伊吹山 上野口からピストン


- GPS
- 06:50
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れのち曇り 山頂はオヤクソクの吹雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日は冷えるという予報だったはずなのだが,午前中に気温が上がり過ぎたのか,下る頃には雪が腐って,山頂直下はそれはもう大変でしたわ。 |
その他周辺情報 | ジョイいぶきの薬草風呂に行った。廃墟寸前の施設で温泉だけ営業しているという感じの,ちょっと不思議な空間。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
アイゼン
ストック
ピッケル
ゲイター
ヒップそり
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感想
3年前,山歩き復活に際して11月の伊吹山に登ってみた。2年前には富士登山の前哨戦として登ってみた。今回は,今月末の八ヶ岳デビューに向けての前哨戦として,初めて冬の伊吹にチャレンジしてみた。
朝はかなり冷え込み,神社前の道路は凍結。なんだかんだで出発が遅れ,既に大勢の先行者が出た後の0830に出発する。出発してからもジャンジャン抜かれる。こんな非力なオッサンが天狗岳登れるのか,めっちゃ不安になる。
登山口からすでに雪があり,1合目過ぎからはずっと雪道が続く。ここから5合目までは好天にも恵まれて結構暑くなる。ソフトシェルをトレイルアクションパーカーに替えて登る。
五合目の東屋で小休止・・・しているうちにあっという間に雲が出てきて雪がちらつく。ソフトシェルに再度着替え,アイゼンも装着する。
ここからはひたすら直登。トレースはたくさんついているものの,雪が柔らかく,何度も踏み抜いてバランスを崩す。結局登っている最中はトレッキングポール持ったまま頂上まで上がってしまった。
山頂付近に来ると,うわさに聞いた通り物凄い風が吹いていて死ぬほど寒いというかちゃんと来てないとマジ死ぬだろうな。雪面も凍り始めてようやく12本アイゼンの本領発揮といった感じになり,ちょっと嬉しかった。とはいえ,寒すぎるので適当に写真だけ取って退散する。
下りは地獄であった。山頂直下の激下りエリア,雪がグズグズで踏ん張れない。サイドステップで恐る恐る降りていく。スキーを担ぎ上げた方々は華麗にシュプールを描いていて,羨ましすぎ。
傾斜が少し緩くなったところで,ヒップそりを試してみる。結論から言うと,使い物にならなかった。雪の状態がもうちょっと違ってれば使えるのかもしれないが,腐り始めた雪の上では全然楽しめなかった。そもそもこのデバイス,見た目が最高に緊張感ゼロなのが問題である。ピッケル,ワカンといった冬山グッズを括り付けて精悍に仕上がったアルパインザックが,コイツのせいですべて台無しになっちまう。もう二度と使わないかも。
六合目避難小屋で休もうかと思ったが,ドアを開けてみたら,靴を脱いで上がるシステムになっていて,そこまでする気力がなく断念。建物の陰でランチパックを腹に収める。その後5合目の東屋でもう一度ランチ。
三合目から下は雪も解けてドロドロ状態。1合目の手前でアイゼンを外す。そのまま1合目を過ぎたら樹林帯の道が凍結していて,なかなかに苦労した。ラスボスがこんなところにいるとは思わんかったわ。
そんなこんなでナントカ大きなアクシデントもなく帰ってくることができたが,マジ,こんな体力とスキルで八ヶ岳,大丈夫だろうか。冬靴も,右足のくるぶしに異常な痛みが出ていて,不安である。はー・・・
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