敦賀、乗鞍岳〜岩篭山(岩籠山)〜衣掛山


- GPS
- 09:39
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乗鞍岳〜岩篭山は踏み跡・目印なし。 P786.6はひどい藪。歩くなら積雪期に限る。 岩篭山〜衣掛山コースは目印・踏み跡がしっかりあって迷うことはない。 |
写真
感想
先週の愛発越〜海津大崎のレポを書いていると、またまた行ってみたいルートを見つけた。それは乗鞍岳から岩篭山。行きたくなったら行かないと気が済まない性格。2週続けて山へ行けたのは何年ぶりだろうか。
161号線駄口集落〜国境高原スノーパーク(愛発越)間は交通機関がない。敦賀の山友さんに相談すると送ってくれるという。おまけにあまり知られていない登山コースを教えてくれた。それが衣掛山〜岩篭山。お〜、これはロングで面白そう。というわけで乗鞍岳から衣掛山へ縦走することにした。(衣掛山は北陸本線が標高を上げるために1周するトンネルの上にある181mの低山)
前回と同じ場所に車を停めてゲレンデを登る。リフト下り場から高島トレイルが始まる。乗鞍岳までは普通の登山道で問題なし。山頂は雪が残っていた。戻って岩篭山への尾根に入る。広い道で黒河川へ下りるルートがあるようだ。まもなく踏み跡がなくなり、標高を下げていくと残雪から落ち葉のフカフカ歩きとなり気持ちがいい。ところがこの後の786.6ピーク手前からひどい藪となる。背丈ほどの低木がびっしりと生えていて、枝漕ぎでなかなか進まない。目を傷つけないように注意する。ピークを越えたところで尾根の途中から右へ下りる。藪の中をGPSを頼りに進むと、なんとか藪から抜け出せた。30分くらい格闘した。ここを歩くのは積雪期に限る。その後は何事もなかったかのように自然林のフカフカ落ち葉歩きに戻る。それが延々と続き、やがて岩篭山駄口ルートに出た。インディアン平原と岩篭山で景色を堪能したのち、夕暮山に立ち寄り、少し戻って衣掛山への尾根に入る。このルートはあまり知られていないようだが、しっかりした踏み跡とピンクのリボンがいたるところにあり、初心者でも迷うことなく歩けるだろう。山のガイド本に載っていてもおかしくはない。延々と歩いていくと鉄塔に出る。ここからしばらくは広い巡視路を歩くが、途中で巡視路から左にそれる。ハデな目印と「←衣掛山」の表札があり、これを見落とさないこと。さらに進むとようやく衣掛山に着いた。見晴らしがないのが残念だ。真新しい舞鶴若狭自動車道の真下をくぐり、登山口に下りると山友さんが待っていてくれた。いつも送迎ありがとう。そして楽しいロングコースの紹介ありがとう。
9時間40分、全長20.2km、累計登り1364m。今回も岩篭山周辺以外では誰にも会わなかった。これでロングの足は完成した。あとは高い山への筋力をつけなくては。膝は少しよくなった気がする。
最後に、1年半前の岩篭山の動画を貼り付けておきます。駄口コースピストン
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
岩籠山の駄口コースからP677方面への南尾根が以前から気になっていました。乗鞍岳からの北尾根も歩けないか考えていました。P786.8辺りは激藪ですか?私には体力・技術的にも手強そうです。残雪期の天候の良い日に半分ぐらいは行ってみたいと思います。ログを参考にさせてもらいます。貴重なレコをありがとうございます。
コメントありがとうございます。
P786.6の通過はたいへんでした。葉が落ちたあとだからまだましでしたが、春〜秋は無理だと思います。残雪期に仲間と車2台での縦走をおすすめします。急斜面は全くなくて、むしろインディアン平原の登りがいちばん急でした。
いつかどこかの山でお会いするかもしれませんね。そのときはどうぞよろしく。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する