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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
冬季甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根テント泊〜
2017年12月12日(火) ~
2017年12月13日(水)

体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,563m
- 下り
- 2,563m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:00
距離 12.0km
登り 2,440m
下り 106m
| 天候 | 晴れ〜稜線一部霧〜 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路:道の駅はくしゅう-韮崎-甲府(高速バス)-新宿 韮崎駅-道の駅はくしゅう(タクシー):6000円弱でした。 本数少ないが路線バスあり。http://yamanashikotsu.co.jp/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
言わずと知れた黒戸尾根。冬季積雪期は最低でも七丈小屋一泊と考えたほうがよい。日帰りで行く人もいますが常人ではありません。積雪量により3日を要することもあるでしょう。五合目小屋跡から上部、9合目付近の鎖場など注意箇所あり。詳細はコメントにて。 |
| その他周辺情報 | 尾白の湯:水曜日定休日でした。。残念。 http://www.verga.jp/?page_id=41 |
| 予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
ヘルメット
|
|---|
感想
天候の悪化を予感させる霧架かった山頂直下、パッと空が明るくなった。その瞬間、安心感か嬉しさか、つい涙ぐみそうになり立ち止まった。情けないけど、やっぱり緊張していたんだなと思った。他に登山者もなく、予報も決してよくない。前日、下山してきたベテランクライマーのペアの一人が、風が強い。天気が良いように見えるが今日はダメだと言った。また前回の空木岳敗退も頭をよぎった(レコ未公開)。そんないろいろなことが頭にあったせいかもしれない。始めからこれは五分五分かなと思った。それでも今回の装備で、黒戸尾根を登るという目的もあり、敗退もありとして登った。
想像を超える新雪の深雪。ラッセルにあえぎ、樹林帯を登ると、朝陽に暖かく染まり始める白い山頂の谷を、真っ白なライチョウの群れが列をなして滑降していった。今でも感動的で忘れられない光景だ。冬の高山のひとつひとつの風景が美しい。ここには下界とまた別の世界が存在する。それを見たくて重いザックを背負って−10度のテントの中で寝る。誰かにイイねをもらうためでなく自分がやりたいからやる。インスタ映えする写真でなく自分が満足する写真を撮りたい。ただそれだけ。だから登山って面白い。
下山後、甲府駅で食べた吉野家の牛カルビ丼がうまかった。ただ小袋に入ったコチュジャンが隅にあったことに気が付かなかった。今度はコチュジャンをかけて食べてみよう。(終わり)
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雪の甲斐駒ヶ岳良いね🎵
まだ鎖も出てたり雪は少ない感じだけど雪山の雰囲気バッチリ👍
青空も顔を覗かせてくれたみたいで良かったですね。
昨日山の友人と話してたんだけど黒戸尾根は登りは楽しいけど下りが長く感じてドラマチックなとこがなくてそこさえ何とかなれば何度も通っちゃうんだけどね〜なんて言ってました。
長い黒戸尾根お疲れ様でした
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