甲斐駒ケ岳


- GPS
- 07:08
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘から北沢峠まで南アルプスバス 片道1,100円(プラス手回り品200円) 仙流荘横にはバス利用者用の無料駐車場有 夜12時過ぎ到着時に、一番近い駐車場は、1〜2台スペースがあっただけ 河川敷の方にも駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません 甲斐駒ケ岳山頂直下は、直登ルートを登ったため、岩登りで荷物が引っかかり少々手こずるところがありました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
この三連休。
先週の不完全燃焼を解消すべく、先週と同じ方へのリベンジも考えていたのですが、仕事の疲れもピークで、自分で運転しての夜行でのフルの山行は、ちょっとハード過ぎ。
でも、間違いなく天気予報はよく、どこへも行かないのはもったいないということで、夜移動、日帰りで甲斐駒ケ岳に行くことにしました。
甲斐駒は、まだ行ったことがなく、それこそ日帰りで行けるということでおいてあったので、百名山でもあるし秋晴れの景色を見に行こうということで出発。
前日夜7時過ぎに自宅を出発。
高速も高いのでなるべく下道を走るということで時間もかかり、伊那市の仙流荘駐車場に12時過ぎに到着。
トイレにも近い、第一駐車場に何とかスペースを見つけ駐車。
車中で仮眠します。
始発バスは6時なので、一応5時前に起きて準備しようと、5時前にトイレに向かうともうすでに、バスに並ぶ列が。
よく見ると5時頃から人数が集まり次第臨時バスが出ますとの表示があり、車に戻って大慌てで準備をし、バス待ちの列に並びます。
結局、5時10分過ぎ発のバスに乗れ出発できました。
北沢峠着は、6時10分頃。
予定よりだいぶ早く着き、行動にも余裕がもてました。
慌ててバスに乗ったため、ここでゆっくりトイレタイム。
このコース、ここでトイレを済ませなければ、ここへ戻ってくるまで、トイレなしということで、ちょっと気になるところ。
結局、6時半、出発しました。
始めは林道を歩き、分岐から北沢長衛小屋方向へ進みます。
ここにはテン場があり、カラフルなテントが広がっていました。
またいつかここでテントを張りたいなと思いながら通過。
ここからは沢沿いの樹林帯の中を進んでいきます。
あっという間に仙水小屋に到着。
しかし、この小屋は宿泊者以外は全く寄せ付けないという印象で、ベンチもトイレもかりることもできません。
暑くなってきたので、上着を一枚脱ぐだけですぐ先へ進みます。
樹林帯をしばらく進み、そのうち樹林帯を抜けゴロゴロした岩の広がるところを歩きます。
ただ、ここは歩く道が分かりにくく、注意深くピンクリボンを探すものの、微妙に怪しい道を歩いてしまったりしながら、進みました。
ここで、この山肌に朝日があたりとてもまぶしい感じの景色が広がっていました。
振り返れば、仙丈ケ岳も見えました。
一方足元は気が付けば岩に霜がついており、滑ってしまうところもあり細心の注意を払い歩きました。
しばらく行くと仙水峠に到着です。
ここで、駒ヶ岳、摩利支天が姿を現しました。
想像通りの白い山肌が光を浴びで、光っているようで、青い空にくっきりはえる山の姿にテンションも上がります。
ここから、駒津峰まで、樹林帯の急登をジグザグに登っていきます。
まだそんなに疲れていないので、淡々と登ることができました。
上部になると、やはり足も疲れてきて進みも遅くなりますが、樹林帯を抜け、寒いほどの風を感じることもでき、景色も見え、疲れは半減できました。
そして、歩くことしばし。
ようやく駒津峰に到着しました。
ここまでくると、遠くの富士山も姿を現し、北岳間ノ岳、塩見岳も見え、駒ケ岳も近くに見え最高の景色です。
山々が雲に隠れる前に頂上に着きたいという思いで先を進みます。
しばらく岩などを下りまた登りかえすという感じのコースですが、ここで予想以上の渋滞が発生しています。
山頂直下巻道を進む予定をしていましたが、あまりにも渋滞で、ちょっと嫌になり、直登ルートを進むことに。
ストックを片付け進みますが、すぐに大きな岩の登り。
登り始めましたが、どこか手足の置き場所を誤ったのか、岩の隙間に荷物ごとはまってしまい身動きが取れない状況に。
何とか抜け出し這い上がりましたが、破線ルートの意味が分かりました。
そこから先も、数か所そういう場所もありましたが、注意をすれば何とか歩ける程度で、やはり、疲労の蓄積は一気に進むコースでしたが、何とか無事にクリア。
登り切り、ポッと頂上に出る感じがなんだか、少々優越感?もあり、うれしさ倍増のコースだったと思います。
山頂では当然の証拠写真はもちろん、久しぶりの好天の景色にテンションはマックス。
遠く見える富士山、鳳凰三山、北岳間ノ岳の稜線、塩見岳、当然、仙丈ケ岳、鋸岳、遠くは御嶽、乗鞍岳、中央アルプス、北アルプスの山々、槍穂もくっきり見えます。
どれだけ写真を撮っても撮りきれないくらいの景色。
コースタイムで行くと、帰りのバスとの兼ね合いで山頂ではのんびりできないと思っていましたが、予想以上に早く出発できたこと、コースタイムよりかなり早く歩いていること、最高の景色に、お湯を沸し、予備のために持ってきたインスタント麺でのんびりと景色を眺めながら昼食に。
コーヒーまで飲み、山頂を満喫しました。
これで、下山開始と思いますが、やはり名残惜しく、もうしばらく写真を撮り、下山を開始します。
帰りは予定通り巻道で。
摩利支天にも寄りたかったので、進みますが、ここでもまた渋滞。
どうせ渋滞なら、摩利支天に寄ればその間に解消されるかなとも思い、摩利支天んい向かいます。
途中でルートがいまいち怪しくなりますが、とりあえず山頂をめざし進み、何とか到着。
結局このルートがあっていたのかどうかは分かりませんが、ほかの人たちが別の方向から上がってきたところを見ると、違っていたのかなというくらいのどちらのルートも怪しい感じでした。
摩利支天でも証拠写真を撮り、下山開始。
分岐まで戻り下山ルートを進みますが、しばらくすると先ほどの渋滞の原因のパーティーにまたもや追いついてしまいました。
まぁ、仕方ないので後ろについてのんびりと進みます。
足も疲れてきているので、登りかえしの部分は結構ハードです。
何とか駒津峰に到着。
ここで、パーティーより先に行くため、休憩なしで進みます。
ハイマツ帯の中を下り、樹林帯を下り、また、双児山に向けて登りかえします。
足取りは重かったですが、最近にしては荷物は軽めだったし、もっとハードな登りかえしも何度も経験してきたので、それなりに何とかクリア。
思っていたより登りかえしも少なく双児山に到着。
ここからは、樹林帯のひたすらな下りなのでカメラもしまい、下山モードに。
ここからは、一気に下ります。
樹林帯の急登をジグザグに下っていく感じです。
結局、双児山からノンストップで下りきり無事に北沢峠に到着しました。
ここで、ビールをぐいっといきたいところでしたが、車で帰宅しないといけないので、ぐっと我慢で炭酸飲料を購入し、一気に飲み干しました。
北沢峠からはまた、バスで仙流荘に向かうわけですが、定時のバスは、まだまだ。
実際のところ、混雑しそうな日は、係の人がいて25人くらいそろったら、バスを回してくれて、臨時便ということで28人を詰め込み、出発させてくれます。
なので、1時20分過ぎに下山してきましたが、バスは1時40分くらいに出発し、無事に仙流荘まで。
こちらも予定より早く、車まで戻ることができ、先の予定に余裕が持てました。
こちら方面に来た時のお決まりの「道の駅南アルプス長谷」に立ち寄り、パンを購入。
本当は、ここでちょっと有名なクロワッサンを購入したかったのですが売り切れており、待たないといけなかったのであきらめました。
そして、今回は伊那市のみはらしファームの横にある羽広荘のお風呂に入りに行こうと決めていたので、予定通りそこへ立ち寄り、汗を流しました。
ここは、南アルプスの山々が見えるはずでしたが、3,000mクラスの山々は雲がかかっており見えずちょっと残念でしたが、お風呂を堪能し、馬のモツ煮をつまみに、ノンアルコールビールを飲み、大満足して、岐路に着きました。
当然帰りもなるべく下道。
少々睡魔に襲われながらも何とか無事帰宅できました。
今回は、とにかく晴天の中の山行で、期待通りの景色を見ることができ、先週の不完全燃焼を少し解消できた山行でした。
Q-chanさん、こんばんは!
甲斐駒でしたか
そういえば木曽駒からはるかに眺めた先にいらっしゃったような・・・わけがないですよね
夜中に到着、バスが早く出て行程に余裕ができて・・・と自分の当日の行動と共通点が多く、共感しながら読ませてもらいました。
それだけが絶対条件ではないものの、天気の良し悪しは山行の大きな要素であることは間違いないですね。
この日に山に立っていたことは幸せなことでした。
甲斐駒、行きたい山リストのかなり上位に入ってしまいましたよ
ここ数回のレコは雨模様が多かったような・・・
久々の晴天で、いままでの憂さが晴れたんじゃないですか。
我々も来週、甲斐駒&仙丈ヶ岳行ってきまぁ〜す
あのテント場でテント張りますわ。
●monsieur さん
こんばんは!
駒ケ岳違いでしたね
ほんと、同じような行動パターンで私も読ませてもらってました。
やはり、山は天気が良い方が、いろんな景色が見えて楽しめると思います
今回は、久しぶりの最高の青空で、テンションの高いまま下山でき、幸せな時間を過ごすことができました
●yahoo8 さん
こんばんは!
はい。本当に久しぶりの終始青空で、360度の景色も見え、テンションの高いまま下山することができました
来週は甲斐駒、仙丈に行かれるんですね
それも、テント。
楽しそうな図が想像できます
また、レコ楽しみにしてますね
あっ、そうそう六甲全縦の練習お疲れ様でした
皆さんのこのレコを見ると、なんか急に焦ります
前回の登山は、わけの解らない天気で
なんとも不完全燃焼な登山だったようですが
今回は晴れてよかったですね。
私は、北沢峠から
仙丈へは行ったことありますが
甲斐駒は、まだ未踏峰です。
そのうち行ってみたいです。
●raichou さん
本当に今回の三連休は、おとなしくしているつもりでしたが、天気予報があまりにも良い天気になると言っているので、体の疲れと相談し、天気を見極め、日帰りで行けるところと考えた結果、甲斐駒にしました。
予想どおり、久しぶりに最高の景色でした
私も、以前、北沢峠から日帰りで仙丈へ行ったことがあったので、残してあった甲斐駒にしたわけです
raichouさんもぜひ行ってみてください
タフなレコ、ときどき拝見しています。
24日は中央アルプスの空木岳から、雲ひとつ無い甲斐駒ヶ岳を見ていて、今日登っている人は幸せな人だろうな、っと思っていましたが、そのお一人のようでしたネ。
11日に同じコースを逆に登り、まずまずの天気でしたが、この青空の写真を見ると羨ましくなります。
青空の綺麗なレコ、楽しく拝見しました。
●hottenさん
コメントありがとうございます。
お互い、良い天気に山で過ごせて、本当に良かったですね。
hottenさんのレコも拝見しました。
日帰りピストンの山行、私にはそのスピードで長時間行動はたぶん無理ですので、うらやましいです。
空木岳は行ってみたい山ですが、日帰りで行けるんですね。
泊まりでしか考えていなかったので、また世界が広がるかも(?)です。
Q-chanさん、こんばんは〜
1週遅れでいってました。
ピーカンでしたね〜!いい写真が多くうらやましいです
おとといは、いまいちパッとしない天気で寒かったのですよ
うちらはバスを気にして摩利支天は飛ばしてしまいました。臨時があるならいけばよかったな〜〜
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