赤岳〜横岳 杣添尾根

2017年12月29日(金) ~ 2017年12月30日(土)

• GPS: 27:27
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,472m
• 下り: 1,464m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:03

6:49 海ノ口自然郷 横岳登山口
8:29 8:29 「ここが中間点」標識
10:38 10:40 横岳（三叉峰）
10:51 10:56 横岳（奥ノ院）
11:08 11:09 横岳（三叉峰）
11:53 11:54 地蔵の頭
11:58 11:59 赤岳天望荘
12:32 12:33 赤岳
12:52 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:05

7:08 赤岳天望荘
7:12 7:13 地蔵の頭
8:01 8:01 横岳（三叉峰）
9:10 9:10 「ここが中間点」標識
10:13 海ノ口自然郷 横岳登山口

一日目は横岳迄は穏やかな晴天で天国状態、赤岳に向かう間に天候が一変。
二日目は快晴ですが強烈な風、経験した中では最強だったかも

天候

12/29　晴天のち曇り（暴風の荒天）
12/30　快晴で暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

杣添尾根登山口の駐車場(10台くらい)
出発時は2台、下山時は満車でした

コース状況／危険箇所等

杣添尾根は29日晩の降雪で雪不足解消です
横岳〜地蔵も十分に雪があります
地蔵〜赤岳まだ雪不足、地面露出箇所があります

その他周辺情報

大泉 パノラマの湯　ぬるめの露天でノンビリ

写真

12/29 7:10

別荘地が終了した辺り、朝日が気持ちを温めます

12/29 8:32

樹林帯を黙々と登りようやく中間点

12/29 8:33

足元はこんな感じで、ノーアイゼンで稜線まで行きました

12/29 9:06

間もなく樹林帯終了で富士山が見えました

12/29 9:36

樹林帯終了で一気に眺望が開けました

12/29 9:36

赤岳と宿泊先の展望荘が見えます

12/29 9:37

改めて見ると県界尾根って厳しいな

12/29 9:36

まずは横岳を目指してGO

12/29 10:31

4時間近くかけて稜線に到着

12/29 10:31

平和な杣添尾根全景

12/29 10:31

まずは二つ先の横岳へ

12/29 10:46

ガスが湧いてきました

12/29 10:46

う〜ん大丈夫か？

12/29 10:52

横岳到着、天国気分

12/29 10:52

硫黄岳はガスの中

12/29 10:53

阿弥陀岳もガスに埋没

12/29 10:53

中岳、遠くに北岳だと思います

12/29 10:55

富士山消滅

12/29 11:24

鉾岳のクサリ
これを握って攀じ登ります

12/29 11:53

この辺は寒さと強風でお地蔵様の正面に出ることもおっくうに

12/29 12:32

なんとか赤岳に登頂、−17℃
滞在はシャッター5回分だけです

12/29 12:33

頂上山荘がぼんやり見えます

12/29 12:51

なんとか今夜の宿に到着

12/29 17:48

展望荘のトイレに続く通路の壁にいました、12時間後も微動だにせず

12/30 7:06

恐ろしい風でアングルも何も気にせずシャッター押しました

12/30 7:13

お地蔵さんの背後の岩陰から
たぶん強風で顔が引きつってます

12/30 7:13

東斜面の杣添尾根に雪が舞うとは

12/30 8:02

地蔵の頭〜三叉峰は写真撮る余裕は無かったです

12/30 8:02

赤岳東斜面もこの通り

12/30 8:03

前日とは全く違う杣添尾根、下から吹き上げる風が怖い

12/30 8:33

30分かけて樹林帯へ到着

12/30 8:33

サイナラ〜

12/30 9:07

新雪と吹き上げられた雪で昨日の足跡などどこにもない

12/30 9:50

林道に降りてきました

12/30 10:54

帰りの国道から
なんと美しい、登りたいぜ（懲りないなぁ）

12/30 12:07

温い露天でノンビリ入浴、頬にちょっと凍傷が出来てました

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

12本歯アイゼン ピッケル ゴーグル 目出し帽 防寒具諸々 ワカンはあった方が良かった

感想

gibson45

初日6時半に駐車場に着くと−12℃。陽射しが出て気温が上がり樹林帯を抜ける頃は−7℃程、風は稜線に遮られてほぼ無風、雪はあまり深くなく快適快適^^ 稜線でお会いした先行者1名のトレースに感謝。三叉峰にザックを置いて空身で晴天の横岳に登頂、お〜天国天国。
しかしここから天候が急変、ガスが湧き西から雲が襲来、風が強くなり一時間程で気温が10℃も下がりました。予報に反して寒波が南下したようです。
展望荘を素通りして赤岳へ登りましたが、序盤は雪が乏しく岩の地面が剥き出し、誰もいない強風の山頂に到着、頂上山荘すらやっと見える程度の眺望でそそくさと展望荘へ撤収。お汁粉飲んでコタツでゴロゴロ、宿泊客は30名程でした。

二日目は快晴ですが自分の経験では最強の風。時々身をかがめて風を凌ぎ、二十三夜峰の斜面に取り付くと夜間に降雪があったようで足元がフカフカ、前日の疲れが残る脚で雪を蹴り込みピッケルを差し攀じ登り、日ノ岳を越え、鉾岳は暴風の西側を巻き何とか杣添尾根に到着。これで安全地帯へと思いきや、えっ？杣添尾根に雪が巻き上がってるとは。^^;　吹き上げてくる風に煽られ、前夜の積雪にズボッと脚をとられ結構ヨレヨレの下山となりました。丁度一年前に真教寺を登り県界を下山した時に「あっちは楽そう〜」と思った杣添尾根はけっこうな歯応えでした。

コメント

nobuchan

越冬蛾
gibson45 様　私も見ました、よく撮りましたね。貴殿が教えてくれたと思います。見た瞬間笑いましたね！今後ともよろしくお願いいたします。nobuchanより

gibson45

Re: 越冬蛾
強風の冬季八ヶ岳お疲れさまです。展望荘に連泊とはお好きですねぇ、私も大好きです。昨年は同じ部屋に泊まった方と翌週別の山でお会いしました。nobuchan様とも再会することがあるかと思います。
あの蛾、意識はあるんでしょうかね？