間ノ岳


- GPS
- 10:38
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大樺沢下部は台風で崩落、通行不可とのこと 広河原山荘に登山ポスト 金山沢温泉 〜18:30 \550 |
写真
感想
前回の山行から、台風やら、親類の法事やらで、三週間も間が開いてしまった。
そろそろ、どこかへと思って、天気予報を眺めても、せっかくの三連休なのに、またしても台風の影響で、イマイチ。唯一、南アルプス山域だけが、三連休の中日9月18日だけ、ぽっかり晴れとなっていたので、間ノ岳に行くことにした。
7月に北岳に行った時に思い切って足を伸ばしておけば良かったのだが、帰りのバス、タクシーの時間も気になっていたし、行程時間も読めなかったので、北岳のみの日帰りで我慢していた。
ところが、台風12号の影響で崩落があり、大樺沢が通行できなくなっており、白根御池小屋経由のコースしか歩けなくなっている。そうなると、1時間ほど余計にかかるので、日帰りは厳しくなるが、それでもコースタイムは14時間ちょっとなので、最終の17時のタクシーには間に合うはず。
中央道甲府昭和ICを降りて、国道20号、県道20号で芦安市営駐車場へAM2時頃到着。第3、第2駐車場には満車の看板が出ていたが、1台くらいと思って駐車場内を探すが、甘かった。全くスペース無し。仕方なく、第4駐車場へ停めかけるが、思い直して第1駐車場へ。ここも満車。
立木の所が空いているが、もともと軽くらいしか停められるスペースではないので、あきらめかけたところ、奇跡的に一箇所だけ空きスペースを見つけた。隣の車が白線を越えて停めていたので、敬遠されたらしい。
たしかにでかい車だと停めるのは無理だが、こちらはパジェロイオなので、何とか駐車OK。
その後、気がつくと、係員が駐車場の通路まで誘導して続々駐車させていた。
4時まで仮眠。周りが騒がしくなってきたので起床。おにぎり1個を腹に収めて、タクシー乗り場に向かう。さすがに三連休か、まだ、4時半なのにすでに4台目だったが、待たずにタクシーへ。夜叉神ゲート前で5時半のゲートオープン待ち。毎回これは何とかならんのかと思うけど仕方がない。
一眠りしていると、広河原到着。すぐにつり橋を渡って、広河原山荘前へ向かう。
GPSの衛星捕捉にいつもより時間がかかったが、身支度をして、登山届けを提出して出発。
白根御池小屋へ向かうルートは尾根道の登りが結構きついが、700mほど標高をかせいで、白根御池小屋へ到着。コースタイムの50%。今日は楽勝か?
お茶を沸かしておにぎりを食べる。ここの水はおいしいらしいが、帰りにしよう。
アウターウェアは今日の天気では必要なかった。脱いでザックのバンジーコードに留める。樹林のトラバース道で二俣へ抜ける。この辺の河原には特に台風の影響は見えなかった。
7月にあれだけあった雪渓はきれいに無くなっていた。ここからは、日差しがきつい上にザレに足を取られるので、思ったよりペースが上がらない。やはり三週間のブランクが効いている。大腿二頭筋、下腿三頭筋に筋肉痛が出てきた。アミノバイタルも飲み忘れたし。
何とか八本歯のコルを抜けて、北岳山荘へのトラバース道に。
はしごあり、鎖ありだが、特に危険な箇所はなく、北岳山荘に到着。予定時間よりも遅い。休憩無しで、間ノ岳へ向かう。
中白根山への途中でGPSの電池切れに気がついて、電池交換。自分もエネルギー切れの感じだが、カロリーメイトゼリーで我慢。ここからが、きつかった。行けども行けども先があるという感じで、いい加減嫌になりかけたところで、ようやく間ノ岳到着。遅れは挽回できず。
写真を撮ってそのまま下山と思ったが、シャリバテはまずいので、昼食。いつものパンケーキは無し。コンビニ二軒見たのに、見当たらないということは、扱いを止めたのか?気にいっていたのに。コーヒーは沸かさずにそのまま水に溶かして、ぬるいコーヒーでパンを流し込む。
速攻下山開始。登りで6時間超かかっているが、急いで下山すれば何とか最終タクシーには間に合うはず。北岳山荘まで戻ってきたが、ここも素通りしてトラバース道へ。ここの登りもきつかった。何とか八本歯のコル。幸いはしごは登山者が少なかったので、待ち時間無しで通過。
左股コースのガレをスピードを上げて、慎重に下る。二俣のエコトイレが遥か下に見えるがなかなか着かない。ここからは時間との勝負。時計を見ながら、白根御池小屋へのトラバース。ここの登りも精神的にきつい。
ようやく白根御池小屋。たまらず、顔を洗い、水をがぶ飲み。やはりうまかった。しかし、のんびりもできないので、先を急ぐ。ここから下降点までの水平移動が長い。
ようやく下降点。ここから700m、残り時間1時間少し。高度計を見ながら、少々あせる。
しかし、足の疲れもかなり出ているので、なかなかペースが上がらない。
最悪、広河原山荘に泊まりか?と、弱気になったころ、後ろから猛スピードの下山者二人。これにつられてスピードアップ。途中で先行者に道を譲ってもらい、広河原山荘に16:45到着。我慢していたトイレと、ドリンクを購入。最終の乗り合いタクシーに乗り込むことができた。
今回は、天気が良すぎて?暑さでペースが上がらなかったのもあるが、なんと言っても三週間のブランクとトレーニング不足を痛感。何とかせねば。
前回は満員の金山沢温泉だったが、閉館30分前だったので、客も少なく、夜の露天風呂でなかなか良い風情を味わえた。
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