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Yamareco

記録ID: 1356042
全員に公開
ハイキング
奥秩父

金峰山

1994年08月07日(日) ~ 1994年08月08日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.8km
登り
1,260m
下り
416m

コースタイム

1日目
山行
0:00
休憩
1:30
合計
1:30
11:30
0
11:30
0
11:30
0
11:30
13:00
0
13:00
2日目
山行
7:40
休憩
0:10
合計
7:50
6:30
0
6:30
0
6:30
0
6:30
0
6:30
180
9:30
0
9:30
60
10:30
0
10:30
50
11:20
11:30
0
10:30
50
11:20
120
13:20
ゴール地点
天候 1日目:晴れのちガス、2日目:晴れのち雷雨
アクセス
利用交通機関:
電車 バス

感想

※以下文は当時私が残したメモより抜粋、追記コメントは()に記載。
今日から待ちに待った奥秩父縦走である。装備のしっかりと整え小遣いももらい完璧であった。電車は千葉駅発の『あずさ』6:39発に乗り韮崎に9:16着2番からバスが出ているはずだったが1時間も待たなくてはいけなかったのでヒッチハイクをすることにした。(このころシェルパ斎藤さんがヒッチハイク旅をしていてそれに影響されている)瑞牆山荘からは道が何本か伸びている。最初急なところもあったが、富士見平小屋の付近で少し楽になる。飯盛山山腹を歩きながら開けたところに出ると大日小屋。中はとても暗く布団もなく毛布だけだった。まだ疲れていないし時間も早かったので金峰山小屋で泊まりたかったのだが、地図を見るともしかしたら自分では余裕を持ってたどり着けないかもしれないし、ガイドブックでも、ここに泊まる予定になっていたので、今日はここまでとする。たたみは擦り切れボロいのに2500円は高いと思った。(子供の金銭感覚なので)休憩後食事を作るため水を汲もうと外へ出ると二人組がいてテントで泊まるとのこと。ラーメンを作り一息つく。この日は他に小屋泊するものはなく一人だった。食後はすることがなくラジオを聴きながら就寝。
二日目は6時くらいに起きた。夏なのに少し肌寒い。ストーブでスープを温め朝食を食べる。外に出ると晴れていていい天気である。なるべく涼しい時間帯を歩きたかったが大日岩のところで日が差してきてしまった。景色のあまり良くない道を進み途中から開けたところに出てしばらくすると金峰山だった。だらだらと多少アップダウンのある道を下ると大弛峠である。たくさんの人がいた。これはずるいなあと思いながら(ここまで自分は歩いてきているのに他の人たちは車で来ているので)大弛峠を後にすると急に雲行きが怪しくなりついには雨が降り出した。素早くレインウェアに着替え再び歩き出した。あとから夫婦が来て「これからどうですかね?」と聞いてきたので「雨がひどくなるのでは?」などと話し先に行った。が、いきなりザーっと降ってきたと思ったら雷が鳴りだした。猛烈な雨が降り出し道が一瞬で川となりこれ以上登ると森林限界を出てしまうためとりあえずじっと停滞することになった。座り込んでいると先程の人たちが私たちはもう下りるからというゼスチャーをして帰ってしまった。夕立みたいなものだろうと雷が過ぎるのを30分程じっと我慢していたが、どうやら雷雲のど真ん中にいるらしく真横からすぐ近くでなる雷に耐えられず来た道を駆け足で走り下りた。大弛峠で帰宅しようとしているおじさんに話をし車に乗せてくれるようにお願いし近くの駅まで乗っけていってもらった。そのおじさんはしょっちゅうこの山に来ているとのことだった。甲府駅まで乗っけてもらいそこから激混みの電車で帰宅した。本当は雲取まで行くはずだったのに途中で断念してしまったが、雷は続くので念のためあきらめて帰ってきてよかったと思う。

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