記録ID: 136298
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
やっぱりキツかった!! 南ア 鋸岳
2011年09月23日(金) ~
2011年09月24日(土)


体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 36:22
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 3,413m
- 下り
- 3,258m
コースタイム
■9/23(金)
4:05竹宇駒ケ岳神社→7:20刃渡り→9:05七丈小屋→11:25/12:00甲斐駒ケ岳山頂→13:00六合石室(六合小屋)
■9/24(土)
6:15六合石室→8:10中川乗越→8:50鋸岳第二高点→9:15鹿窓ルンゼ下部→9:50小ギャップ→10:30第一高点→13:00横岳峠→14:05釜無川林道最奥(ログハウス)→15:45/16:40林道ゲート→17:00富士見駅
4:05竹宇駒ケ岳神社→7:20刃渡り→9:05七丈小屋→11:25/12:00甲斐駒ケ岳山頂→13:00六合石室(六合小屋)
■9/24(土)
6:15六合石室→8:10中川乗越→8:50鋸岳第二高点→9:15鹿窓ルンゼ下部→9:50小ギャップ→10:30第一高点→13:00横岳峠→14:05釜無川林道最奥(ログハウス)→15:45/16:40林道ゲート→17:00富士見駅
天候 | 懸案だった南アの鋸岳を登りました。 どうせなので裏口(inoyasuさん談)の北沢峠でない黒戸尾根経由で登り、釜無川から下山しようというとになりましたが、いやはや、キツかったです。。。 9/23:晴れのちガス 9/24:文句なしの快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り・・・【タクシー】20分 釜無川林道ゲート→富士見駅3100yen 【特急あずさ】17:13富士見→19:21新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全般 六合石室〜鋸岳の岩場は、今後凍結する可能性がある 凍結した岩場を避けたいのであれば、9月上旬頃までが良いと思われる ■宿泊適地 六合石室は6m×6mくらい、かなりの急坂下に水場(往復30分) 白ザレのコル(水場入口)はテントが張れるが風が強い(その先の分岐点のほうが良いかも) 横岳峠およびその周辺にはテント適地がある 林道最奥の工事現場ログハウスの1階部分は使用可(写真参照) ログハウス横にかなり広い草地がある ■甲斐駒ケ岳山頂→六合石室 ピンクリボンがいたるところにあるので、忠実にたどる 基本的に稜線沿いを行く 15m鎖場があるが、全く問題ない 白ザレのコル(水場入口)が眼下に見えたら左に大きく下ると六合石室 ■六合石室→中川乗越 我々は道を失って獣道に入り込んでしまったが、ピンクリボンをたどれば問題ないと思われる。 急傾斜な樹林で、滑りやすい土と木の根に注意 ※GPSログを見ると、六合石室を出た後、稜線を外れて烏帽子岳の方にトラバース気味に移動している部分が道を失ったところ。 ■中川乗越→第二高点 乗越正面の急なガレ場を直登して左に詰める 踏跡を外すとガレガレで落石を起こしやすいので注意 ■第二高点→鹿窓ルンゼ下部 第二高点から信州側に降りていくとガリー状のガレ沢に出る。ガレ沢は落石しやすい ガレ沢横断後、第三高点から続く岩塊に沿って10数m下ると、岩塊に狭いバンドがあるので登る バンドを伝って岩塊を回り込むと鹿窓ルンゼ下部に着く。 バンド途中とルンゼ取付き部分の岩上に湧水があり、部分的にツルツルに凍結していた。 日陰で昼でも融けないと思われるので、これから入山する人は注意 ■鹿窓→小ギャップ 鹿窓ルンゼは左斜面を登る 鹿窓の鎖は2段30m程度、垂直に近い壁は部分的 鹿窓通過後は、甲州側斜面を少し下り、対面に見える鎖を目指して草付きの岸壁をへつる(若干高度感あり) 岩に太い鎖が巻いてあるところを乗越すと小ギャップ上部に出る 小ギャップは尾根が岩壁で途切れている部分で、両側の岩壁に鎖が設置されている 小ギャップ第二高点側の鎖場は15m、途中60度程度の斜度の部分もあるが、 日陰でツルツルに凍結している部分があり、この区間は足が使えない 小ギャップ第一高点側の鎖場は8m、垂直に近い岩場だが、ホールド多数 ■小ギャップ→第一高点 ヤセ尾根を伝い、ハイマツが生えた岩場を登る。特に危険ではない ■第一高点→横岳峠 第一高点〜三角点ピークまでは、ハイマツが生えた岩場の上り下り 危険な程ではないが、高度感があるので注意 三角点ピーク後は、岩場はなくなり樹林の急坂を一気に下る アップダウンやなだらかな地形が現れたら、横岳峠は近い ■横岳峠→釜無川林道最奥 急坂で滑りやすい土と木の根に注意 踏跡は明瞭なので迷うことはない 釜無川源流部を過ぎると河原に出るが、ルートは左岸・中州・右岸を行ったり来たりする |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
石室は大きな岩の中にうずもれるように立てられています
妻切り屋根の上部に穴が開いているので、風雨が強いと吹き込んできそう
窓はプラスチックがはめられています。石積みには小さな隙間がありますが、余程でない限り風雨は入らなさそうです
妻切り屋根の上部に穴が開いているので、風雨が強いと吹き込んできそう
窓はプラスチックがはめられています。石積みには小さな隙間がありますが、余程でない限り風雨は入らなさそうです
小ギャップ第二高点側の鎖15m
鹿窓から50mくらいの距離にあります
途中の岩場が凍っていたので、鎖にぶら下がりながら降りました
小ギャップ底は狭く、両側がガレになっているので5・6人くらいでいっぱいになります
鹿窓から50mくらいの距離にあります
途中の岩場が凍っていたので、鎖にぶら下がりながら降りました
小ギャップ底は狭く、両側がガレになっているので5・6人くらいでいっぱいになります
小ギャップ第一高点側の鎖8m
第二高点側の鎖より傾斜は急です
ほぼ垂直に登るイメージですが、ホールドはたくさんあります
私たちとすれ違いで学生パーティがザイル使用で小ギャップを降りてきました
渋滞を避けるため、鋸は少人数パーティが向いています
第二高点側の鎖より傾斜は急です
ほぼ垂直に登るイメージですが、ホールドはたくさんあります
私たちとすれ違いで学生パーティがザイル使用で小ギャップを降りてきました
渋滞を避けるため、鋸は少人数パーティが向いています
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コメント
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inoyasuさん、sobachaさん、今晩は。
二日目の鋸岳が晴れて良かったですね。
このルート図、 GPSのログですよね。第二高点からの下りが判り易いですね。自分でルート時を引くと、地図どうりになってしまうので、どう歩いたのかこの部分は判らないですよね。参考になりました。
ただもしそうなら、三角点ピークは通っていないですよね。
ちなみにタクシーが呼べたという事はdocomoですか?僕のはauですが、電波が届かなくって駄目でしたね。このルート、良いんですがゲートからが問題ですよね。
Futaroさんはじめまして
改めてログを見直すと、確かに第二高点から大ギャップ→鹿窓→小ギャップが良くわかりますね。
ログが稜線に戻るところが鹿窓なんだなーと、くぐった時のことを思い出します。
三角点ピークは、すぐ先に三角点があるようでしたが、踏みには行きませんでした。疲れてるし三角点はもういいよ、で踏まずに横岳峠へ向かいました。
タクシーは林道ゲートで、私のドコモ(ガラケー)で呼びました。アンテナ3本で、問題なく電話できましたよ。
このルートは緊張感があって、久しぶりに充実感のある山行ができました。
Futaroさんのように日帰りとはいきませんが、いつかまた訪れてみたいコースです
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