジは店頭に置いてなく、フロントに聞くと出してくれました（540円）
なぜ？

11/26 14:43

看板猫の「ぎん」

11/26 15:31

阿智村の「そば処 おにひら」へ

11/26 15:10

店名にもなっている「おにひら」（ざる3枚分）を注文（1700円）

11/26 15:12

みてみて、この新蕎麦の若干緑がかった美しい色合い

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-02H Sony

感想

Kazu405

前日の18時まで悩んだ挙句、百名山の中でも地味な存在の恵那山を選択。
展望とかよりも、歴史的な面で百名山に選定されたのかな？とか思い、正直遠さも手伝いあまり気が進まない山ではありました。
ところが、前日のレコがアップされ、とんでもなく綺麗な霧氷を見ることができると判明。
八王子からのアクセスは大変ではありますが、意を決して向かうことに。
※レコありがとうございました。大変参考になりました。

懸念された駐車場への林道の凍結もこの日はそれほどではなく一安心。
6時過ぎに到着時で先行一台と、ここは本当に百名山？と思いたくなるほどの静けさ。

広河原登山口までの退屈そうな林道歩きでしたが、なんとシモバシラを発見！
これまで見たことなく、今年は高尾山でなんとか見たいと思っていただけに感動！

広河原登山口からは、黄葉の時期はさぞかし美しいであろうカラマツ林の急登が続き、汗だくに。
それでも開けた尾根歩きになると、南アルプスと中央アルプスの大展望が広がると同時に、昨日の樹氷が多く残っており感激。
甲斐駒ヶ岳から聖岳までの南アルプスの盟主のみならず、深南部の池口岳や大無間山、黒法師岳などまで見渡せる、私の知る限り、南アルプスの展望台としてはナンバーワンの山でありました。

山頂付近では霧氷や樹氷がとても素晴らしく、ついつい長居したくなるピークでもあり、百名山ということも手伝い多くの人が訪れることに納得しました。

次回は、阿智村の昼神温泉郷に泊まって、歴史と伝説、そしてUFOの発着基地として有名な恵那山を眺めながら、日本一とも言われる星空を観てみたい。