房総ハイクリング
- GPS
- --:--
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 722m
- 下り
- 648m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:00
一旦は三ツ峠に決めたが、夕方から会社の忘年会に参加しなくてはならない。
間に合わない事もないが、登山の格好で参加する羽目になりそうなため予定変更。
折り畳み自転車を引っ張り出し、内房低山めぐりのポタリングをしてみることにした。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
写真
感想
深夜0時頃に喉が渇いて目を覚ましたので、始発電車まで起きてる事にした。
千葉駅4時30分発の電車で、今年行けなかった三ツ峠に行くつもりでいたが、
忘年会に(着替えて)出席するとすれば、18時には家に戻らなくてはならない。
そこから逆算すると14時半には登山を切り上げなければならない。
そう考えたら三ツ峠に行く気が失せて、久々のサイクリングに変更した。
行先は現地で考える、行き当たりばったりの低山ポタリング形式。
7時過ぎにJR内房線の佐貫町駅に到着、ここは鹿野山へ行く最寄駅。
マザー牧場へ行くバスも出ていて、週末は家族連れでそこそこにぎわう。
鹿野山は千葉県で第二位の標高を誇り、最高地点の白鳥峰は379mもある。
40年ほど前は虎も生息していた(近所の寺の飼虎が逃げて大騒ぎになった)。
また千葉県北部の水源は利根川水系なのに対し内房の水源は鹿野山水系。
富津市竹岡にある和蔵酒造では、鹿野山という名がついた酒を醸造している。
と薀蓄が長くなり、話がそれはじめたところで海を目指してみる。
新舞子海岸に着いて、対岸の三浦半島とその先に座る富士山を眺めた。
来た道を戻って再び駅に到着、ここからいよいよ鹿野山を目指す。
途中湧き水があったので寄ってみると、すぐ脇に宝龍寺という寺があった。
お地蔵さんがご本尊で、885年に創建されたという何気に歴史がある寺だった。
そのまま鹿野山へ向かう、勾配が7%くらいあるが何とか自転車で登れる。
神野寺でひと休み、関東最古の寺を謳っていて虎騒動の虎の飼い主でもある。
なお神野寺の神野峰、春日神社の春日峰、白鳥神社の白鳥峰で鹿野山と呼ぶ。
そして白鳥神社まで足を延ばし境内の脇から鹿野山の最高峰である白鳥峰へ登る。
白鳥神社は鹿野山カントリークラブと隣接し境内にはゴルフカートで入れる。
山頂を踏みしめたあとは神社の向かい側にある九十九谷公園でビール休憩。
この後は、高宕山サル生息地経由で鴨川へ抜けるか、富山経由で内房に抜けるか、
大福山経由で勝浦に抜けるか…などなど色々と考えを巡らす。
山岳方面は自転車では行きづらいところも多いので養老渓谷に目的地を決めた。
高度差300mを一気に下ってる最中に後輪がぶれるのを感じ、見たらパンク。
車のフロントガラスが散乱した箇所を通ったので、それが原因かもしれない。
こんなことなら坂を下らずにバスで佐貫町駅に戻ればよかった、と後悔する。
しょうがないので近くの駅を検索すると久留里線の上総松岡駅が10km足らず。
そこまで自転車を押して行こうと歩き出す、あとで分かったが距離表示は直線。
道のりはその1.5倍ほどかかり、さらに道路が立体交差していて下りられず、
結局、上総松岡駅よりさらに遠い上総亀山駅まで歩くことになった。
房総スカイラインという名がついた、歩道が無い道路を自転車を押して歩く。
途中ガソリンスタンドで空気を入れられるかも、という期待は見事に裏切られた。
下りの坂道はバースト覚悟で自転車に乗り、予想通りタイヤはバーストした。
道すがら見える峰々は美しく、期せずしてサイクリングはハイキングになった。
今まであまり意識してなかった南房総の低山歩きのきっかけになるかも。
何とか亀山湖に到着、養老渓谷まで行こうという気はさらさら無くなっていた。
つらい思い出を緩和するために美味しいものを食べ温泉に入っていくことにした。
嵯峨和という日帰り温泉ができる宿は、食事をとると入浴無料(入湯税は別)。
叉焼麺のスープは醤油の香が引き立った自分好みの味で、煮豚も美味しかった。
湖を眺められる露天風呂は貸切状態でビールを飲みながら湯船でくつろぐ。
途中イントネーション以外は完璧な日本語を話すアメリカ人が入ってきた。
彼は川崎から自転車でやってきたらしく、この後は外房へ抜けるそうだ。
お風呂からあがり、電車の時間を検索すると30分後に発車する電車があった。
しかしその電車を逃すと夕方まで電車が無いのを知り、慌てて駅へ向かった。
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