【小5次男と】仙丈ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
北沢峠7:28-8:00二合目-9:04藪沢分岐-10:17小仙丈ケ岳(食事)10:41-11:27仙丈小屋(宿泊手続)11:42-12:07仙丈ケ岳山頂12:50-仙丈小屋
●25日
仙丈小屋4:33-4:52仙丈ケ岳山頂(ご来光5:25)5:42-仙丈小屋
仙丈小屋6:35-7:16小仙丈ケ岳(軽食)7:28-8:02藪沢分岐-9:00北沢峠
天候 | 24日:快晴!! 25日:AM早い時間は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
●甲府-広河原 AM4時甲府発に乗車。バスは3台出て、8割強乗車。夜叉神で満車に。 ●広河原-北沢峠 6:50発に乗車。4台中2番目の車両に乗車。補助席まで満員なので、時間前に発車。 4台目のみ芦安駐車場5:40発のバスの接続のために待機していました。果たして希望者は全員乗れたのでしょうか? 【復路】 ●北沢峠-広河原 北沢峠9:45-1010広河原着に乗車。1台で6割ぐらい。 ●広河原-甲府 広河原発10:20に乗車。 甲府行は1台で6割乗車。芦安行きは1台で数名のみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往復ともに天気が良かったので眺望を求めて小仙丈ケ岳経由。 小仙丈ケ岳前後にはには手を使う岩場がありますが、鎖が必要という程ではありません。 次男よりずっと小さい小1の男の子が北沢テント泊で一日で往復していました。同い年ぐらいの双子の男の子もいましたっけ。他にも多数の小学生がいました。 甲府からはアクセスは少し大変ですが、子連れにお勧めの山です。 仙丈小屋は軽食は殆どありませんが、非常に良い小屋です。 台風で広河原行のバスが前日まで運行休止だったので、日帰りを前提に当日空いていれば小屋泊するつもりでしたが、小仙丈ケ岳から電話してOKとのことで、今までコースタイムより速く歩いていたのですが、ここからのんびり。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
9月二回目の三連休。
甲府に単身赴任後の第二弾として、次男とまた南アに登ることにした。
北沢峠から早川尾根を通り鳳凰三山を経由して夜叉神を検討していたが、巨大台風でどうなるかわからず、直前までやきもき。
前日夜に次男が合流したが、やはり大型台風による土砂崩れで、南アは初日23日は広河原行も青木鉱泉行も運行中止。
唯一瑞牆・金峰山行きのバスが動くことを前日に確認したので、南アから奥秩父に転進することに決定。
23日朝に韮崎駅からバスに乗るべく、甲府駅を目指して出発しようとしたが、雨が、、、、、
前日の予報では雨という文字は全くなかったのだが、やむ気配なし。それでも外に出たが、一分歩いたところで嫌気がさし家に戻ってしまった。
23日夕方に山梨交通に広河原行が24日始発から運行することを確認し、目標を仙丈ケ岳に決定。できれば頂上からのご来光を見たかったので仙丈小屋に泊まりたいが、予約の電話は15時までということで、基本は日帰り。泊まれれば当日なので素泊まりということにした。
24日はAM3時起床。3時半に出発し50分ちょっと前に甲府駅に到着。既に数十名の登山者が広河原行のバスに乗るべく列を作っていたので、最後尾に並んだ。
広河原で北沢峠行に乗り換え。乗換の間におにぎりで朝御飯。
北沢峠に到着するとかなり寒い。設置されている温度計は零度。自分の温度計は2度。地図を見ると広河原が1520Mに対し北沢峠が2030M。寒い訳です。
仙丈小屋の水場が枯れているとヤマレコで情報を入手していたので、素泊まりに備えスポーツドリンク類を合わせて5L強を担いでいたため、運動不足かつ重荷に馴れない父親には厳しい試練となった。小屋泊できなければ日帰りとなるので少し不安だったが、それでも小仙丈ケ岳までコースタイムより速く進むことができた。
途中まずは甲斐駒が一望できるスポットがあり、その後も北岳&富士山等々を眺めながら進めるこのルートは良いですね。
小仙丈ケ岳から仙丈小屋に電話したら泊まれるとのことでラッキー。ここでいきなりペースダウン。ここでおにぎりの残りと菓子パンを食することに。
仙丈小屋には午前中に到着し手続き。3番目の到着で二階の端っことなる。またまたラッキー!!
次男のザックに防寒具雨具等とビールを入れて頂上に出発。
頂上からは大展望が拡がっていました。
南ア全部。富士山、八ヶ岳、中央ア、北ア、御嶽、、、、素晴らしいの一言です。
眺望を堪能したあとは、お腹が空いたので小屋に戻り生ビール2杯頼み、ラーメンを作って食べました。小屋至近の水場からは水が出ていました。よく考えれば台風15号が大量の雨を降らしたわけですから、水が出るのは当たり前ですよね。わざわざ背負ってきた意味が、、、、、、
夕方になり自炊場に行くと、我々しかいませんでした。小屋は9割の入りで布団一人一枚でしたが、自炊が他にいないとは。混雑するのも嫌ですが、これでは少しさみしいですね。
メニューは無印良品のカレーとハヤシ、ハンバーグ、ツナとビーンズのサラダと春雨スープ。当然生ビールも頼みました。満腹です。
翌朝は4時に起床。外に出ると満天の星。これはご来光を見に行くしかありません。半には出発し5時前に山頂に到着。ご来光は5:25なので寒さに震えながらひたすら待ちます。
到着直後はまだ星が見えましたが、徐々に見えなくなり、、、、ご来光です。
これもまた素晴らしい。待ったかいがありました。
そして帰路には中央アルプスに仙丈ケ岳の影が映っているではありませんか!!これまた最高です。
小屋に戻ると支度をして出発。北沢峠9:45のバスに乗らないと甲府着が遅くなり、今日中に東京に戻らなければいけない次男には辛くなってしまいます。
それでも次男と話し、今日は快晴なので眺望が良い小仙丈ケ岳経由でかえることにしました。
小屋を出るとすぐに雷鳥の親子が!!これまた感動です。
後から来た男性に話すと、『白馬と仙丈は女性が多いせいかエサをやる人が多く、エサが欲しくて近寄ってくる」とのこと。
ちょっと水を差された感はありましたが、雷鳥であることには変わりません。
と、いきなり雷鳥が先ほどの男性の前至近を横切るではないですか。男性のいう意味が分かったような気もしましたが、そもそも雷鳥は人間が危害を加えないと知っているので警戒しないのではとも思うのですが、いかがでしょう?
何はともあれ、みなさん雷鳥にエサをやるのはやめましょう!!
その後小仙丈ケ岳手前でまたまた雷鳥に遭遇。
小仙丈ケ岳で朝御飯の菓子パンを食べた後、下山開始。ここからほとんど休まず、北沢峠には9時ちょうどに到着。長衛荘で食事と生ビールを頂きました。
そしてバスに乗り広河原経由で甲府駅到着。
一回家に戻って風呂に入った後次男を甲府駅まで送り、素晴らしい山行は終了しました。
仙丈ケ岳は危険なところは殆どなく子連れ向きです。
北沢峠は広河原より標高が500m高いので子供でも容易に3000m峰に到着できます。
小学校低学年の子供を何度も見ましたよ。
でも既にかなり寒くなってきているので、防寒対策をお忘れなく。
次男とは、今年中にもう一回山に行きたいねと話しています。次は甲斐駒かな?それとも鳳凰三山かな?
確か8月の北岳でやりとりさせてもらいました。
今度は仙丈ヶ岳ですか。小5の子供さん相変わらずがんまってますね。山梨に赴任されてると伺ってましたが、また周辺のレコ読ませてください。楽しみにしてます。
ShuMaeさん
再びのコメント、ありがとうございます。
台風後の晴天の中、仙丈ケ岳を快適に登ることができました。おまけに雷鳥さんにも2回も会えました。
単身赴任生活はいろいろと大変ですが、次男と山梨の山を登るという大きな楽しみも得ることができました。
これからも少しずつ登っていきますので、お暇な時にレコを見ていただければ嬉しいです。
また山梨のどこかの山ですれ違うかもしれませんね。その時は声をかけてください。
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