ごろごろ岳〜東おたふく山〜蛇谷北山〜六甲山最高峰〜シェール槍
- GPS
- 09:12
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:14
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 - 阪急電鉄神戸線の六甲駅より乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 はっきりした道が大半で、標識の多い少ないはあるものの、道迷いの心配は少なそう。 落葉が堆積して滑りやすくなっていたり、少し岩っぽい箇所もあり、危険ではないにしても注意して歩きたいですね。 全山縦走路で舗装路を横断する際には、走行する車に注意。 ■個別の注意箇所 東おたふく山の急斜面区間は地形図での印象よりも急な傾斜で、ロープが設置されています。 ジグザグで登る道があるのかな? シェール槍の山頂直下の岩場は基本通りに進めば問題ないはずだけど、岩場が苦手だったり、慣れていない人だと少し怖さを感じるかも知れません。 杣谷を辿るルートについては、途中の堰堤を高巻いて進む辺りは道幅がやや狭めでもあり、気を付けて歩きたいですね。 何度か渡渉があるので、増水時には通行の難易度が上がりそうかな。 この辺りをよく歩かれている方のレコを参考にするのが良いと思われます。 |
写真
感想
今年3回目の六甲山系。
5月末はソロでの山行で、7月初めは両親と歩きました。
7月の山行は暑かったせいもあり、両親の意向に沿って七兵衛山までとして下山したので、年内中に最高峰まで登っておきたいとの気持ちがありました。
どうしても訪れる間隔が開いてしまい、それまでに好印象の場所を再訪しがちになるので、今回はできるだけ初めてとなる場所を多めになるようにしてみました。
以下、いつも通りに長文です。
初めて阪急甲陽線の甲陽園駅で降り、ここからスタートです。
住宅街を正しく進むのは苦手なので、GPSの助けを借りて進みます。
夙川の橋の手前で一般道を離れて右へ、すぐ先で標識に従って左へ進み、山道へ。
整備された道を逸れて少し進むと、まずまずの好展望で、朝日が昇って来るのが見えます。
その先には貯水池があり、その奥の山は朝日を受けて赤く染まっており、気分の良い朝の散歩という感じ。
標識に従って北山緑化植物園に進み、ここもまずまず良い雰囲気ですが、先が長いのでトイレを借りるのみで通過。
再び住宅街を歩き、終点から入山。
所々に岩っぽい箇所があり、手も少し使いつつの登り。
左足の状態は微妙で、そのせいか余分な疲れを感じながらも登り続け、ごろごろ岳山頂に到着です。
すぐ横に家らしき建物があり、どうも変な感じ。
この先もしばらく舗装路を歩き、大きな奥山貯水池をぐるっと回り込み、邸宅が並ぶ住宅街を進み、やっとの事で東おたふく山登山口バス停に到着。
バスが到着して間がなかったのか、前方には2組のペアが歩いています。
登山口から入山し、トラバース区間が終わると、ロープが設置された急斜面。
地形図での印象よりも急な斜面で、何とかロープを使わずに登りましたが、ジグザグ道が別に併設されているのかな?
少し登ると笹原が広がっており、登山道から逸れてそちらを歩く事ができるようです。
ここからは展望も素晴らしく、のんびりと歩きながら風景を堪能。
満足感と共にその場を離れ、程なくして東おたふく山山頂に到着。
雨ヶ峠方面に少し下った辺りに広がる笹原へ向かうつもりだったけど、さっきの笹原で満足との事で、このまま土樋割峠へ。
土樋割峠から蛇谷北山へ。
初めて六甲山に登った時にも歩いており、記憶を辿るようにして進みます。
あれからまだ1年半程度なんだけど、その後に結構な回数の山行をこなしたので、難易度が低く感じられます。
登山道の両脇に笹薮を見て進み、蛇谷北山山頂に到着。
南側だけ展望が開けています。
北に向けて下山し、石の宝殿には寄らず、一軒茶屋前へ。
常設のトイレは冬季使用停止となっており、仮設のトイレが置かれているようでした。
大型犬に抜かれながら最後の斜面を登り、六甲山最高峰山頂に到着。
撮影を済ませ、少し離れた位置で早めの昼食。
六甲山上方面を目指し、全山縦走路を進みます。
前回はヤマツツジが目を楽しませてくれましたが、この日は初冬の風景があるのみで、所々での展望に慰められての歩行です。
鉄塔群を過ぎ、六甲山上の中心地に到着。
予想通り、観光気分にはならず、淡々と先へ進みます。
長い舗装路歩きに疲れかけた頃、やっとの事で山道へ。
しかし、すぐに舗装路となり、杣谷峠の近くに到着。
予定では、ここから杣谷を通って下山だけど、予定よりも早めに進行しており、近くの穂高湖に寄る事にします。
すぐに穂高湖に到着し、その先にシェール槍の整った山容が見えています。
その名前のせいで気になっていた事もあり、穂高湖を周回して、シェール槍にも登ってみる事にします。
取り付き地点に到着し、どんな感じかなと少し心配しながら登り始めますが、岩っぽい所もあるものの特に問題はなく、山頂手前の岩場も無事にクリア。
シェール槍に登頂です。
山頂からは好展望なんだけど、微妙に高度感があるため、高所恐怖症の身には落ち着きを失わせる要素が十分。
引き戻されるように下山を開始し、山頂直下の岩場も基本通りの動きを心掛けてクリアし、その後はあっという間に下り終え、取り付き地点に到着。
池を半周してスタート地点に戻り、改めて穂高湖越しにシェール槍を見やります。
本家の槍ヶ岳に登る事はないだろうから、これで満足する事にします。
杣谷峠から杣谷を下ります。
最初は主に整備された階段の道が続き、面白味に欠ける感じ。
最初の渡渉ポイントを過ぎた辺りから谷ルートらしさが感じられるようになり、まずまず良い感じの滝もあります。
堰堤を高巻いて進む辺りは道幅が狭めで、ザレ気味だったり、落葉が堆積している箇所もあったりで、足下に注意して進みます。
別ルートの道が順次合流し、登山口かなという地点に到着。
無事に下山を完了で、ここから六甲駅までは舗装路歩きです。
最後の方で道を間違えてしまい、余分な距離を歩かされましたが、六甲駅に到着し、ここでゴールです。
アクセスは簡単なはずなんだけど、何故だか訪れる間隔が開いてしまう六甲山系。
今回のルートを決める際、地図を見ていてもなかなか考えがまとまらず、どうしたものかなという感じでした。
これから歩いて行くうちにその辺りが解消されれば良いのだけど。
今回の山行では、どんな感じなのか見ておきたかった六甲山上を歩き、予定外の穂高湖やシェール槍にも足を延ばす事ができました。
最も印象に残っているのは東おたふく山の山頂の東に広がる笹原とそこからの展望で、山頂の南の笹原も含めて、また訪れたいと思わせる魅力があるように感じました。
左足のアキレス腱辺りの状態はやや悪化しているようだけど、山行中はあまり気にならず、最後の駅への舗装路歩きをしている際に最も痛みを感じました。
次の山行が年内最後になるので、その後は体を休ませるなり、歩く距離を短くするなりの対応をする予定です。
コメント
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v−gさん、お疲れ様でした。
ちょっと偵察という感じですか。
北山公園からゴロゴロ岳のルートはガベノ城を経由するのも景色がいいので楽しいですよ。今回の直接ゴロゴロ岳は歩いたことがないので参考になりました。
ちょっと民家にビックリのゴロゴロ岳から北に向かうと歩きやすい山道で、奥池の奥に出るルートはいい感じですよ。そんなに遠回りでもないし、山の中という雰囲気です。
まあ六甲山は民家、別荘、観光地などが混じって、なんとも言えない感じです。
ほとんど人のいない場所もたくさんあり、良く言えばバラエティ豊かなお山ですよね。
今年もあと少しになりました、最後の山行き楽しんでください。
ではではまたね。
今回は舗装路歩きが長かったので、この時期としては距離は長めになりましたね。
そうですね、偵察的な色合いがあったかもです。
本文でも書いたように、過去に歩いたのと同じようなルートを辿りがちだったので、最高峰を踏みつつ未踏の場所をできるだけ歩くようなルートにしてみました。
変わった山名のガベノ城も気になっていたのだけど、今回は迷った末に外しました。
北山公園の辺りは歩き始めとしても丁度良さそうだし、その辺りも含めて歩く機会を作りたいですね。
MtMrSsさんは六甲山界隈をよく歩いておられるので、またレコを改めて見させてもらってルートを考えてみます。
今回のルートでは六甲山界隈の『何でもあり』的な面を垣間見たように思います。
まだ目にしていない側面も色々とあるはずなので、また時機を見て探ってみたいですね。
今年もあっという間にこの時期を迎えましたよね。
意識的に山歩きを優先させてここまで辿り着きましたが、何とか大きなケガもなく迎えられたので、最後も楽しく歩いて終わりたいですね。
MtMrSsさんにはコメントをたくさんいただき、感謝しています。
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