矢倉岳（山北駅〜矢倉沢）

2017年12月02日(土) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 15.2km
• 登り: 971m
• 下り: 830m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:31

距離 15.2km 登り 979m 下り 837m

9:46 さくらの湯
10:12 10:13 洒水の滝入口
11:07 11:09 21世紀の森テレビ塔
11:28 セントラル広場
11:42 浜居場城址
12:12 山伏平
12:25 12:59 矢倉岳
13:09 山伏平
14:14 矢倉沢公民館
14:17 矢倉沢バス停

山と高原地図（2015）では、山北駅〜山伏平までの所要時間が2時間45分となっていますが、かなりキツメの設定時間だと思います。
歩くのが遅い方は、十分に余裕を持たせた方が良さそうです。

天候

曇り（やや寒い）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR山北駅から徒歩
帰り：矢倉沢バス停まで徒歩

コース状況／危険箇所等

山北駅から二十一世紀の森へ抜ける道は、通行止めは既に解除されていたものの、数カ所で林道の脇が崩壊していました。

写真

12/2 9:41

今日はJR御殿場線の山北駅からスタート。

12/2 9:47

山北駅前には、レトロ調の町内循環バスがスタンバイ。

12/2 9:50

しばらくの間、御殿場線の線路に沿って谷峨駅方面へ向かって歩きます。

12/2 9:51

河村城址（河村城山）はここからもアクセスできるようです。

12/2 9:51

ツタの紅葉。

12/2 10:03

河村城山の辺りも紅葉が進んでいるようです。

12/2 10:09

この"みっちゃん食堂"の交差点を入って、洒水の滝方面へ向かいます。

12/2 10:14

右へ進むと洒水の滝へ向かいますが、今日は左へ進んで"21世紀の森"経由で矢倉岳を目指します。

12/2 10:15

テレビ塔までの間、分岐点などに道標があるので安心です。

12/2 10:18

観瀑台？

12/2 10:19

観瀑台からはチラッと洒水の滝が見えました。

12/2 10:21

この砂防堰堤は、山腹の林道が崩壊した地点から続いていました。

12/2 10:22

見るからに葉が固そうなクリハラン。名前に「ラン」と付いていますが、実はシダ植物です。

12/2 10:26

向こうの山は紅葉真っ盛り・・・矢倉岳周辺も期待できそうです。

12/2 10:35

舗装道から砂利道に変わったこの辺りで、外来鳥のソウシチョウの群れと遭遇しました。

12/2 10:37

大きなコナラもすっかり色付いていました。

12/2 10:42

ここが林道の崩壊地点。ここから先ほどの写真の地点まで、ずっと砂防堰堤がつづいています。

12/2 10:45

先程の崩壊地点の隣の崩壊地点。ここからの眺めは上々です。

12/2 10:47

この辺りで林道が終わり、ようやく山道らしくなってきました。

12/2 10:49

恐竜の足の形はダンコウバイ。

12/2 10:53

透き通った赤い実の主は、どうやらナス科の「マルバノホロシ」という種のようです。

12/2 10:57

ここでようやく21世紀の森に入るようです。

12/2 10:58

突如現れた巨大なシダは、オオバノハチジョウシダという種類のようです。

12/2 11:03

階段をテンポ良く登ると・・・

12/2 11:09

テレビ塔に到着！

12/2 11:09

今日は雲が多いので、テレビ塔からの展望は微妙でした。

12/2 11:12

中途半端な所で切り倒されたスギ林が広がっていましたが、何だか不気味です。

12/2 11:18

今度は展望台！

12/2 11:19

どの山かが分かりませんが、まあまあの展望です。

12/2 11:23

トイレの向かいにある「休憩所兼球果乾燥舎」。21世紀の森には、形質の良い"精英樹"が多数植えられているので、これらの木々から採取した実をここで乾かしているのかもしれません。

12/2 11:24

テレビ塔から浜居場城跡のすぐ手前まで、ずっと車道が続きます。

12/2 11:27

こちらのモミジの紅葉は見事です。

12/2 11:30

セントラル広場。ここから矢倉岳まで休憩できるポイントはなかったので、今日はここで昼食を食べるべきでした。

12/2 11:34

車止めを越えて登りつめると・・・

12/2 11:42

浜居場城跡。後北条氏が、甲斐の武田氏への守りを固めるために築いたそうです。

12/2 12:00

12/2 12:03

ここはちょっと滑りやすかったので、少し注意した方が良さそうです。

12/2 12:04

12/2 12:13

山伏平。山北駅方面、矢倉岳方面、地蔵堂・万葉の森方面の分岐点になっています。

12/2 12:14

矢倉岳の山頂直下は、なぜかアブラチャンがいっぱい・・・

12/2 12:16

足元を見ると、火山灰性の黒い土が広がっていました。

12/2 12:20

そこそこ急な階段を登ると・・・

12/2 12:25

今度は緩やかな登り坂に変わって・・・

12/2 12:27

やっと矢倉岳の山頂に到着。

12/2 12:27

今日は箱根の山々ですら雲に覆われているので・・・

12/2 12:27

当然ながら富士山は見えません(涙)

12/2 12:43

昼食は余ったご飯＋玉子スープで作った玉子粥。

12/2 13:05

スッキリ晴れていれば、富士山が目の前に見えたはずなのですが・・・

12/2 13:10

再び山伏平。ここから地蔵堂方面に向かって降ります。

12/2 13:19

人工林の中をガンガン下って行きます。

12/2 13:24

久々に鉄塔をパチリ。

12/2 13:28

ススキの向こうに見える山は、明神ヶ岳でしょうか？

12/2 13:31

艶やかなガマズミの実。

12/2 13:36

地蔵堂方面と矢倉沢方面の分岐点。今日はここから矢倉沢へと向かいました。

12/2 13:38

鮮やかな黄葉だったのですが・・・曇っていると綺麗に撮れませんね。

12/2 13:55

赤と黄色の競演！

12/2 14:00

ここも綺麗な紅葉ですが、沢沿いはもっと鮮やかな紅葉でした。

12/2 14:08

12/2 14:11

ここで採れた茶葉は、全て足柄茶として出荷されます。

12/2 14:11

矢倉沢の集落と矢倉岳。

12/2 14:13

12月なのに・・・ヒマワリ？

12/2 14:16

ここで100円を支払って、ミカンを1袋頂きました。

12/2 14:17

ゴール地点の矢倉沢バス停に到着！

12/2 14:45

大雄山駅では金太郎がお待ちかねでした(笑)

撮影機器：

PENTAX K-5 II s PENTAX

装備

個人装備

フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 カメラ

感想

ardisia

[コース]
今回は山北駅を起点にして、浜居場城跡を経由する未踏ルートで矢倉岳へ登ってみました。
最初は車道でダラダラ登る感じで、テレビ塔から浜居場城跡の手前までの間も車道なので、車道が苦手な方はこのコースはオススメしません。

[展望・景色]
テレビ塔：晴れていれば丹沢の山々が綺麗に見えたと思います。
展望台：晴れていれば富士山が見えるそうですが、今日は全く見えませんでした。
浜居場城跡：木々に覆われていて、展望はありませんでした。
矢倉岳：あいにくの曇り空で富士山は全く見えず、箱根の山々も笠をかぶったような状態でした。

[動植物]
尾根ではコナラ・イロハモミジ・イタヤカエデなどの紅葉・黄葉を楽しめました。
登山道からは大きく外れてしまいますが、矢倉沢沿いの谷筋に見えた紅葉はとても素晴らしかったです。
野鳥はヤマガラ・コゲラ・カケスなどを見たほか、外来鳥のソウシチョウの群れも見つけました。

[飲食・お土産]
矢倉沢バス停近くの無人販売所で、5個入りミカン（100円）を購入しました。

コメント

yamaonse

意外と深そうな山
ardisiaさん、こんばんわ。箱根の前衛峰、標高の割に山が深そうですね。作業道が入り組んでいそうな杉林は、なかなか手強そうです。麓のミカンとか、電車を見るとホッとしそうですね

ardisia

Re: 意外と深そうな山
yamaonseさん、こんばんは。

矢倉岳は山頂までずっと樹林の中を歩き続ける山なので、開けたコースの多い外輪山の山々よりも確かに「山が深い」感じがしますね。

そしてご指摘の通り、下り道の杉林の中で道を見失っているソロの方がいました。
落ち着いて見れば踏み跡がはっきりと続いているのが分かると思うのですが、地図もGPSも持たないような人だと少々厳しかったようです(笑)