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Yamareco

記録ID: 1335293
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

冬季甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根テント泊〜

2017年12月12日(火) ~ 2017年12月13日(水)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
32:00
距離
24.2km
登り
2,563m
下り
2,563m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:50
休憩
0:10
合計
9:00
距離 12.0km 登り 2,440m 下り 106m
7:00
60
道の駅はくしゅう
8:10
140
10:30
10:40
110
12:30
50
13:20
60
14:20
10
14:30
80
15:50
10
16:00
七丈小屋テント場
2日目
山行
11:00
休憩
2:30
合計
13:30
距離 12.1km 登り 107m 下り 2,457m
5:20
90
七丈小屋テント場
6:50
7:00
100
8:50
9:10
80
10:30
11:40
0
七丈小屋テント場
11:40
12:00
100
13:40
100
15:20
15:30
100
17:10
10
17:20
17:40
70
18:50
道の駅はくしゅう
天候 晴れ〜稜線一部霧〜
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往復:立川駅-(特急かいじ)甲府駅-韮崎駅(タクシー)-道の駅はくしゅう
復路:道の駅はくしゅう-韮崎-甲府(高速バス)-新宿
韮崎駅-道の駅はくしゅう(タクシー):6000円弱でした。
本数少ないが路線バスあり。http://yamanashikotsu.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
言わずと知れた黒戸尾根。冬季積雪期は最低でも七丈小屋一泊と考えたほうがよい。日帰りで行く人もいますが常人ではありません。積雪量により3日を要することもあるでしょう。五合目小屋跡から上部、9合目付近の鎖場など注意箇所あり。詳細はコメントにて。
その他周辺情報 尾白の湯:水曜日定休日でした。。残念。
http://www.verga.jp/?page_id=41
予約できる山小屋
七丈小屋
私の黒戸尾根はここ「道の駅はくしゅう」からです。かつての信仰登山はここが入口だったに違いない。
2017年12月12日 07:03撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 7:03
私の黒戸尾根はここ「道の駅はくしゅう」からです。かつての信仰登山はここが入口だったに違いない。
夜勤明けで終電の甲府行きに乗り、駅のカラオケボックスで朝まで。始発で韮崎駅へ。タクシーが一台。乗せてくれた。
2017年12月12日 07:28撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 7:28
夜勤明けで終電の甲府行きに乗り、駅のカラオケボックスで朝まで。始発で韮崎駅へ。タクシーが一台。乗せてくれた。
ここまでタクシー使うと予算オーバー。道の駅から歩くのはただ、そういうわけです。
2017年12月12日 07:55撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/12 7:55
ここまでタクシー使うと予算オーバー。道の駅から歩くのはただ、そういうわけです。
一晩中歩くのもそれほど苦ではないので。やっぱり登山のために車を買うわけにはいかない。これで良いのだ。
2017年12月12日 08:02撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 8:02
一晩中歩くのもそれほど苦ではないので。やっぱり登山のために車を買うわけにはいかない。これで良いのだ。
年末年始、すべての登山者に重大な遭難事故がありませんように。あと、できたら今回、私も登頂させて。
2017年12月12日 08:06撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/12 8:06
年末年始、すべての登山者に重大な遭難事故がありませんように。あと、できたら今回、私も登頂させて。
尾白川の吊り橋を渡る。
2017年12月12日 08:10撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 8:10
尾白川の吊り橋を渡る。
この上流を行けば、氷瀑の伽藍。アイスクライマー達が、今日も入っているのかな。
2017年12月12日 08:11撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/12 8:11
この上流を行けば、氷瀑の伽藍。アイスクライマー達が、今日も入っているのかな。
黒戸尾根は2年ぶり3回目。冬季は初。少し緊張してます。
2017年12月12日 08:30撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 8:30
黒戸尾根は2年ぶり3回目。冬季は初。少し緊張してます。
日本三大急登というのは標高差のことを言うのだろう。若い3人組がおしゃべりしながら素早く降りていく。
2017年12月12日 09:06撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 9:06
日本三大急登というのは標高差のことを言うのだろう。若い3人組がおしゃべりしながら素早く降りていく。
笹ノ平から雪が出てきた。次に降りてきたベテランクライマーさんが今日は山頂は行かないほうがいいと自然にアドバイス。そういう人になりたい。
2017年12月12日 10:30撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 10:30
笹ノ平から雪が出てきた。次に降りてきたベテランクライマーさんが今日は山頂は行かないほうがいいと自然にアドバイス。そういう人になりたい。
登山口から山頂まで2000m以上を登る。今回、テント、冬季用シェラフ、ロープ、登攀具。ザックは20キロオーバー。体力的なテストもかねて。
2017年12月12日 12:32撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/12 12:32
登山口から山頂まで2000m以上を登る。今回、テント、冬季用シェラフ、ロープ、登攀具。ザックは20キロオーバー。体力的なテストもかねて。
刃渡りでは強風。風が止んだすきをついて抜ける。日本海側では大寒波の日。道の駅からでも山頂付近の雪が舞い上がっていたのが見えた。
2017年12月12日 12:34撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 12:34
刃渡りでは強風。風が止んだすきをついて抜ける。日本海側では大寒波の日。道の駅からでも山頂付近の雪が舞い上がっていたのが見えた。
本当に怖いのは刃渡りを抜けた左側の落とし穴。ここ、いつも怖い。落ちたら終わりです。
2017年12月12日 12:38撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 12:38
本当に怖いのは刃渡りを抜けた左側の落とし穴。ここ、いつも怖い。落ちたら終わりです。
梯子はまだしっかり出ているが、斜度がきつく長い。
2017年12月12日 13:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/12 13:19
梯子はまだしっかり出ているが、斜度がきつく長い。
七丈小屋の先代の管理人さんが最近整備してくれたらしいが、木が強化プラスチックのようなので雪で滑りやすい。
2017年12月12日 13:19撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 13:19
七丈小屋の先代の管理人さんが最近整備してくれたらしいが、木が強化プラスチックのようなので雪で滑りやすい。
刀利天狗。
2017年12月12日 13:25撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 13:25
刀利天狗。
少し見えた。雪は止んだようだ。
2017年12月12日 14:18撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 14:18
少し見えた。雪は止んだようだ。
神様の展覧会。五合目小屋跡。ここからです。この黒戸尾根は。
2017年12月12日 14:23撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 14:23
神様の展覧会。五合目小屋跡。ここからです。この黒戸尾根は。
長く急な梯子と。鎖の連続。
2017年12月12日 14:23撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 14:23
長く急な梯子と。鎖の連続。
ここで体力的に余裕がないと危険。ときおり強い風が吹く。
2017年12月12日 14:28撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/12 14:28
ここで体力的に余裕がないと危険。ときおり強い風が吹く。
五合目小屋跡から七丈小屋までが初日の核心部。天候が悪ければほんとうに長く感じるだろう。
2017年12月12日 15:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/12 15:07
五合目小屋跡から七丈小屋までが初日の核心部。天候が悪ければほんとうに長く感じるだろう。
着いたー。通年営業がどんなに凄いことか。助かります。
2017年12月12日 15:50撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/12 15:50
着いたー。通年営業がどんなに凄いことか。助かります。
ふむふむ。小屋番さんは女性でした。年齢も自分と同じくらい。交代制でも一人でやってるなんて尊敬します。
2017年12月12日 15:49撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/12 15:49
ふむふむ。小屋番さんは女性でした。年齢も自分と同じくらい。交代制でも一人でやってるなんて尊敬します。
小屋もテント場も貸切。落ちていた枝をペグ代わりにし4隅を固定。風は微風。ただ寒い。マイナス10℃くらいか。
2017年12月12日 16:32撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/12 16:32
小屋もテント場も貸切。落ちていた枝をペグ代わりにし4隅を固定。風は微風。ただ寒い。マイナス10℃くらいか。
甲府の夜景が見える。夜は星空。風もほとんどない。荒天は去って行ったようだ。
2017年12月12日 16:56撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 16:56
甲府の夜景が見える。夜は星空。風もほとんどない。荒天は去って行ったようだ。
プレモルは小屋で購入。独り好きには最高の気分。
2017年12月12日 17:14撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 17:14
プレモルは小屋で購入。独り好きには最高の気分。
さて、今回は普通に市販のカレーうどんです。
2017年12月12日 17:20撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/12 17:20
さて、今回は普通に市販のカレーうどんです。
ベーコンと刻んだネギを入れ完成。冬はオリジナル山ごはんにこだわらない。簡単に素早くが大事。
2017年12月12日 17:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/12 17:52
ベーコンと刻んだネギを入れ完成。冬はオリジナル山ごはんにこだわらない。簡単に素早くが大事。
テント内も−10度まで下がったがプロモンテの厳冬期用シェラフとダウンパンツで快眠できた。
2017年12月12日 17:17撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/12 17:17
テント内も−10度まで下がったがプロモンテの厳冬期用シェラフとダウンパンツで快眠できた。
さて、行こうか。アタックの日。4時まで寝てしまった。5時過ぎに出発。
2017年12月13日 05:59撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/13 5:59
さて、行こうか。アタックの日。4時まで寝てしまった。5時過ぎに出発。
昨日までのトレースは途中で雪に消えた。樹林帯では膝から膝上のラッセルが続く。
2017年12月13日 06:13撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
12/13 6:13
昨日までのトレースは途中で雪に消えた。樹林帯では膝から膝上のラッセルが続く。
白くやや大きい鳥が5.6羽低空で飛んで行った。最後の一羽が「がぁー」と鳴いた。ライチョウか!
2017年12月13日 06:25撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 6:25
白くやや大きい鳥が5.6羽低空で飛んで行った。最後の一羽が「がぁー」と鳴いた。ライチョウか!
冬にマッシロなライチョウを見るのが夢。今回はみな飛んで行ってしまった。でも感動した。
2017年12月13日 06:25撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 6:25
冬にマッシロなライチョウを見るのが夢。今回はみな飛んで行ってしまった。でも感動した。
再び、樹林帯のラッセル続く。
2017年12月13日 06:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 6:36
再び、樹林帯のラッセル続く。
光。出た。
2017年12月13日 06:46撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/13 6:46
光。出た。
八合目御来迎場。
2017年12月13日 06:53撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/13 6:53
八合目御来迎場。
タイミングぴったり。
2017年12月13日 06:53撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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12/13 6:53
タイミングぴったり。
まぶしい!
2017年12月13日 06:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 6:54
まぶしい!
富士と鳳凰も。
2017年12月13日 06:54撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/13 6:54
富士と鳳凰も。
登れそうな気がしてきた。冬山はいつも撤退を考えながら登る。今回は9時リミットにする。
2017年12月13日 07:27撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 7:27
登れそうな気がしてきた。冬山はいつも撤退を考えながら登る。今回は9時リミットにする。
行くか、退くか。行くか、退くか。この日も日本海は大寒波。ヤマテンではその影響は昼頃まであるとの予報だった。
2017年12月13日 08:08撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 8:08
行くか、退くか。行くか、退くか。この日も日本海は大寒波。ヤマテンではその影響は昼頃まであるとの予報だった。
鎖を這い上がり、再び急なルンゼ上の岩場の間を最後のラッセル。ガスってきた。風はほとんどない。
2017年12月13日 08:16撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/13 8:16
鎖を這い上がり、再び急なルンゼ上の岩場の間を最後のラッセル。ガスってきた。風はほとんどない。
見えた!その瞬間、パッと青空。涙。前回の空木岳敗退(レコ未公開)も頭を離れなかった。
2017年12月13日 08:53撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/13 8:53
見えた!その瞬間、パッと青空。涙。前回の空木岳敗退(レコ未公開)も頭を離れなかった。
無雪期の倍以上かかった。明るくなったり、ガスったり。早く降りよう。長居は無用。
2017年12月13日 08:57撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
12/13 8:57
無雪期の倍以上かかった。明るくなったり、ガスったり。早く降りよう。長居は無用。
山頂を降りると空も穏やかになる。
2017年12月13日 09:22撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 9:22
山頂を降りると空も穏やかになる。
登らせてくれてありがとう。ほんとうに。感謝。
2017年12月13日 09:24撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 9:24
登らせてくれてありがとう。ほんとうに。感謝。
もっと厳しい状況になれば厳しかった。厳冬の様相。それでもここをまだ日帰りする人がいるだろうか。私はしない。できない。
2017年12月13日 09:33撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/13 9:33
もっと厳しい状況になれば厳しかった。厳冬の様相。それでもここをまだ日帰りする人がいるだろうか。私はしない。できない。
摩利支天。奥に北岳。カメラの内側のレンズが曇り、はっきり映らないのが残念。でも、RicohのGR供しっかり動いてくれた。
2017年12月13日 09:39撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
12/13 9:39
摩利支天。奥に北岳。カメラの内側のレンズが曇り、はっきり映らないのが残念。でも、RicohのGR供しっかり動いてくれた。
ロープを出すならここ。垂直の鎖場。出しても良かったが、しっかり鎖が出ていたのでそのままクライムダウン。最後のステップに注意。
2017年12月13日 09:47撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 9:47
ロープを出すならここ。垂直の鎖場。出しても良かったが、しっかり鎖が出ていたのでそのままクライムダウン。最後のステップに注意。
帰還。
2017年12月13日 10:25撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 10:25
帰還。
初日、急斜面にカメラを落としロープを出して回収したきり、ロープは使用せず。でもこれから雪山の必需品とする。
2017年12月13日 10:36撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 10:36
初日、急斜面にカメラを落としロープを出して回収したきり、ロープは使用せず。でもこれから雪山の必需品とする。
テントを回収。小屋で珈琲を頂く。ストーブをつけてくれた。
2017年12月13日 11:52撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 11:52
テントを回収。小屋で珈琲を頂く。ストーブをつけてくれた。
頂き物ですけどと、お菓子を頂く。なんでここの小屋番になったのか聞きたかったけど、なんとなく聞かなかった。
2017年12月13日 11:53撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
12/13 11:53
頂き物ですけどと、お菓子を頂く。なんでここの小屋番になったのか聞きたかったけど、なんとなく聞かなかった。
少し話をして下山。また来ますね。今度は雪の解けた頃かな。
2017年12月13日 12:46撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/13 12:46
少し話をして下山。また来ますね。今度は雪の解けた頃かな。
緊張の梯子と鎖場、合成皮のグローブでもつるんつるんに滑ります。下山の方が怖いです。
2017年12月13日 14:08撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 14:08
緊張の梯子と鎖場、合成皮のグローブでもつるんつるんに滑ります。下山の方が怖いです。
小屋から5時間。下界に無事下山。神社にお礼を言う。
2017年12月13日 17:07撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/13 17:07
小屋から5時間。下界に無事下山。神社にお礼を言う。
帰宅。この20キロの装備でも十分、できた。重くなかった。
2017年12月14日 00:12撮影 by  GR II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/14 0:12
帰宅。この20キロの装備でも十分、できた。重くなかった。
今回読んだ本:山の本ではありませんので。文章がきれい。
1
今回読んだ本:山の本ではありませんので。文章がきれい。
今回聴いた音:ハナレグミ、新作でたー。またライブ行きたいなー。
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今回聴いた音:ハナレグミ、新作でたー。またライブ行きたいなー。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット ヘルメット

感想

天候の悪化を予感させる霧架かった山頂直下、パッと空が明るくなった。その瞬間、安心感か嬉しさか、つい涙ぐみそうになり立ち止まった。情けないけど、やっぱり緊張していたんだなと思った。他に登山者もなく、予報も決してよくない。前日、下山してきたベテランクライマーのペアの一人が、風が強い。天気が良いように見えるが今日はダメだと言った。また前回の空木岳敗退も頭をよぎった(レコ未公開)。そんないろいろなことが頭にあったせいかもしれない。始めからこれは五分五分かなと思った。それでも今回の装備で、黒戸尾根を登るという目的もあり、敗退もありとして登った。
想像を超える新雪の深雪。ラッセルにあえぎ、樹林帯を登ると、朝陽に暖かく染まり始める白い山頂の谷を、真っ白なライチョウの群れが列をなして滑降していった。今でも感動的で忘れられない光景だ。冬の高山のひとつひとつの風景が美しい。ここには下界とまた別の世界が存在する。それを見たくて重いザックを背負って−10度のテントの中で寝る。誰かにイイねをもらうためでなく自分がやりたいからやる。インスタ映えする写真でなく自分が満足する写真を撮りたい。ただそれだけ。だから登山って面白い。
下山後、甲府駅で食べた吉野家の牛カルビ丼がうまかった。ただ小袋に入ったコチュジャンが隅にあったことに気が付かなかった。今度はコチュジャンをかけて食べてみよう。(終わり)

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コメント

雪の甲斐駒ヶ岳
雪の甲斐駒ヶ岳良いね🎵
まだ鎖も出てたり雪は少ない感じだけど雪山の雰囲気バッチリ👍
青空も顔を覗かせてくれたみたいで良かったですね。
昨日山の友人と話してたんだけど黒戸尾根は登りは楽しいけど下りが長く感じてドラマチックなとこがなくてそこさえ何とかなれば何度も通っちゃうんだけどね〜なんて言ってました。
長い黒戸尾根お疲れ様でした
2017/12/27 16:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
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