笠ヶ岳(久しぶりのピーカンで大展望満喫)

2011年09月08日(木) [日帰り]

• GPS: 12:15
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,122m
• 下り: 2,122m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:41
• 休憩: 0:36
• 合計: 12:17

4:26 新穂高温泉バス停
4:35 4:38 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:58 4:58 お助け風穴
5:17 5:17 中崎橋
5:33 5:33 笠新道登山口
8:18 8:19 杓子平
9:36 9:37 笠新道分岐
9:37 9:37 分岐指導標（仮称）
10:09 10:11 抜戸岩
10:39 10:40 笠ヶ岳山荘
11:15 11:15 笠ヶ岳
11:23 11:24 笠ヶ岳山荘
11:47 11:48 抜戸岩
12:26 12:37 笠新道分岐
12:34 12:37 分岐指導標（仮称）
13:27 13:35 杓子平
15:53 15:57 笠新道登山口
16:05 16:05 中崎橋
16:14 16:14 お助け風穴
16:29 16:32 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:41 16:41 新穂高温泉バス停
16:42 ゴール地点

新穂高温泉登山指導所4:26―5:31笠新道登山口―6:41杓子平までの中間点(1920m)―8:16杓子平―9:25稜線出合(笠新道分岐)―10:03抜戸岩―10:38笠ヶ岳山荘―10:53笠ヶ岳頂上11:15―12:27笠新道分岐―13:32杓子平―15:55笠新道登山口―16:41新穂高温泉登山指導所

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深夜3時ごろ到着しましたが、深山荘隣の登山者用無料駐車場は満車でした
有料駐車場(6時間500円1日2000円)は、第1・第2とも余裕
鍋平園地に無料駐車場がありますが、県道まで徒歩40分とのこと
今回はラッキーにも、県道路肩の広い部分が1台分ポッカリ空いていて、そこに駐車できました

コース状況／危険箇所等

新穂高蒲田左俣林道からスタートですが、歩行1時間程度のちょうど良いウォームアップになります
笠新道は、情報どおり急登が長く続きますが、整備状況は良く段差が大きく跳ぶところが少ない上に、本日は乾燥していて岩が滑らないので、歩きやすく感じました
杓子平上部から稜線にかけては、岩の大きさがマチマチで少々ザレているので、やや歩きにくい感じでした
ガレ場が数箇所ありますが、白○マークに忠実に行けば問題はありません
危険箇所もありませんでした

写真

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撮影機器：

α100 DSLR-A100 SONY

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

この2週間ほどは悪天候が続き、台風・大雨・洪水の被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
もちろんその間に山行はできず、久しぶりのピーカン予報となった9月8日に、1日タップリ歩ける笠ヶ岳に向かいました。

最短ルートとなる「笠新道ピストンコース」は、山高地図でのCT:14時間45分で、今の自分のコンディション(山歩きは好きだがそれ以外の運動はゼロ、1日2千歩程度の日常生活・・オーバーペースは禁物)からすると、登り-2時間、降り-1時間半、休憩(水・行動食、昼食、写真、装備調整等)+1時間で、トータル-2時間半、程度が限度と見積もりました。

下山limitの17時から逆算して4時半頃のスタートが必要です。9月ともなると日の出時刻はもう5時半近くとなっていますが、このコースは最初に1時間程度の林道歩きがあるので、登山口では明るい状態でスタートできてちょうど良い感じです。

笠新道は聞いていた通り、長い急登の道でした。しかし、林道のウォームアップ効果と1歩1歩の段差が適切に整備されているので、あまり苦もなく杓子平に到着です。途中、標高2千m位からは、槍穂の岩峰群や焼岳〜乗鞍岳の展望にも励まされました。

杓子平まで上がると今度は錫杖岳〜笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線とカールの展望に思わず息を飲みます。そして、稜線に出ると先月登った黒部五郎岳〜薬師岳〜黒岳、さらに頂上では、富士山・御嶽山・白山・立山の4大霊峰を含む、360度の圧巻大展望に酔いました。

しかしながら快調だった登りに比べ、降りの杓子平辺りではハッキリと脚に疲れを感じます。標高2200m付近からは脚の踏ん張りが効かなくなってきて、1歩1歩、安全第一(滑らず・躓かず・転ばず)のゆっくり下山となりました。この辺の、行動時間が10時間近くなってきた頃からの脚力というかスタミナがまだまだ課題のようです。

結果的には想定タイムピッタリの12時間15分で下山し、”大展望の連続攻撃”に、満足感いっぱいの山行となりました。