記録ID: 137355
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
上高地〜涸沢〜北穂高〜奥穂高〜前穂高〜岳沢
2011年09月09日(金) ~
2011年09月11日(日)
長野県
岐阜県
Sei
その他1人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,278m
- 下り
- 2,268m
天候 | <1日目>小雨時々曇り <2日目>晴れ <3日目>晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡大橋を過ぎた先の市営第2駐車場(1日500円)に駐車。 沢渡中バス停より上高地行きのバス乗車(片道1200円)、約30分で上高地バスターミナル着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<上高地バスターミナル〜横尾> 歩きやすく静かな林道が続きます。 ところどころ水溜りやぬかるみがありましたが、小雨程度では問題なく通行できました。 ほぼ平らに感じる道なので、長い距離を歩く間にゆるやかに高度が上がっていきます。 <横尾〜本谷橋> 林道から徐々に本格的な登山道になります。 道幅も狭くなり、笹の生い茂る樹林帯を抜けると小さなつり橋の本谷橋に出ます。 <本谷橋〜涸沢> 急な登りが始まり、谷沿いに狭い山道を登ります。 特に大きな崩れや危険箇所はありませんでしたが、途中沢崩れのようなガレ場を横断する箇所がありました。 <涸沢〜北穂高岳> 涸沢小屋の横からいきなり北穂沢沿いの急な登りに入ります。 ガレ場の登りなので足元に注意。 途中スラブ状の岩をよじ登る箇所があります。 お花畑をジグザグに登っていき、ハイマツのザレ場をすぎると次第に岩場が多くなり、鎖場や岩登りが。 岩は滑りやすいので注意。 はしごや鎖場が何箇所かありますが、足場用のアンカーが打ち込んであったりと、登山道はよく整備されています。 ルートを示すペンキの目印もハッキリしています。 すれ違いが難しい箇所では、声を掛け合って譲り合うと良いと思います。 <北穂高岳〜穂高岳山荘> 北穂高岳南稜から涸沢岳までは岩場と鎖場の連続で、不帰よりも難所に感じました。 ルート表示のペンキの目印をよく確認し、間違わないように注意が必要です。 目印を見失った場合はルートを間違えている可能性があるので、もと来たとおりに引き返し目印を確認できる場所まで戻るのが懸命です。 ペンキの目印自体はハッキリと要所要所にあるので、目の前の目印を辿る前に、次はどちらへ進むのかをしっかり認識して行くとよいと思います。 鎖場が延々と続く箇所がありますが、手掛かりや足掛かりはとりやすいです。 場所によっては、小柄な女性ではリーチが足りずに難儀するところもありました。 とにかく延々と難所が続くため、天候、体調など万全で望まなければ危険と感じました。 涸沢岳から山荘までは、特に問題はありません。 <穂高岳山荘〜奥穂高岳> 山荘横の登りから、長い鎖やはしごがあり、一気に高度が上がっていきます。 落石が多い場所なので注意するとともに、人工落石を起こさないよう慎重に。 ガレた道を延々登っていきますが、よく整備されたルートなので迷い道の心配や崩れた箇所などはありませんでした。 <奥穂高岳〜紀美子平> スラブ状の滑りやすい岩場の連続です。 岩場はペンキの目印に沿ってルートを外れないように。 すれ違いが難しい箇所もあるので、渋滞時は様子を見ながら譲り合う必要があります。 特に道が崩れているような箇所はありませんでした。 <紀美子平〜前穂高岳往復> 岩場を延々登っていきます。 目印をたよりにルート上を登れば足掛かりに困ることは無いですが、やはり小柄な女性では歩幅が広すぎて難儀する箇所がありました。 落石にも注意。 強風時や雨天のときには登らない方がよさそうです。 <紀美子平〜岳沢> 「重太郎新道」といわれるルートです。 鎖場のかなり急な下りもあるので慎重に通過。 岩場から樹林帯までどんどん高度を下げていきます。 途中何度か鎖やはしごがあり、気が抜けません。 岩場の下りでは、後ろ向き(登るときの向き)になって下りないと難しいところもありました。 樹林帯からお花畑へと下ると、ようやく歩きやすい登山道になります。 テント場を過ぎ、岳沢を渡った先に岳沢小屋があります。 <岳沢〜上高地> 小屋横の石段を下り、岳沢を渡ってなだらかな下りを進みます。 沢から離れて樹林帯に入り、傾斜がゆるやかになると笹の生えた鬱蒼とした森となり上高地の林道へ出ます。 登山道に特に問題はありませんでした。 梓川の左岸の林道を進み、河童橋を渡ってバスターミナルに戻ります。 |
写真
感想
***編集中***
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これだけの枚数の写真を掲載して頂いてありがたい。達成感のあるコースの様で、私も挑戦したい!!
kiibouさま、コメントいただきありがとうございます(^^)
今頃のお返事になってしまい申し訳ありません。
これでもだいぶ写真を端折っております。
北穂から涸沢岳までのルートは、思った以上に延々と続きます。
ルートそのものは不帰ノ嶮程度のものですが、長い分、集中力の持続が必要です。
気を抜くと危険なので、疲れて集中力が切れたら充分休むようにしました(^^)
ちなみに、重太郎新道もかなり延々と、でもアドベンチャー的な楽しいルートでした。
総じて、達成感は「冒険」を乗り越えたような濃ゆいものがあります(笑
が、雨天や強風時だったら避けたかもしれません。
いずれも毎年遭難や事故が耐えない箇所ですので、お気をつけて、ぜひチャレンジしてください!(^o^)/
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