ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1327608
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

〔撮影山行〕白毛門/笠ヶ岳/朝日岳〜馬蹄形の素晴らしい雪稜と最後の最後に目を疑うことが...

2017年12月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:50
距離
12.8km
登り
1,683m
下り
1,674m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:10
休憩
2:30
合計
13:40
距離 12.8km 登り 1,683m 下り 1,691m
5:45
45
6:30
8:00
60
9:00
9:15
155
11:50
12:15
105
14:00
60
15:00
15:10
30
15:40
15:50
80
17:10
ゴール地点
三脚立てながらの移動のため、コースタイムは参考なりません(超遅)。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
積雪状況は写真を参考に。
03:30 白毛門登山口スタート。
夜明け前から白毛門に登るも、登り始めからわしゃわしゃと落ち葉で登りづらいくらいに雪はなし。雪山か?
1
03:30 白毛門登山口スタート。
夜明け前から白毛門に登るも、登り始めからわしゃわしゃと落ち葉で登りづらいくらいに雪はなし。雪山か?
直前の情報がなく積雪情報が分からなかったため、担ぎ上げたスノーシューが必要ないことが、山頂に到達する前からだんだん分かってきた。
撮影機材とスノーシューが重いため、松ノ木の沢より少し進んだところにデポして頂上へ向かう。
どのみちこんな早い時間に上ってくる登山者もいないだろうし、朝焼け撮ってすぐに引き返して回収する予定だった。
5
直前の情報がなく積雪情報が分からなかったため、担ぎ上げたスノーシューが必要ないことが、山頂に到達する前からだんだん分かってきた。
撮影機材とスノーシューが重いため、松ノ木の沢より少し進んだところにデポして頂上へ向かう。
どのみちこんな早い時間に上ってくる登山者もいないだろうし、朝焼け撮ってすぐに引き返して回収する予定だった。
白毛門手前。
おお〜、凄い!
樹氷が残っててくれる!
雪山っぽくなってきた。
3
白毛門手前。
おお〜、凄い!
樹氷が残っててくれる!
雪山っぽくなってきた。
しかし東の空には微妙に雲がかかる。
3
しかし東の空には微妙に雲がかかる。
06:30 白毛門着。
白毛門は「谷川岳の絶好の展望地」と聞いていたが、実際に行ってみると文字通り“絶好の展望地”だった。
素晴らしぃ〜!
9
06:30 白毛門着。
白毛門は「谷川岳の絶好の展望地」と聞いていたが、実際に行ってみると文字通り“絶好の展望地”だった。
素晴らしぃ〜!
朝焼けが始まった!
5
朝焼けが始まった!
奥の浅間山の朝焼けするも、
7
奥の浅間山の朝焼けするも、
遠くの富士山も朝焼けするも、(巨大笠雲つき!)、
9
遠くの富士山も朝焼けするも、(巨大笠雲つき!)、
北方の平ヶ岳に光が当たるも、
4
北方の平ヶ岳に光が当たるも、
メインの谷川岳は...、シーン。
雲に遮られて光が当たらない...(↓)。
こっち照らしてくださいな、こっち!
4
メインの谷川岳は...、シーン。
雲に遮られて光が当たらない...(↓)。
こっち照らしてくださいな、こっち!
ようやく光が当たり始めるも、朝焼けの一番貴重な時間帯は終わっていた...(泣)。
10
ようやく光が当たり始めるも、朝焼けの一番貴重な時間帯は終わっていた...(泣)。
この雲がなければなぁ〜。
2
この雲がなければなぁ〜。
光が当たるまで待っていたりしたら、白毛門頂上で1時間半くらいも粘ってしまった。
3
光が当たるまで待っていたりしたら、白毛門頂上で1時間半くらいも粘ってしまった。
今日の計画は、夜明け前に白毛門に登って谷川岳の朝焼けを撮り、急いで下山して始発08:30のロープウェイで谷川岳、といういつもの欲張りな計画。
2
今日の計画は、夜明け前に白毛門に登って谷川岳の朝焼けを撮り、急いで下山して始発08:30のロープウェイで谷川岳、といういつもの欲張りな計画。
笠ヶ岳と大烏帽子の勇姿が素晴らしい!
そそくさと降りて谷川岳を登り返すよりも、まだ行ったことのない朝日岳への稜線を歩いてみてもよいかも...。
4
笠ヶ岳と大烏帽子の勇姿が素晴らしい!
そそくさと降りて谷川岳を登り返すよりも、まだ行ったことのない朝日岳への稜線を歩いてみてもよいかも...。
谷川岳は何度も行っているし厳冬期に行った方が綺麗だし、朝日岳へはこの機会をなくして冬になかなかいけないかも...、とかとか。
もっこり怪物一ノ倉岳。
7
谷川岳は何度も行っているし厳冬期に行った方が綺麗だし、朝日岳へはこの機会をなくして冬になかなかいけないかも...、とかとか。
もっこり怪物一ノ倉岳。
そんなモガモガ考えて食事している最中、yamazaru2899さんが通りかかり、朝日岳まで行くとのこと。
6
そんなモガモガ考えて食事している最中、yamazaru2899さんが通りかかり、朝日岳まで行くとのこと。
どうすっかなぁ〜。
2
どうすっかなぁ〜。
やっぱ今日は朝日岳でしょう!ってことで、谷川岳をやめて朝日岳のピストンと決めた(同時にこの時点でおNEWのスノーシューの置き去りが決定)。
5
やっぱ今日は朝日岳でしょう!ってことで、谷川岳をやめて朝日岳のピストンと決めた(同時にこの時点でおNEWのスノーシューの置き去りが決定)。
今日の武器は、昨日の日光白根山に引き続き、10本爪超軽量アルミアイゼン(両足360g)+ダブルストック。
凍結・滑落の心配のない今日の条件であればこれで十分。
着けていないように軽く、足先重量を減らし長い銃走路を歩くのに体力の消耗を極力減らしてくれるはず!
4
今日の武器は、昨日の日光白根山に引き続き、10本爪超軽量アルミアイゼン(両足360g)+ダブルストック。
凍結・滑落の心配のない今日の条件であればこれで十分。
着けていないように軽く、足先重量を減らし長い銃走路を歩くのに体力の消耗を極力減らしてくれるはず!
もっこり怪物一ノ蔵岳(再)。
2
もっこり怪物一ノ蔵岳(再)。
笠ヶ岳への稜線。
白毛門からの登山者は私と先行しているyamazaru2899さんの2人のみ。
3
笠ヶ岳への稜線。
白毛門からの登山者は私と先行しているyamazaru2899さんの2人のみ。
圧倒される谷川岳の山塊。
手前の雪が解けてしまっているのがやや残念。
1
圧倒される谷川岳の山塊。
手前の雪が解けてしまっているのがやや残念。
笠ヶ岳への上り。
左を見ると谷川岳の山塊。
1
笠ヶ岳への上り。
左を見ると谷川岳の山塊。
ほぼノートレースだったため、yamazaru2899さんに全部トレースをつけてもらうのも申し訳なく思ったが、三脚立てて写真撮りながらの移動ため、まぁ追いつくわけなありませんな。すんません!
まだここら辺は雪が浅いですが、これだけでも助かりました。
2
ほぼノートレースだったため、yamazaru2899さんに全部トレースをつけてもらうのも申し訳なく思ったが、三脚立てて写真撮りながらの移動ため、まぁ追いつくわけなありませんな。すんません!
まだここら辺は雪が浅いですが、これだけでも助かりました。
スマホを出したついでに自撮り。
この急斜面でスマホを落としたらはるか彼方まで滑っていくこと間違いなし。
想像したらゾッとしてすぐしまった。
1
スマホを出したついでに自撮り。
この急斜面でスマホを落としたらはるか彼方まで滑っていくこと間違いなし。
想像したらゾッとしてすぐしまった。
09:00 笠ヶ岳着。
朝日岳へ伸びる稜線。
5
09:00 笠ヶ岳着。
朝日岳へ伸びる稜線。
笠ヶ岳山頂より谷川岳方面。
4
笠ヶ岳山頂より谷川岳方面。
歩いてきた稜線と白毛門。背後は何でしょう、赤城連山?
3
歩いてきた稜線と白毛門。背後は何でしょう、赤城連山?
ふ〜ん、
これが馬蹄形ですか。
3
これが馬蹄形ですか。
初めて見たぞ。
谷川岳スキー場と富士山。
山並みの重なりがいい。
積雪が足らず、まだオープンになっていないとか。
富士山は笠雲増殖中。
2
谷川岳スキー場と富士山。
山並みの重なりがいい。
積雪が足らず、まだオープンになっていないとか。
富士山は笠雲増殖中。
樹氷越しの奥の山々。
2
樹氷越しの奥の山々。
何だか分かりません...。
何だか分かりません...。
来た道を俯瞰する。
1
来た道を俯瞰する。
樹氷と一緒に。
馬蹄が気になって仕方がない。
1
馬蹄が気になって仕方がない。
武能岳と背後の特徴的な山容の苗場山。
後で5,000万画素を等倍にして見てみると、稜線上にはっきりと人が歩いたルートが刻まれている。
3
武能岳と背後の特徴的な山容の苗場山。
後で5,000万画素を等倍にして見てみると、稜線上にはっきりと人が歩いたルートが刻まれている。
苗場すげー。
富士山に至る山の重なり。
富士の笠雲は取れたようです。
2
富士山に至る山の重なり。
富士の笠雲は取れたようです。
茂倉岳の稜線。
反時計回りで馬蹄形を周回した場合、終盤で出でくるここの上りの激しさが容易に想像できる。
3
茂倉岳の稜線。
反時計回りで馬蹄形を周回した場合、終盤で出でくるここの上りの激しさが容易に想像できる。
笠ヶ岳超しの谷川岳。
2
笠ヶ岳超しの谷川岳。
谷川岳がだんだん山の連なりの一部となってきた。
1
谷川岳がだんだん山の連なりの一部となってきた。
大烏帽子への上り。
2
大烏帽子への上り。
東を見ると、稜線越しに昨日登った日光白根山。
雪少なっ!
東を見ると、稜線越しに昨日登った日光白根山。
雪少なっ!
大烏帽子直下より谷川岳方面。
白毛門からの谷川岳バーンもいいが、山並みの奥に鎮座する構図も好き。
4
大烏帽子直下より谷川岳方面。
白毛門からの谷川岳バーンもいいが、山並みの奥に鎮座する構図も好き。
このピークを超えると何が見えるかな(ワクワク)。
山に登る欲求の1つが、次なる見たことのない景色を見ることだと自分は思う。
このとき何を思ったか、このピークが朝日岳だと思ったりしていた(笑)。
4
このピークを超えると何が見えるかな(ワクワク)。
山に登る欲求の1つが、次なる見たことのない景色を見ることだと自分は思う。
このとき何を思ったか、このピークが朝日岳だと思ったりしていた(笑)。
樹氷と一緒に。きゃ〜美しぃ〜!
白毛門から笠ヶ岳〜朝日岳への雪稜の歩きと馬蹄形の雪稜の景色が素晴らしい!
3
樹氷と一緒に。きゃ〜美しぃ〜!
白毛門から笠ヶ岳〜朝日岳への雪稜の歩きと馬蹄形の雪稜の景色が素晴らしい!
確かに谷川岳もバランスの取れた美しい山岳展望へ短時間でアクセスできる、という点で素晴らしいが、純粋に景色の量だけで考えれば、時間はかかるが朝日岳へ行った方が良かったと思った。
今日は朝日岳だったなぁ〜(嬉)。
3
確かに谷川岳もバランスの取れた美しい山岳展望へ短時間でアクセスできる、という点で素晴らしいが、純粋に景色の量だけで考えれば、時間はかかるが朝日岳へ行った方が良かったと思った。
今日は朝日岳だったなぁ〜(嬉)。
これが有名な馬蹄形か...。
「有名な」って、今年になって初めて知ったんだが(笑)。
2
これが有名な馬蹄形か...。
「有名な」って、今年になって初めて知ったんだが(笑)。
振り返って何度も撮ってしまう。
1
振り返って何度も撮ってしまう。
大烏帽子頂上を越えて北方が開けると、ようやく朝日だけが見えてくる。
あら、まだまだあるやんけ。
今日は稜線のルートを、ウサ子(兎)が一緒に縦走しているのか?
2
大烏帽子頂上を越えて北方が開けると、ようやく朝日だけが見えてくる。
あら、まだまだあるやんけ。
今日は稜線のルートを、ウサ子(兎)が一緒に縦走しているのか?
それにしてもyamazaru2899さんのトレースが素晴らしい!
最適なトレースが一発で刻まれている。
5
それにしてもyamazaru2899さんのトレースが素晴らしい!
最適なトレースが一発で刻まれている。
私が先頭だったら「右行って左戻ってやっぱり真ん中」、みたいな迷迷トレースになるかも(笑)。
yamazaru2899さんのトレースを95.8%利用させて頂きました(笑)。
ありがとうございました!
3
私が先頭だったら「右行って左戻ってやっぱり真ん中」、みたいな迷迷トレースになるかも(笑)。
yamazaru2899さんのトレースを95.8%利用させて頂きました(笑)。
ありがとうございました!
途中で朝日岳から折り返してきたyamazaru2899さんにトレースのお礼をするも、大烏帽子あたりで折り返されるとは、早いのなんのって!
1
途中で朝日岳から折り返してきたyamazaru2899さんにトレースのお礼をするも、大烏帽子あたりで折り返されるとは、早いのなんのって!
大烏帽子を振り返って。
丹精なピークとピークに至る稜線が美しい〜。
2
大烏帽子を振り返って。
丹精なピークとピークに至る稜線が美しい〜。
100名山並みの堂々たる山容。
バランスがいい。
雪山はええ〜。
ほんとに来て見ないと分からないなぁ。
7
100名山並みの堂々たる山容。
バランスがいい。
雪山はええ〜。
ほんとに来て見ないと分からないなぁ。
いやが上にも馬蹄を意識してしまう。
2
いやが上にも馬蹄を意識してしまう。
今度こそあれが朝日岳。
近づいてきました。
2
今度こそあれが朝日岳。
近づいてきました。
至仏山と燧ケ岳ですか。
2
至仏山と燧ケ岳ですか。
朝日岳直下。
風上から樹氷がモサモサっと!
5
朝日岳直下。
風上から樹氷がモサモサっと!
もう一つ!
朝日岳山頂の小エビの尻尾と稜線。
2
朝日岳山頂の小エビの尻尾と稜線。
特徴的な武能岳と苗場山の組合せ。
拡大して見ると、やっぱり人が歩いている跡が...。
4
特徴的な武能岳と苗場山の組合せ。
拡大して見ると、やっぱり人が歩いている跡が...。
朝日岳山頂直下。
エビの尻尾増殖中。
1
朝日岳山頂直下。
エビの尻尾増殖中。
朝日岳の広い山頂。
1
朝日岳の広い山頂。
最後の朝日岳への上り。
最後の朝日岳への上り。
11:50 朝日岳着。
着きました〜。
気温は4℃。暖かい。
6
11:50 朝日岳着。
着きました〜。
気温は4℃。暖かい。
ようやく見えた朝日岳よりの北方の景色。
越後の山々。
やっぱり雪の積もり方が半端ない!
2
ようやく見えた朝日岳よりの北方の景色。
越後の山々。
やっぱり雪の積もり方が半端ない!
西側は馬蹄形の稜線の向こうに、妙高・火打でしょうか。
望遠の圧縮効果で表現。
望遠持って来て良かった〜。大活躍!
2
西側は馬蹄形の稜線の向こうに、妙高・火打でしょうか。
望遠の圧縮効果で表現。
望遠持って来て良かった〜。大活躍!
大烏帽子と山並みの重なりのセットで。
5
大烏帽子と山並みの重なりのセットで。
西側の馬蹄形の稜線と苗場山等々。
やっぱり人が歩いた形跡がある...。
もう少し山頂にいたら、反対側から来る人と出会えたんでしょうか(笑)。
2
西側の馬蹄形の稜線と苗場山等々。
やっぱり人が歩いた形跡がある...。
もう少し山頂にいたら、反対側から来る人と出会えたんでしょうか(笑)。
さて、戻りますか。
2
さて、戻りますか。
光線状態が逆光になる復路は、ひたすら戻るのみ。
白毛門の速攻ピストン計画からの変更で、水不足(ほっとレモン280ml×1本)とシャリバテで全くスピードが上がらず苦しい。
2
光線状態が逆光になる復路は、ひたすら戻るのみ。
白毛門の速攻ピストン計画からの変更で、水不足(ほっとレモン280ml×1本)とシャリバテで全くスピードが上がらず苦しい。
大烏帽子への上り返し。
スマホのヘッポコカメラでのフレアが酷い。
6
大烏帽子への上り返し。
スマホのヘッポコカメラでのフレアが酷い。
馬蹄形、いや、また次来るから!
2
馬蹄形、いや、また次来るから!
笠ヶ岳直下_非難小屋。
試しに開けたら入れました。
4
笠ヶ岳直下_非難小屋。
試しに開けたら入れました。
抜群の軽さ(両足360g)で体力の消耗を防いでくれたアルミアイゼン。
雪の締まっていた午前中は良かったんですが、暖かくなって晴山みたいに雪が緩んだ午後からは、谷川の重く湿った雪にやられて歩くたびにダンゴ状態。
着けているだけで重いので、この辺でアイゼン外しました。
5
抜群の軽さ(両足360g)で体力の消耗を防いでくれたアルミアイゼン。
雪の締まっていた午前中は良かったんですが、暖かくなって晴山みたいに雪が緩んだ午後からは、谷川の重く湿った雪にやられて歩くたびにダンゴ状態。
着けているだけで重いので、この辺でアイゼン外しました。
15:00 白毛門着。
朝と比べて雪もだいぶ解けましたね。
今日は素晴らしかった、感謝感謝。
1
朝と比べて雪もだいぶ解けましたね。
今日は素晴らしかった、感謝感謝。
白毛門直下。
雪が溶けてあまり残っていない。
白毛門直下。
雪が溶けてあまり残っていない。
雪山か?
ようやくデポしたスノーシューの地点に差し掛かると、ない!
付近を探すもやっぱりない!
スノーシューも盗られるのか。。。(↓↓↓)。
今期買い換えた、未使用新品のMSRライトニングアッセント(青)は忽然と姿を消していた。
朝日岳まで行かず、白毛門で引き返してすぐに回収しておけば...やら、車の中に置いてきたワイヤーロックを忘れずにつけておけば...やら、そもそも人目に付かないところにデポしておけばよかったのに...等々、今更どうしようもない後悔の念を渦巻かせながら下山・帰宅するしかなかった。
4
ようやくデポしたスノーシューの地点に差し掛かると、ない!
付近を探すもやっぱりない!
スノーシューも盗られるのか。。。(↓↓↓)。
今期買い換えた、未使用新品のMSRライトニングアッセント(青)は忽然と姿を消していた。
朝日岳まで行かず、白毛門で引き返してすぐに回収しておけば...やら、車の中に置いてきたワイヤーロックを忘れずにつけておけば...やら、そもそも人目に付かないところにデポしておけばよかったのに...等々、今更どうしようもない後悔の念を渦巻かせながら下山・帰宅するしかなかった。

装備

個人装備
10本爪アルミ軽量アイゼン ダブルストック スノーシュー(不要だった) ツエルト ダウンジャケット 予備手袋一式

感想

≪計画≫
今日は昨日の日光白根山に引き続き、冬めったに晴れない谷川岳が晴れそう!
谷川岳ロープウェイの始発は08:30。
谷川岳の向かいの白毛門は、谷川岳の素晴らしい朝焼けを撮れる絶好の展望地。
そのため、夜明け前に白毛門に登って谷川岳の朝焼けを撮り、急いで下山して始発ロープウェイで谷川岳、といういつもの欲張りな計画とした。

≪感想≫
夜明け前から白毛門に登るも、登り始めからわしゃわしゃと落ち葉で登りづらいくらいに雪はなし。
直前の情報がなく積雪情報が分からなかったため、担ぎ上げたスノーシューが必要ないことが、山頂に到達する前からだんだん分かってきた。
撮影機材とスノーシューが重いため、松ノ木の沢より少し進んだところにデポして頂上へ向かう。
どのみちこんな早い時間に上ってくる登山者もいないだろうし、朝焼け撮ってすぐに引き返して回収する予定だった。

白毛門は「谷川岳の絶好の展望地」と聞いていたが、実際に行ってみると文字通り“絶好の展望地”だった。
しかし東の空には微妙に雲がかかり、奥の浅間山や遠くの富士山は朝焼けする一方、メインの谷川岳には雲に遮られて光が当たらない...。
こっち照らしてくださいな、こっち!
光が当たるまで待っていたりしたら、白毛門頂上で1時間半くらいも粘ってしまった。

ようやく待って太陽が雲から出た後はこの上ない快晴!
そそくさと降りて谷川岳を登り返すよりも、まだ行ったことのない朝日岳への稜線を歩いてみてもよいかも...。
谷川岳は何度も行っているし厳冬期に行った方が綺麗だし、朝日岳へはこの機会をなくして冬になかなかいけないかも...、とかとか。
そんなモガモガ考えて食事している最中、yamazaru2899さんが通りかかり、朝日岳まで行くとのこと。
やっぱ今日は朝日岳でしょう!ってことで、谷川岳をやめて朝日岳のピストンと決めた(同時にこの時点でおNEWのスノーシューの置き去りが決定)。

白毛門から笠ヶ岳〜朝日岳への雪稜の歩きと馬蹄形の雪稜の景色が素晴らしい!
確かに谷川岳もバランスの取れた美しい山岳展望へ短時間でアクセスできる、という点で素晴らしいが、純粋に景色の量だけで考えれば、時間はかかるが朝日岳へ行った方が良かったと思った。
今日は朝日岳だったなぁ〜(嬉)。

白毛門からの登山者は私と先行しているyamazaru2899さんの2人のみ。
ほぼノートレースだったため、yamazaru2899さんに全部トレースをつけてもらうのも申し訳なく思ったが、三脚立てて写真撮りながらの移動ため、まぁ追いつくわけなありませんな。すんません!
それにしてもyamazaru2899さんのトレースが素晴らしい!
最適なトレースが一発で刻まれている。
私が先頭だったら「右行って左戻ってやっぱり真ん中」、みたいな迷迷トレースになるかも(笑)。
yamazaru2899さんのトレースを95.8%利用させて頂きました(笑)。
ありがとうございました!
途中で朝日岳から折り返してきたyamazaru2899さんにトレースのお礼をするも、大烏帽子あたりで折り返されるとは、早いのなんのって!

朝日岳まで行き景色を堪能した後、光線状態が逆光になる復路は、ひたすら戻るのみ。
白毛門の速攻ピストン計画からの変更で、水不足(ほっとレモン280ml×1本)とシャリバテで全くスピードが上がらず苦しかった。
ようやく白毛門に戻り、デポしたスノーシューの地点に差し掛かると、ない!
付近を探すもやっぱりない!
スノーシューも盗られるのか。。。(↓↓↓)。
今期買い換えた、未使用新品のMSRライトニングアッセント(青)は忽然と姿を消していた。

朝日岳まで行かず、白毛門で引き返してすぐに回収しておけば...やら、
車の中に置いてきたワイヤーロックを忘れずにつけておけば...やら、
そもそも人目に付かないところにデポしておけばよかったのに...等々、
今更どうしようもない後悔の念を渦巻かせながら下山・帰宅するしかなかった。

嫁いわく「新品のスノーシューを“はいどうぞ”状態にしておくあなたが悪い!」とのことだが、確かに脇は大アマだったかもしれない。
しかし、「あ、いいのあった、使っちゃお〜♡」って普通持っていくかな、スノーシューを???

スノーシューも盗まれる、善人ばかりではありません、という注意喚起のためにあえて山行記録に載させて頂きました。
スノーシューをお持ちの方は、この冬、取り扱いにご留意頂ければと思います。
山行記録の少ない山域だと実際行ってみないと積雪状況が分からないこともあり、状況によっては重いスノーシューをデポする状況もないことはないと思うんですけれど...。
ワイヤーロックを掛けましょう、動産保険で対応しましょう、片方だけ持ってみる(笑)?
まずは盗られる状況にしないことが第一。

二日間にわたり特別損失を計上した、浮き沈みの激しい遠征でした。
そして高い授業料となりました。
これも勉強ですね。

≪撮影機材≫  
24~70mmF2.8:× 軽量化のため不所持(ケース含めて△1kg)。
16~35mmF4:◎ 手前から樹氷等を入れられるため、冬山で1本持つならこれ。
70〜200mmF4:◎ 馬蹄形の雪稜の切り取り等、この時期のこのエリアでは必須かも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1480人

コメント

谷川から見ていました
shibawannkoさん こんにちは。
この日は私は谷川岳でした。
白毛門の急登はこの時期どんな感じなのでしょうね?!
朝日岳まで行かれてすごいです!
それにしても、スノーシュー、残念です。。。
2日間の特別損失・・・本当にかわいそうになってしまいます・・・
リベンジでデポ中のスノーシューをさがしてみるのは?!なんて・・・
2017/12/6 9:53
Re: 谷川から見ていました
maple19さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

記録拝見してます。谷川岳もやっぱり最高に綺麗でしたね!
次は谷川岳で(笑)。

今回のことは、私の“滑った転んだ”の人生のほんの一部のようなもので、2日間纏めての笑い話ですね!
真面目な話は別として、maple19さんには「山行く前に自宅前で駐禁切られて、さらに山行ったら新品のスノーシューをパクられた人がいたみたいよぉ〜」みたいな、1つのネタとして使って頂けると幸いです。
このネタ結構お金かかってるんです(笑)。

今回は雪が解けており、下の方は冬靴が泥でぐちゃぐちゃになるような登山道でした。
茶色い岩肌と木々が完全に見えなくなるくらい雪が積もった美しい厳冬期にまた行ってみたいと思います。
そしたら今度こそスノーシューを使えるかも。
2017/12/6 13:50
やはり・・・
shibawannkoさん
日曜はお疲れ様でした☆

僕が11時頃に通過した時には、すでになかったものと思われます! ・・・スノーシューが視界に入った記憶がありません。

比較的 初級者の少ない白毛門山域にて、登山道具の持ち逃げとは・・・信じられない出来事です。 一応、土合山の家や、谷川岳ベースセンター等に紛失物届けの確認はどうでしょうか❓ 山を愛するもの同士の良心を信じたいです。

shibawannkoさんの美しいレコが、最後の最後まで美しいレコで終わることを祈ります! ・・・フォローさせていただきました☆ また何処かの山域でお会いしましょう😄‼︎
2017/12/6 10:31
Re: やはり・・・
yamazaru2899さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

嫁が「あなたの過失度80%!ぼんぼんにはその感覚が薄いんだ!」とまで言っていましたが、今思うと何であんなところにデポったんだろう?と思う部分ある一方、冬山って荷物が多く重かったりまた判断することも多かったりで、どうしても気が回らない部分が出てきたりすると思うんですよね。

また、使い方ですが、立山や谷川岳や木曽駒ケ岳等、出だしからスノーシューが使えるところはいいと思うんですが、例えば仙丈ヶ岳みたいに、あった方が確実にいいんだけれどアプローチ部分は要らず大きな標高差を持ち上げなければいけないってケースは、持っていくかどうか悩みますよね。
今回は武器の使い方を考えさせられた一件でした。

記録拝見してフォロー返しさせて頂きました!
よろしくお願い致します。
富士山の記録最高に面白いですね(友人を「〇〇1」「〇〇2」とナンバリングできる表現とそう呼べるほどの相互の信頼関係が素晴らしいです)!
2017/12/6 13:55
やっぱり雪山って素晴らしい!!
shibawannkoさん、こんにちは。

今回も素晴らしい写真の数々、堪能させていただきました。
計画変更が功を奏しましたね。
(まあ、朝日岳に向かわず、谷川岳の方に行ったとしても素晴らしい景色を味わえたと思いますけど。)

白毛門は基本ずっと急登が続きますが、積雪期だと木の根や石が雪
で埋まって、登りやすくなるのでしょうか。
過去に2回登ったときは、地面を這う木の根に苦戦した覚えがあったので。

スノーシューは残念でしたね・・・。
自分もザックはデポしたことがありますが、心配だったので念のため木の裏に置き、枯れ葉を被せてカモフラージュ(笑)しました。
「山好きに悪人はいない」とか思っていましたが、悪い人はやっぱり
いるのですね。残念です・・・。



自分の谷川連峰馬蹄形縦走のレコに、山行から2ヶ月近くが経過したにも関わらず、shibawannkoさんのコメントが付いているのを発見。
キノコに続き、自分のレコがshibawannkoさんに影響を与えることになるとは、光栄です。
どうです? 日帰り馬蹄形縦走はかなりキツいので、途中で一泊するコースで挑戦されては?

p.s.
どうでもいいことですが、写真コメントの”倉”の漢字が”蔵”になってますよー。(→「一ノ蔵岳」「茂蔵岳」)
2017/12/6 12:40
Re: やっぱり雪山って素晴らしい!!
MonsieurKudoさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

今年ヤマレコ始めて、MonsieurKudoさんの記録を初め、馬蹄形の記録を目にする機会が多く、印象が強く残っていたんでしょうね。
引き寄せられるかのように朝日岳まで行ってしまいました。

確かに馬蹄形の一周は大変そうですが、ロングルートの日帰りは結構お得意分野で今までやってきているので(幌尻、大朝日、飯豊、笠ヶ岳、塩見、光etc...)、馬蹄も日帰りで行きたいと思ってるんですが、素晴らしい稜線の紅葉の量からしてたくさん写真撮ってると日帰りが難しそうな雰囲気が漂っています。
今までで23:30下山が最遅でしたが、これでは日を跨いでしまいそうですね(笑)。

目に見えませんが世の中“因果応報”ですから、スノーシューを持ち去った人も好きに使って貰えればと思います。
けど、私最近何も悪いことしてないはずなんですけれど...。

漢字直しておきます。
ありがとうございます!
2017/12/6 13:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら