人形山、三ヶ辻山

2017年12月03日(日) [日帰り]

• GPS: 10:50
• 距離: 27.6km
• 登り: 1,830m
• 下り: 1,872m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:31
• 休憩: 0:19
• 合計: 10:50

距離 27.6km 登り 1,831m 下り 1,877m

1:45 田向（林道途中からGPS計測）
3:16 中根平
6:37 6:45 梯子坂乗越
7:05 7:13 人形山
7:33 梯子坂乗越
8:26 8:29 三ヶ辻山
9:12 梯子坂乗越
11:34 中根平
12:35 田向ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

駐車場：羽馬家前駐車場
通行止めの看板があったのでマウンテンバイクでアプローチ。田向集落からの林道をしばらく行くと川の水流に道路が削れらて、復旧工事中。
また、すぐ上流の方の道路でも陥没して大きな穴ができている（自動車通行不可）。中根山荘までの林道区間はそれほど荒れていないのが救い。
マウンテンバイクは中根山荘にデポ。

コース状況／危険箇所等

・中根山荘より上部で雪が繋がる。
　例年よりも雪が多いようだが、標高1400m位までは登山道を辿れる。
　（雪で枝が垂れ、行く手を遮られる）
・標高1200m位までツボ足。そこから上部はスノーシュー使用。
　　固い雪に数センチの新雪が積もり、スノーシューには適した雪質だった。
　　ただし、三ヶ辻山往復は急な稜線歩きがあり、チェーンアイゼン使用。
・人形山稜線の雪庇はまだ発達段階で南側を巻けば問題ない。
　三ヶ辻山までの稜線は雪庇/深雪あり。固い部分が多かったが膝まで踏み抜くことあり。特に、頂上手前の稜線の急坂はキックステップ活用。

写真

12/3 1:44

田向集落からマウンテンバイクでスタート。いきなり道路が削られている。横の斜面に道が付けられていた。マウンテンバイクを担いで通過。他に大きな落石と陥没した穴があった。

12/3 1:56

ダート道を詰めると左右に分岐するが、左へ（標柱あり）

12/3 2:50

中根平まで乗車してきたが所々凍結。ここから雪のため、マウンテンバイクはここにデポ。

12/3 2:59

すぐに林道には雪が現れる。凍結して固い・

12/3 3:04

ツボ足でも歩きやすい。

12/3 3:11

登山口の標柱。月夜で好条件。雪も固くしばらく快適そうだ。

12/3 3:13

杉林の中を暫く進む。樹木が積雪を邪魔して土が出ている。

12/3 3:57

標高1200m位で雪が柔らかくなり沈みだしたので、スノーシューを付ける。下が固く表面に新雪が積り、快適に登れた。

12/3 4:20

前回来たときは雪の中で分からなかった。第一休息所（標高1208m）。そのまま通過。

12/3 4:30

枝に雪が付いて行く手を阻む。第一休息所までは人の足跡が分かったがもう不明瞭。

12/3 4:58

第二休息所の標柱。標高1380m。ここから宮屋敷跡までが前半の山場。前回は苦労したところ。

12/3 5:43

標高1500m辺りも雪が少なく夏道を探しながら歩く。
突然、暗闇に鳥居が見えてびっくり。この辺で日の出の予定だったがまだ暗い。お参りと補給を済ませて先に進む。

12/3 5:51

U字型の樹木。

12/3 6:15

快適な稜線を進み、夜が明けてきた。暗闇から解放される。
写真は立山方面の眺め。

12/3 6:28

宮屋敷跡からの稜線を振り返る。

12/3 6:31

梯子坂に取り付く。固定ロープが見える。スノーシューが食いつき問題なく登れる。

12/3 6:34

樹氷の梯子坂を詰める。とりあえず人形山まで往復。三ヶ辻山は急登の稜線を行かねばならす厳しそう。

12/3 6:34

そろそろ日の出だが雲が厚い。

12/3 6:38

振り返ると乗鞍方面が朝日で真っ赤に染まる。

12/3 6:39

ズームすると太陽が歪んでいる。

12/3 6:39

12/3 6:50

梯子坂の稜線に上がると白山がドカーンと出てくる。

12/3 7:00

白山の北方稜線の笈ヶ岳や大笠山なども見事。来てよかった。

12/3 7:06

人形山に到着。新雪とクラストした固い雪が交互に出てくるが、快適な稜線歩きだった。雪庇はまだ小さく問題なかった。

12/3 7:06

人形山より三ヶ辻山を望む。天気が良くなってきた。

12/3 7:07

人形山山頂から北方を眺める。道宗道の山々。

12/3 7:07

左奥が医王山。南砺市方面。

12/3 7:07

牛岳や道宗道の山々。手前が登ってきた稜線。

12/3 7:07

立山や金剛堂山、1618ピーク。

12/3 7:09

剣岳、毛勝三山、金剛堂山。

12/3 7:09

富山市方面。奥は日本海。

12/3 7:10

白山をバックに。

12/3 7:10

笈ヶ岳や大笠山。

12/3 7:11

三ヶ辻山へ至る広い尾根。

12/3 7:12

太陽が顔を出すが風が強く寒い。

12/3 7:15

山頂を辞す。尾根の雪庇はまだこれから。

12/3 7:20

人形山山頂。

12/3 7:23

手前のピークの雪庇は見事（まだ小さいが）。

12/3 7:24

少し東へ進む。

12/3 7:27

宮屋敷跡からの稜線。意外に距離とアップダウンがある。

12/3 7:35

三ヶ辻山へ向かうことにする。スノーシューからチェーンアイゼンに交換。

12/3 7:52

やっぱり新雪の細尾根が続く。踏み抜きは少ないが注意して進む。

12/3 7:59

次第に勾配が増す。ここからスノーシューでは厳しくなる。

12/3 8:00

何度見ても飽きない。

12/3 8:11

いよいよ最後の急登にかかる。キックステップで慎重に登る。

12/3 8:21

頂上に到着。小動物のトレースあり。

12/3 8:26

山頂から白山を眺める。

12/3 8:26

三ヶ辻山からの人形山。

12/3 8:26

三ヶ辻山から立山方面を見る。

12/3 8:27

笠ヶ岳。

12/3 8:28

乗鞍方面。

12/3 8:29

槍、穂高。

12/3 8:29

やっぱり、この日はこの山です。

12/3 8:39

下りも慎重に。木などの支点が全くない。風が強いと厳しいだろう。

12/3 8:50

なんとか安全地帯へ戻る。

12/3 9:16

梯子坂を下る。疲れが出てきたが我慢。さて、帰ろう。

12/3 9:20

梯子坂を振り返る。

12/3 9:32

足長おじさん（2回目）。

12/3 9:43

小ピークの坂は結構な勾配あり。

12/3 9:45

人形山東面。

12/3 10:05

孤高の鳥居。

12/3 10:07

人形山と鳥居。この風景が見たかった。

12/3 10:08

宮屋敷跡から北を眺める。

12/3 10:08

反対側は立山がバック。人形山と立山、どちらも信仰の対象。

12/3 10:08

人形山を眺める。

12/3 10:09

宮屋敷跡から下る。

12/3 10:12

ブナの林を下る。

12/3 10:26

第二休憩所手前の稜線。雪は前回よりも少なく楽だ。

12/3 10:32

第二休憩所。暑くなりフリースを脱ぐ。

12/3 10:53

杉林が見える。スノーシューももう少し。

12/3 10:56

第一休憩所。

12/3 11:33

林の中をツボ足で進む。足が軽い。

12/3 11:37

登山口の社と標柱。

12/3 11:37

人形堂。

12/3 11:38

登山口の東屋

12/3 11:38

登山口から北を見る。

12/3 11:53

中根平に戻る。

12/3 11:56

マウンテンバイクに乗り換え。下りは寒かった。

12/3 12:25

陥没した穴。脇が通れる（人のみ）。

12/3 12:26

削られた道路。脇の斜面に人が通れる道あり。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

osamuin

天候に恵まれ、雪質もスノーシューに適したので、比較的スピーディーに進むことができた。三ヶ辻山は急坂があり、当初、登るつもりは無かったが、条件が良かったので安全に登頂することができた。
しかし、林道がダメージを受けているので、富山で最も遠い山の一つかもしれない。
ハンター二名と猟犬一匹に出合ったのみの静かな山行だった。
次は、雪が締まってきた時期に別ルートで挑んでみたい。