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Yamareco

記録ID: 1324420
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀北稜 新雪トレ

2017年11月25日(土) ~ 2017年11月26日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.7km
登り
1,096m
下り
1,095m

コースタイム

1日目
山行
12:20
休憩
2:10
合計
14:30
7:30
150
10:00
12:00
0
12:00
270
16:30
150
19:00
19:10
170
22:00
2日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
10:00
120
12:00
2日続けて雪が降ったので、新雪トレとして阿弥陀北陵に行ってきました。
降りてくる人に聞くと風が強く、石尊稜でも撤退のパーティが居たとの事。
林道終点辺りから雪が増えてきましたが、日曜日帰る頃にはだいぶ消えていました。
気温は夜-8℃程度。
鉱泉テン場はスコップ使用で前の使用者よりキレイに整地し、少し広げて使用。
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
7:30 赤岳山荘出発
薄っすら積もってます。
7:30 赤岳山荘出発
薄っすら積もってます。
林道終点まで来るとだいぶ積もってきました。
林道終点まで来るとだいぶ積もってきました。
道は踏み固められていますが、真っ白。
道は踏み固められていますが、真っ白。
アイスキャンディーは全く育ってなかった。
アイスキャンディーは全く育ってなかった。
今回は新しくゲットしたヘリテイジ クロスオーバードームを試してみます。
今回は新しくゲットしたヘリテイジ クロスオーバードームを試してみます。
鉱泉で−3℃。上は風が強いらしい。
鉱泉で−3℃。上は風が強いらしい。
行者までの道もいい感じ
行者までの道もいい感じ
中岳沢登山道途中から適当な所をラッセルしに入ります。
普通はやらないだろうけど、せっかくなんで遊びます。
中岳沢登山道途中から適当な所をラッセルしに入ります。
普通はやらないだろうけど、せっかくなんで遊びます。
ガシガシ股下ラッセルしてると、結局登山道にぶつかりました。
尾根へ乗るか、トレースはトラバース。
う〜ん。もうちょっとして尾根へ登る事へしてトラバース道へ。
ガシガシ股下ラッセルしてると、結局登山道にぶつかりました。
尾根へ乗るか、トレースはトラバース。
う〜ん。もうちょっとして尾根へ登る事へしてトラバース道へ。
結局尾根沿いに登るほうが楽でしたw
斜面は急に、足元固まらず。
楽しい〜★
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結局尾根沿いに登るほうが楽でしたw
斜面は急に、足元固まらず。
楽しい〜★
途中は青空が。今日一の瞬間でした。
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途中は青空が。今日一の瞬間でした。
降雪直後なんで足元決まらず、微妙な所もあり補助ロープで相方を確保。
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降雪直後なんで足元決まらず、微妙な所もあり補助ロープで相方を確保。
下の岩峰に付いたのが16:20
鉱泉から4時間掛かってしまいました。ちょっと遊びすぎた。
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下の岩峰に付いたのが16:20
鉱泉から4時間掛かってしまいました。ちょっと遊びすぎた。
思ったより悪いのは当たり前。これを体験しに来たんだからと思いつつも、雪を払い落としながらホールド見つけて登っていく作戦で時間がかかる。
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思ったより悪いのは当たり前。これを体験しに来たんだからと思いつつも、雪を払い落としながらホールド見つけて登っていく作戦で時間がかかる。
細いリッジも、締まってればなんともないが、アイゼンを置いた雪の下の岩が動くww
1
細いリッジも、締まってればなんともないが、アイゼンを置いた雪の下の岩が動くww
夜間登攀トレ終了。
19:00到着。
阿弥陀からの夜景はきれいでした。
3
夜間登攀トレ終了。
19:00到着。
阿弥陀からの夜景はきれいでした。
中岳沢がなんとか使えそうだったので、登山道を使い、下山
22:30
皆寝とるw
翌日は9時まで寝てゆっくり帰りました。
2
中岳沢がなんとか使えそうだったので、登山道を使い、下山
22:30
皆寝とるw
翌日は9時まで寝てゆっくり帰りました。

感想

今回は新雪トレ
条件として
・降雪直後(直近で一番の降雪量)
・風速25m予想(予報ほどはなし)
・初見
・ノートレース
・適当な尾根からの股下ラッセル
・岩峰からの夜間登攀
・ミトン型オーバーグローブをはめたままの登攀&ビレイ(俺だけ)
という最高の条件で阿弥陀北陵に行きました。
雪を払いながらの登攀になり、時間も掛りましたが、
阿弥陀北陵は景色が最高で、また行っても良いなと思うルートでした。
やはり、夜間登攀と山頂からの夜景は最高です。

4時間に渡るラッセル
からの
夜間まで及ぶ登攀(登山)
私にとってはどっちも初体験でした!

兄貴がずっと先陣でラッセルするもサラサラで踏み固まるワケもなく、すぐ埋まるから同じように私もラッセルw
やっと取付きまで来たかと思えば日暮れ時に。。。
ヘッドライトつけて岩登りをスタートしました。
山頂着く頃は勿論真っ暗!
見えるのは星空と下界の夜景(*´ェ`*)
この阿弥陀岳山頂からの夜景はめちゃ素敵で、大変だったぶん最高のご褒美を貰えた気分でした(*≧艸≦)♪

にしても、腰まで積もったサラサラの新雪がこんなにも扱いづらいとは思わなかった!
ラッセルにこんな時間取られると思わなかった!
ピッケル片手に登攀するのってやっぱ難しい!
トラバースといい、ナイフリッジといい、至る所でキャーキャー言ってビビりまくったけど、ロープを繋いでもらい安心して行けたのは完全に兄貴のおかげ。そこは本当に本当に感謝。

ただ、新雪どうこうじゃなくて、今の私に冬のバリエーションはまだ早いんだなと自覚しました。
もっと雪稜歩きとアイゼンワークを完璧にマスターしないとだ。
色々と勉強になりました(*・ε・*)

「登らせてもらった」から「登れる」になる為に。まずはそこからね。

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コメント

北陵ではなく北稜です
はじめまして、Boulder05と申します。
さて、 山行標題や感想での表記ですが、北陵は誤りで北稜が正解です。
「陵」は「みささぎ」と言い、天子の墳墓のことです。日本では天皇のお墓を意味します。
2017/12/29 13:43
プロフィール画像
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