8:50 上高地バスターミナル
1994年10月の3連休はどこも大混雑
駐車場のトイレも
バスの切符売り場も
バスに乗るにも
行列! 行列! 行列!
バスターミナルに着いた時点で予定の2時間遅れ。西穂経由をあきらめ、涸沢経由とする。
登山届けもそれで出す。
0
8:50 上高地バスターミナル
1994年10月の3連休はどこも大混雑
駐車場のトイレも
バスの切符売り場も
バスに乗るにも
行列! 行列! 行列!
バスターミナルに着いた時点で予定の2時間遅れ。西穂経由をあきらめ、涸沢経由とする。
登山届けもそれで出す。
7:35 明神館通過
明神少し手前の沢にて
猿を3頭見た。当時はまだ珍しかった。
9:15 徳沢
1
7:35 明神館通過
明神少し手前の沢にて
猿を3頭見た。当時はまだ珍しかった。
9:15 徳沢
10:10 横尾(水の補給&トイレ)
肉まんを食べる
父のニッカボッカはウールなのでチクチクする
1
10:10 横尾(水の補給&トイレ)
肉まんを食べる
父のニッカボッカはウールなのでチクチクする
はるかに前穂(3090.2m)を望む
明日はあの尾根を下ると思えば
武者震いが。
0
はるかに前穂(3090.2m)を望む
明日はあの尾根を下ると思えば
武者震いが。
北穂(3106m)が見えてきた
0
北穂(3106m)が見えてきた
グミの実が赤い
(オオカメノキ? ヤマグミ?)
0
グミの実が赤い
(オオカメノキ? ヤマグミ?)
逆光に浮かぶ屏風の岩壁
0
逆光に浮かぶ屏風の岩壁
北穂の山頂に白い煙
北穂高小屋のゴミを焼く煙らしい
1
北穂の山頂に白い煙
北穂高小屋のゴミを焼く煙らしい
11:15〜25 本村橋
ここもわんわんの人出
1
11:15〜25 本村橋
ここもわんわんの人出
登山道を一列に登っていく登山者
本村橋からは追い越しもきかぬ一本道
先頭になったら早くどくのがコツ
12:05〜15 一休み
0
登山道を一列に登っていく登山者
本村橋からは追い越しもきかぬ一本道
先頭になったら早くどくのがコツ
12:05〜15 一休み
12:05〜15 一本
吊尾根、奥穂、穂高岳山荘を望む
1
12:05〜15 一本
吊尾根、奥穂、穂高岳山荘を望む
屏風の頭だろうか、振り仰いで撮る
何が映りこんだのだろうか、白い光
0
屏風の頭だろうか、振り仰いで撮る
何が映りこんだのだろうか、白い光
12:30〜45
ガス欠による昼休み
涸沢ヒュッテまで休むつもりはなかったが、ガス欠で足が上がらない
岩陰でシャリシャリ食べたリンゴのおいしかったこと(ヨダレ)
1
12:30〜45
ガス欠による昼休み
涸沢ヒュッテまで休むつもりはなかったが、ガス欠で足が上がらない
岩陰でシャリシャリ食べたリンゴのおいしかったこと(ヨダレ)
13:05〜20 涸沢ヒュッテ
指差すところに穂高岳山荘あり
ここでへばってもいいと思ったが、
宿は殺人的に混むのが確実だった
自分を励ましつつ進む
1
13:05〜20 涸沢ヒュッテ
指差すところに穂高岳山荘あり
ここでへばってもいいと思ったが、
宿は殺人的に混むのが確実だった
自分を励ましつつ進む
13:28〜40 涸沢小屋
誘惑に負けてソフトクリーム(五百円)を食べる
宿泊者の荷物はテラスのブルーシートに
小屋の中には人間しか入れないそうだ
1
13:28〜40 涸沢小屋
誘惑に負けてソフトクリーム(五百円)を食べる
宿泊者の荷物はテラスのブルーシートに
小屋の中には人間しか入れないそうだ
14:35〜50 ザイテングラード取り付き
ここまでの間に一本入れたかったが、必死でここを目指す
見えている分、すぐそこのようで始末が悪い
山荘まで780mの標示
1
14:35〜50 ザイテングラード取り付き
ここまでの間に一本入れたかったが、必死でここを目指す
見えている分、すぐそこのようで始末が悪い
山荘まで780mの標示
15:40 穂高岳山荘着
喜び一杯、カーンとひとつ、鐘を鳴らした
これは部屋で着替えた後、到着直後にはあらず
1
15:40 穂高岳山荘着
喜び一杯、カーンとひとつ、鐘を鳴らした
これは部屋で着替えた後、到着直後にはあらず
穂高岳山荘「焼岳」の窓から
白出沢からわく雲の向こう
白山が見えるはず
0
穂高岳山荘「焼岳」の窓から
白出沢からわく雲の向こう
白山が見えるはず
夕暮れ
雲海の中に笠ヶ岳
あそこに立ったのが2年も前とは。
(白出沢〜奥穂〜北穂・泊〜槍〜双六・泊〜笠〜新穂高)
夜になると、肩にある小屋の灯が見えた
0
夕暮れ
雲海の中に笠ヶ岳
あそこに立ったのが2年も前とは。
(白出沢〜奥穂〜北穂・泊〜槍〜双六・泊〜笠〜新穂高)
夜になると、肩にある小屋の灯が見えた
細い三日月が奥穂の岩壁の横、
薄い雲を透かして見えていた
「焼岳」は2つめの女性専用の部屋で、私はその一人目だった。
0
細い三日月が奥穂の岩壁の横、
薄い雲を透かして見えていた
「焼岳」は2つめの女性専用の部屋で、私はその一人目だった。
「焼岳」二人目の高年の女性も単独行。
ワインをご馳走になり、きれいだ、きれいだと
二人、子供のようにはしゃいで夕焼けを見ていた
夕食(18:30)もご一緒する
0
「焼岳」二人目の高年の女性も単独行。
ワインをご馳走になり、きれいだ、きれいだと
二人、子供のようにはしゃいで夕焼けを見ていた
夕食(18:30)もご一緒する
19:45 「焼岳」消灯
結局6畳の部屋を女性四人で占領。
21:00 穂高岳山荘消灯 とっくに夢の中
0
19:45 「焼岳」消灯
結局6畳の部屋を女性四人で占領。
21:00 穂高岳山荘消灯 とっくに夢の中
■2日目
6:00穂高岳山荘発
前穂(頭の右側)と北尾根(左側に続く)を背に。
雲が厚く、少し心配
0
■2日目
6:00穂高岳山荘発
前穂(頭の右側)と北尾根(左側に続く)を背に。
雲が厚く、少し心配
三峰と四峰の大くだり
本当に行けるんだろうか、
不安になる
0
三峰と四峰の大くだり
本当に行けるんだろうか、
不安になる
6:35〜45 奥穂高岳山頂+2mより
ジャンダルムを望む
こちらから登りたかった
1
6:35〜45 奥穂高岳山頂+2mより
ジャンダルムを望む
こちらから登りたかった
上高地を見下ろす
8月に行った霞沢岳がとても低く感じる
(この時は、すれ違った人三人、行き会った猿の群れ、三群れ)
大正池には霧
7:25〜30 喜美子平
1
上高地を見下ろす
8月に行った霞沢岳がとても低く感じる
(この時は、すれ違った人三人、行き会った猿の群れ、三群れ)
大正池には霧
7:25〜30 喜美子平
8:05〜30 前穂高岳山頂
晴れ始めた(喜)
1
8:05〜30 前穂高岳山頂
晴れ始めた(喜)
西穂
1
西穂
奥穂〜涸沢岳の間に、穂高岳山荘の赤い屋根
1
奥穂〜涸沢岳の間に、穂高岳山荘の赤い屋根
奥穂〜涸沢岳〜北穂 そして槍
1
奥穂〜涸沢岳〜北穂 そして槍
槍と北アルプス北部を望む
0
槍と北アルプス北部を望む
常念と蝶ヶ岳
小屋も見えていたのだが
蝶槍は確かに尖ってそれらしく見える
0
常念と蝶ヶ岳
小屋も見えていたのだが
蝶槍は確かに尖ってそれらしく見える
憧れの奥又白池と徳沢を見下ろす
北尾根の次はあそこと思い定めて、早17年
膝をいため、腰をいため、96歳と82歳の介護が始まり・・・
3
憧れの奥又白池と徳沢を見下ろす
北尾根の次はあそこと思い定めて、早17年
膝をいため、腰をいため、96歳と82歳の介護が始まり・・・
9:20〜30 四峰
三、四のコルを見下ろす
前穂から三峰までは問題なかった。
三峰の下りが大変だった
0
9:20〜30 四峰
三、四のコルを見下ろす
前穂から三峰までは問題なかった。
三峰の下りが大変だった
9:20〜30 四峰
三峰を振り返る
9:05には三、四のコル
0
9:20〜30 四峰
三峰を振り返る
9:05には三、四のコル
右下、赤い×印のところであやうく落ちるところだった。
コルで見守っていた人たちから悲鳴が。
・・・見てたのね・・・
3
右下、赤い×印のところであやうく落ちるところだった。
コルで見守っていた人たちから悲鳴が。
・・・見てたのね・・・
10:10〜20 五峰
先行するパーティに追いついた
1
10:10〜20 五峰
先行するパーティに追いついた
五峰から振り返る四峰
私もノーヘルだが、帽子すらかぶらない男性とすれ違う
1
五峰から振り返る四峰
私もノーヘルだが、帽子すらかぶらない男性とすれ違う
五峰から見る奥穂
1
五峰から見る奥穂
10:35〜40 五、六のコル
ここを過ぎれば楽になると思ってたが、甘かった
ここまではすれ違う人もいた
ここからは先行する例のパーティのみ
1
10:35〜40 五、六のコル
ここを過ぎれば楽になると思ってたが、甘かった
ここまではすれ違う人もいた
ここからは先行する例のパーティのみ
10:50〜11:05 六峰
ここで上着を脱ぐ
10月の山は寒い
オコジョのいた岩
六と七の間の小さなピークで一息入れてたら、
目の前の岩にオコジョが現れ、消えた。
これは消えてからの岩。つまり、オコジョはいない。
しばらく、カサコソ、小さな音がしていた
0
10:50〜11:05 六峰
ここで上着を脱ぐ
10月の山は寒い
オコジョのいた岩
六と七の間の小さなピークで一息入れてたら、
目の前の岩にオコジョが現れ、消えた。
これは消えてからの岩。つまり、オコジョはいない。
しばらく、カサコソ、小さな音がしていた
11:35〜50 七峰
六峰を振り返る
この下りはなかなか怖かった
四の下りより怖い
三の次か
0
11:35〜50 七峰
六峰を振り返る
この下りはなかなか怖かった
四の下りより怖い
三の次か
11:35〜50 七峰
慶応尾根、八峰・屏風の頭(2565.4m)、常念(2857m)
黄色の山頂に先行するパーティを見る
少しずつ差を開けられる
ようやく斜面が楽に・・・ならなかった
0
11:35〜50 七峰
慶応尾根、八峰・屏風の頭(2565.4m)、常念(2857m)
黄色の山頂に先行するパーティを見る
少しずつ差を開けられる
ようやく斜面が楽に・・・ならなかった
12:10〜25 八峰
木の間より、槍を望む
0
12:10〜25 八峰
木の間より、槍を望む
旋回を繰り返すヘリコプター(ガレ場に重なる)
左隅には、涸沢小屋の赤い屋根
きっと涸沢のテント村取材だろう
0
旋回を繰り返すヘリコプター(ガレ場に重なる)
左隅には、涸沢小屋の赤い屋根
きっと涸沢のテント村取材だろう
八峰の山頂はなだらかな二重稜線になっていた
0
八峰の山頂はなだらかな二重稜線になっていた
八峰より、北尾根を振り返る
六峰、七峰から振り返る北尾根と見比べると
なかなかに興味深い
2
八峰より、北尾根を振り返る
六峰、七峰から振り返る北尾根と見比べると
なかなかに興味深い
八峰より涸沢岳、ザイテングラード
ふもとの赤い屋根は涸沢小屋
2
八峰より涸沢岳、ザイテングラード
ふもとの赤い屋根は涸沢小屋
八峰より北穂
ふもとの赤い屋根は涸沢小屋
0
八峰より北穂
ふもとの赤い屋根は涸沢小屋
12:50 ついに、パノラマコースに合流
前穂発8:30 4時間20分、
ついにやってのけた(喜)
2
12:50 ついに、パノラマコースに合流
前穂発8:30 4時間20分、
ついにやってのけた(喜)
北尾根のダケカンバ
この木の下で絵を描く人
安野光雅に似たきれいな色使い
0
北尾根のダケカンバ
この木の下で絵を描く人
安野光雅に似たきれいな色使い
13:00〜13:30 屏風のコル
昔(1986年)はここがパノラマコースの合流点だったはず・・・
0
13:00〜13:30 屏風のコル
昔(1986年)はここがパノラマコースの合流点だったはず・・・
1986年の真似
屏風の頭に足を延ばして、涸沢に泊まろうか、と思ったが、昨夜の涸沢の小屋は1畳に4人だったと話す声を聞いて、何の未練もなく止め。
パノラマコースを徳沢へ下る
2
1986年の真似
屏風の頭に足を延ばして、涸沢に泊まろうか、と思ったが、昨夜の涸沢の小屋は1畳に4人だったと話す声を聞いて、何の未練もなく止め。
パノラマコースを徳沢へ下る
穂高岳山荘で見かけた外国人青年を含む学生風パーティが涸沢側より来る。
下り始めてから、私が先行。
後は追いつかれることも無し。
この下りを飛ばして、飛ばしまくった。
0
穂高岳山荘で見かけた外国人青年を含む学生風パーティが涸沢側より来る。
下り始めてから、私が先行。
後は追いつかれることも無し。
この下りを飛ばして、飛ばしまくった。
慶応尾根の標識
ここをたどれば八峰に戻る
0
慶応尾根の標識
ここをたどれば八峰に戻る
(たぶん)奥又の出合い
北尾根を見上げる
あの稜線を歩き抜いたのだ
夏の水不足で例の沢に水は無し
76年の夏を偲んで合掌する
0
(たぶん)奥又の出合い
北尾根を見上げる
あの稜線を歩き抜いたのだ
夏の水不足で例の沢に水は無し
76年の夏を偲んで合掌する
たぶん慶応尾根
0
たぶん慶応尾根
15:00 新村橋
0
15:00 新村橋
新村橋から見下ろした梓川の清流
0
新村橋から見下ろした梓川の清流
15:10〜20 徳沢
鹿島槍、冷池山荘で購入したお気に入りのTシャツ。私が拾った最初の猫が死んだとき、これに包んで埋めてやった。
誇り高い黒猫は、薫り高いキンモクセイの根本に眠る。
1
15:10〜20 徳沢
鹿島槍、冷池山荘で購入したお気に入りのTシャツ。私が拾った最初の猫が死んだとき、これに包んで埋めてやった。
誇り高い黒猫は、薫り高いキンモクセイの根本に眠る。
徳沢の木々
0
徳沢の木々
梓川沿いの標識
帰りのバスが混むことは予想されたが、
一泊分の料金が浮くのなら。
行列が残っている間は、ベンチとかで休んで、シャワーを浴びたり、着替えたりしようと思っていたのだが。
0
梓川沿いの標識
帰りのバスが混むことは予想されたが、
一泊分の料金が浮くのなら。
行列が残っている間は、ベンチとかで休んで、シャワーを浴びたり、着替えたりしようと思っていたのだが。
梓川の川原に立つ三本の木の
上の稜線が六から七峰か、七から八峰か。
後者っぽいが、う〜ん。
0
梓川の川原に立つ三本の木の
上の稜線が六から七峰か、七から八峰か。
後者っぽいが、う〜ん。
前の写真とパノラマ
前穂のあたり
0
前の写真とパノラマ
前穂のあたり
ススキの灯る道
0
ススキの灯る道
羽ばたくオシドリ
0
羽ばたくオシドリ
16:05〜10 明神館
牛乳(150円)を買って飲む
0
16:05〜10 明神館
牛乳(150円)を買って飲む
16:05〜10 明神館
16:50河童橋に着くと、沢渡行きバス待ちの行列は、河童橋を越えて、清水川の方へ続いていた。シャワーはあきらめ、素直に行列について、待つこと二時間二十分、それでも私の後ろにもまだまだ行列は伸びていったのだ。
夜には少し雨もぱらついた
1
16:05〜10 明神館
16:50河童橋に着くと、沢渡行きバス待ちの行列は、河童橋を越えて、清水川の方へ続いていた。シャワーはあきらめ、素直に行列について、待つこと二時間二十分、それでも私の後ろにもまだまだ行列は伸びていったのだ。
夜には少し雨もぱらついた
祭りの後
恒例の洗濯
高校山岳部時代の赤い山シャツ
(母に頭を下げて買ってもらった当時一万円)
父が使っていたニッカボッカ
1
祭りの後
恒例の洗濯
高校山岳部時代の赤い山シャツ
(母に頭を下げて買ってもらった当時一万円)
父が使っていたニッカボッカ
飼い主が無謀だとね。
猫のためにも生きててよかったね。
生きて帰らないと、猫が飢え死にしちゃうからね。
この年に川原で拾った3匹の最後の一匹がチャーちゃん。
昨年(2011年)10月、3年介護した96歳の伯母と同じ日に逝きました。17歳半。ヤーちゃんと同じく、ヒガンザクラの下に眠っています。
yamamusume さん、初めまして。
atosukoshi と言います。
前穂の北尾根を八峰まで下降されたと言うことで、これは珍しい記録だな、と読ませて頂きました。
写真説明で「あやうく落ちるところだった」との説明に、『懸垂下降の途中で身体が振られたぐらいで大げさな』と思いながら読んでいたのですが、記録本文で「ノーザイル」ンン?と思い、「両手を離すしかない」のところでは、つい『やめろー』と叫んでしまいました。
読んでいて背筋が凍りました。
また、食事も喉が通らないほどの恐怖だったら、予定通り八峰まで進まず、5・6のコルから涸沢へエスケープする手もあったと思います。
どうか無茶をなさらないで山を楽しんで下さい
「後少し」様
コメントから4年後のレスで申し訳ありません。
本当に、怒られるようなことでした。
でも、行ってよかったです。
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