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Yamareco

記録ID: 1333147
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳(八方尾根スキー場から頂上山荘まで)

2017年12月10日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:56
距離
12.3km
登り
1,094m
下り
1,367m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
0:15
合計
5:57
距離 12.3km 登り 1,094m 下り 1,375m
9:25
22
スタート地点
9:47
9:52
19
10:11
10:12
9
10:21
9
10:30
9
10:39
10:40
102
12:22
12:23
81
13:44
13:49
24
14:13
6
14:19
28
14:47
14:48
3
14:51
8
14:59
6
15:05
15:06
16
15:22
ゴール地点
第三ケルン〜丸山の一部急登に手こずりました。稜線歩きと思って簡単に考えていましたが、積雪も多く、新雪の状況次第ではスノーシューの浮力を上げたほうが良さそうです。スノーボードは2550m付近にデポしましたが、エキスパートなら頂上山荘から滑ることも可能と思いました。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第二駐車場からアダムゴンドラまで徒歩12分くらい
駐車場は空いていました。
アダムゴンドラ=950円(片道)
アルペンクワッドリフト=300円(片道)
なお、八方アルペンラインのチケットはグラートクワッドリフトが動かないと販売しないそうで、下のチケット売り場だと、ゴンドラの片道券しか買えず、アルペンクワッドリフトで別途チケット(実際は料金を払って通過するように言われます)を購入することになります。グラートクワッドリフトが動くまでは、再び行くことはないかと思いました。なお、ゴンドラは超大混雑で、8時の時点で約40分待ちでした。8時にゴンドラ乗り場に着いたものの、スタートは9時半となってしまいました。チケットも待ちますし、ゴンドラも待ちます…
アルペンラインのチケットであれば事前にバスターミナルで購入できます。そうするとチケット列に並ぶことなくスムーズに行けそうです。やはりグラートクワッドリフトが動くまではなかなか厳しそうです。
コース状況/
危険箇所等
アルペンクワッドリフト〜八方池山荘:トレースしっかりで、スノーシューで行きました。アイゼンだけだと沈むような雪質でした。
八方池山荘〜丸山:トレースしっかりでスノーシュー問題なしでした。ただ、斜度があるところは若干雪が溜まっており、スノーシューでも浮力がある方が有利なように感じました。
丸山〜唐松岳頂上山荘:2500m過ぎたあたりから、頂上山荘まで3箇所少し急な斜面があります。うち、1箇所は雪と岩とのミックスですが、アイゼンを出すまでもない程度かもしれませんが、一応アイゼンを使いました。現地はアイゼンのステップしかなく、スノーシューだと歩きにくいです。最初の登りの箇所でスノーシューを脱ぎました。下る際もアイゼンの方が良いと思います。若干稜線が狭い箇所もありますが、難易度は低いと思います。ただ爆風の日は少し注意したほうがよいかもしれません。
その他周辺情報 八方の湯:800円(大人)
八方第二駐車場から白馬鑓〜杓子がよく見えます。
2017年12月10日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/10 7:01
八方第二駐車場から白馬鑓〜杓子がよく見えます。
ゴンドラ乗り場は大混雑。スキー場名の入ったウェアを着たスキーの人ばかりで不思議な感じ。
2017年12月10日 08:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 8:25
ゴンドラ乗り場は大混雑。スキー場名の入ったウェアを着たスキーの人ばかりで不思議な感じ。
アルペンクワッドはスムーズに乗れました。
ちょうど、小屋正面でチケットを購入できます。
2017年12月10日 08:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 8:58
アルペンクワッドはスムーズに乗れました。
ちょうど、小屋正面でチケットを購入できます。
リーゼングラートコースを登ります。
2017年12月10日 09:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 9:06
リーゼングラートコースを登ります。
八方池山荘が見えてきます。
2017年12月10日 09:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 9:37
八方池山荘が見えてきます。
時間に余裕があれば、前日に八方池山荘に泊まった方がスムーズに行けそうです。宿泊料を払う価値は十分ありそう。
2017年12月10日 09:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 9:43
時間に余裕があれば、前日に八方池山荘に泊まった方がスムーズに行けそうです。宿泊料を払う価値は十分ありそう。
自販機は冬眠中…
2017年12月10日 09:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 9:44
自販機は冬眠中…
石神井ケルンから八方尾根全景
2017年12月10日 10:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:07
石神井ケルンから八方尾根全景
左手には五竜・鹿島槍がよく見えます。
2017年12月10日 10:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:07
左手には五竜・鹿島槍がよく見えます。
第二ケルンから唐松岳〜不帰の嶮
2017年12月10日 10:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:17
第二ケルンから唐松岳〜不帰の嶮
歩きやすいトレースを探しながら進みます。しかし雪が中途半端に柔らかく、しかも重いのでかなり負担になります。
2017年12月10日 10:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:18
歩きやすいトレースを探しながら進みます。しかし雪が中途半端に柔らかく、しかも重いのでかなり負担になります。
八方ケルン
2017年12月10日 10:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:23
八方ケルン
スタートは遅かったのですが、さらに後方にも登ってくる人が見えます。
2017年12月10日 10:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:30
スタートは遅かったのですが、さらに後方にも登ってくる人が見えます。
遠くに雨飾山が。
2017年12月10日 10:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:30
遠くに雨飾山が。
白馬三山
2017年12月10日 10:30撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:30
白馬三山
八方池はまだ完全に凍結していませんでした。
2017年12月10日 10:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:35
八方池はまだ完全に凍結していませんでした。
八方池上の第三ケルン。
2017年12月10日 10:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 10:35
八方池上の第三ケルン。
少し雲が出てきました。
2017年12月10日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/10 12:34
少し雲が出てきました。
白馬方向の尾根伝いには、天狗の頭がはっきりとわかります。
2017年12月10日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 12:34
白馬方向の尾根伝いには、天狗の頭がはっきりとわかります。
稜線上の一部は雪が飛ばされて、岩が少し見えています。
2017年12月10日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 12:34
稜線上の一部は雪が飛ばされて、岩が少し見えています。
唐松岳が近づくと、鹿島槍は五竜に隠れて見えなくなります。
2017年12月10日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 12:34
唐松岳が近づくと、鹿島槍は五竜に隠れて見えなくなります。
唐松岳頂上山荘手前から稜線が狭くなります。また、一部少し急なところがあります。危険と思うほどではありませんでしたが。
2017年12月10日 13:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 13:09
唐松岳頂上山荘手前から稜線が狭くなります。また、一部少し急なところがあります。危険と思うほどではありませんでしたが。
唐松岳頂上山荘直上の小ピークから、剱岳〜立山方向。こちらのカメラの方が、いつものカメラより、明るく撮れていました。
2017年12月10日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/10 13:41
唐松岳頂上山荘直上の小ピークから、剱岳〜立山方向。こちらのカメラの方が、いつものカメラより、明るく撮れていました。
同じく、五竜。
2017年12月10日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/10 13:41
同じく、五竜。
同じく、唐松岳。
2017年12月10日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/10 13:41
同じく、唐松岳。
小屋は雪を被っています。
2017年12月10日 13:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/10 13:41
小屋は雪を被っています。
小屋につきました。
2017年12月10日 13:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 13:42
小屋につきました。
冬囲いバッチリの唐松岳頂上山荘。
2017年12月10日 13:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 13:42
冬囲いバッチリの唐松岳頂上山荘。
しかし、唐松岳頂上山荘の時点で13時半を過ぎていたため、残念ですが、ピークは諦め、下山することにします。本日のピークは唐松岳頂上山荘手前の小ピークとしました。
2017年12月10日 13:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/10 13:48
しかし、唐松岳頂上山荘の時点で13時半を過ぎていたため、残念ですが、ピークは諦め、下山することにします。本日のピークは唐松岳頂上山荘手前の小ピークとしました。
少し光線不足で、凹凸がわかりにくいですが、慎重にスノーボードで下山します。スノーボード自体は、2550付近にデポしました。
2017年12月10日 13:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/10 13:59
少し光線不足で、凹凸がわかりにくいですが、慎重にスノーボードで下山します。スノーボード自体は、2550付近にデポしました。
途中写真を撮っていませんが、この日は昼の日差しの影響もあり、雪質が悪くなっており、非常に滑るのに苦労しました。八方尾根は若干ですが凹凸があり、雪質が悪いとスノーボードだと滑りにくいように思いました。
2017年12月10日 14:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 14:56
途中写真を撮っていませんが、この日は昼の日差しの影響もあり、雪質が悪くなっており、非常に滑るのに苦労しました。八方尾根は若干ですが凹凸があり、雪質が悪いとスノーボードだと滑りにくいように思いました。
雲が厚くなってきました。
2017年12月10日 14:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 14:56
雲が厚くなってきました。
石神井ケルン付近から白馬の街を。
2017年12月10日 14:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/10 14:59
石神井ケルン付近から白馬の街を。
ゲレンデに出ればあっという間に兎平へと書きたいところですが、悪雪に苦しめられ、足はパンパン…
本来はお金が勿体無いのですが、下りのゴンドラに乗ってしまいました。。
2017年12月10日 15:21撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/10 15:21
ゲレンデに出ればあっという間に兎平へと書きたいところですが、悪雪に苦しめられ、足はパンパン…
本来はお金が勿体無いのですが、下りのゴンドラに乗ってしまいました。。
八方第二駐車場より薄暮の白馬鑓ヶ岳〜杓子岳。
今度は春に白馬鑓に行ってみたいですね。
2017年12月10日 16:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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12/10 16:38
八方第二駐車場より薄暮の白馬鑓ヶ岳〜杓子岳。
今度は春に白馬鑓に行ってみたいですね。

装備

個人装備
ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ アイゼン ピッケル スノーシュー

感想

今回、山滑走すべく、行き場所を選定しましたが、この時期はまだまだどこも積雪量不足で、例年よりも雪が多いという今シーズンでもさすがにまだ早いと思われましたが、裏磐梯よりは確実に雪が多そうな八方尾根からのバックカントリーに行ってみることにしました。
八方第二PにAM2時頃到着しましたが車も少なく拍子抜け…しかしAM7時に起き、準備後にアダムゴンドラへ向かうとまさかの長蛇の列…
この時点でモチベーションは一気に下がりましたが、ここまで来れることは滅多にないため、気合で並びます。正直ただ滑りに来ただけであれば、スキー場を変えるレベルの混雑(個人的に)でしたが、ここ白馬ではこれが一般的なのか…多分滑るために来ることは二度とないでしょう。
元々、登山届には唐松岳頂上〜八方山〜ガラガラ沢〜二股としていましたが、どうも厳しそうな様相を呈してきました。
スキー場最上部のリフトが営業していないということもあり、八方池山荘通過が10時前となってしまい、ピークまで行けるか不安に…
案の定、1時半を目標にしていた唐松岳山頂にはあと少しのところで届きませんでした。ゴンドラの混雑、グラートクワッドの運休と色々要因がありますが、次回はピークまで行けるよう、グラートクワッド営業時の平日に行ければ良いかと思います。
まだ時期が早いこともあり、雪が腐るのが早く、八方池より下は、日射の影響で雪がクラストしており、スノーボードでの下りは修行そのものでした。
しかし、景色はさすが北アルプスという景観で、景色が良いのが北アルプスの魅力だと改めて感じた山行となりました。

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積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
2/5
体力レベル
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