大同心
- GPS
- 08:33
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されていました。 大同心沢から大同心稜はしっかりした踏み跡があります。部分的に踏み跡は雨水が流れ沢状になっています。 大同心直下からルンゼまでは右側が切れ落ちて高度感があり、そのまま小同心方向に進んでいる。 大同心ルンゼはホールドもしっかりとして特に問題はありませんでした。ルートは右手を選んだほうがチムニーの正面にでます。 チムニーの最後に赤い岩が蓋をしたようになっていますが、問題なくクリアできます。 大同心と稜線縦走路との鞍部から大同心山頂までは見通しもよく問題ありません。 |
写真
感想
八ヶ岳の大同心といえば岩屋さんたちが行く場所と思っていましたが、ネットの記録などでクライミングでなくても行ける場所と知り出かけて見ました。
kameさんの記録参考にさせていただき、ありがとうございました。
現地に行ってみると、「なるほどこんなルートがあったんだ」と感心してしまうような、素晴らしいルートでした。時間的にも距離的にも八ヶ岳の稜線までの最短コース、「もうついたの」っていう感じで横岳山頂でした。
大同心沢から大同心稜に入ると、北アのブナ立て尾根のような急な登りが続き、ぐんぐん高度を稼ぎ、最後のちょっとした岩場を超えると大同心の岩壁の直下に到着。
ここから上を見ると大同心の垂直岩壁が覆いかぶさる。後ろを振り返ると茅野市、原村の平野部、右には赤岳、阿弥陀岳、左には硫黄、嶺の松目などがくっきりとみることが出来る。
さて大同心の直下を右にトラバースして、大同心ルンゼに向かう、右サイドがすっぱり切れ落ちてスリルを感じながら慎重に進むと、まもなく大同心ルンゼ取り付き
に到着。
ここはそれほどの傾斜ではないので、比較的簡単に登ることが出来る。左の大同心に目を転じると数人のクライマーが中間テラスに見える。
クライマーさんたちの呼び合う声を聞きながら、高度を上げていくとチムニーの正面にでる。
このチムニーはそんなに難しくはないが、最後に赤い岩の蓋があり、ちょっとだけいやらしいかも。
ここをクリアーするとほぼ終了、後は普通の登山道。
硫黄岳は晴れている火口は初めて、スケールの大きい火口壁を大きく回りこんで下の方から眺めてみました。昼寝するくらいの時間があったのでゆっくり楽しみました。
何十年ぶりの八ヶ岳でしたが、こんなスリリングで美味しいルートがあったとは知りませんでした。充分堪能しました。
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