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記録ID: 1377497
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

凍てつく崩壊林道下山の加波山・足尾山

2018年02月10日(土) [日帰り]
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ururu その他1人
GPS
--:--
距離
11.8km
登り
908m
下り
913m

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
0:40
合計
8:30
9:30
9:30
110
11:20
11:30
20
11:50
12:20
10
分岐で昼食
12:30
12:30
10
モニュメントのある駐車場
12:50
12:50
10
13:00
13:00
20
13:20
13:20
20
足尾山入り口標識
13:40
13:40
30
東屋
14:10
14:10
40
14:50
14:50
90
16:20
16:20
20
白井キャンプ地看板
16:40
16:40
40
白井林道入り口
17:20
ゴール地点
足が遅いのであてになりません。
ほとんどアイゼン装着。
天候 晴れと薄曇り
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
標識に地名なく下山の道も入り組んでいて日の短い冬はグレード高い
絢爛豪華な加波山神社には山の簡単な地図とお守りのわらじが「どうぞ」と置かれている。駐車も無料なので有難い。お賽銭を多めに上げる。
絢爛豪華な加波山神社には山の簡単な地図とお守りのわらじが「どうぞ」と置かれている。駐車も無料なので有難い。お賽銭を多めに上げる。
神社からまっすぐ舗装道路を上っていくと左手に山道入口。
神社からまっすぐ舗装道路を上っていくと左手に山道入口。
左の寝不動を通り足場製の小橋を渡り、篠竹の道を上ると石切り場の前に着く。しばらく林道を上ると山に入る。
左の寝不動を通り足場製の小橋を渡り、篠竹の道を上ると石切り場の前に着く。しばらく林道を上ると山に入る。
歴史ある道ゆえ至る所に昔の石塔がある。
先月の残雪が凍っているのでアイゼン装着。
営林署道路にぶつかると加波山神社の奥宮まで5分。
雪の道路には車の轍があった。
歴史ある道ゆえ至る所に昔の石塔がある。
先月の残雪が凍っているのでアイゼン装着。
営林署道路にぶつかると加波山神社の奥宮まで5分。
雪の道路には車の轍があった。
奥宮本宮には天狗を祀っているのか大きな下駄があった。講も多くたくさんの石塔あり。
ここから尾根へ辿る道は急なので要注意。
尾根には五つほどの神社が次々とある。
奥宮本宮には天狗を祀っているのか大きな下駄があった。講も多くたくさんの石塔あり。
ここから尾根へ辿る道は急なので要注意。
尾根には五つほどの神社が次々とある。
明治13年の自由民権運動の人たちが爆弾つくりに失敗し、お上に追われここらに籠ったという近代史の象徴的場所。「自由の魁」という刻字が赤く塗られている。
明治13年の自由民権運動の人たちが爆弾つくりに失敗し、お上に追われここらに籠ったという近代史の象徴的場所。「自由の魁」という刻字が赤く塗られている。
本殿が最高峰だが、いくら探しても山頂標識なし。
尾根には数多くの神域あり。
七百ほどあるとか。八百神体感。
ほとんど名前標識がない。たぶんここは『三尊石』。
本殿が最高峰だが、いくら探しても山頂標識なし。
尾根には数多くの神域あり。
七百ほどあるとか。八百神体感。
ほとんど名前標識がない。たぶんここは『三尊石』。
荒れ果てたふうの建物の残る三枝祇神社の前には階段があり、下に鳥居が見える。
地図によると営林署道路に下りるのか。
荒れ果てたふうの建物の残る三枝祇神社の前には階段があり、下に鳥居が見える。
地図によると営林署道路に下りるのか。
加波山事件の記念塔、「旗立石」。
ここで自由の旗を立てたという。
1
加波山事件の記念塔、「旗立石」。
ここで自由の旗を立てたという。
自衛隊機が墜落した現場で、あたりが広くなっている。
ここで二人が亡くなったという。
花が添えられていた。
自衛隊機が墜落した現場で、あたりが広くなっている。
ここで二人が亡くなったという。
花が添えられていた。
間違えやすい地点。
駐車場に下りていくのが正しい。
風力発電のプロペラが枝越しに見える。
間違えやすい地点。
駐車場に下りていくのが正しい。
風力発電のプロペラが枝越しに見える。
石切り場が特徴なためか立派なモニュメントが。
小さな池があったのは雪どけのせいかも。
1
石切り場が特徴なためか立派なモニュメントが。
小さな池があったのは雪どけのせいかも。
二本目の風力発電の裏を丸山に向かって適当に登る。
二本目の風力発電の裏を丸山に向かって適当に登る。
丸山に到着。
山頂標識は朽ち果てたのか見当たらず。
2
丸山に到着。
山頂標識は朽ち果てたのか見当たらず。
一本杉峠。
この道は桜川と石岡に分かれる。
正面の山道に入ると石岡側に大きく下ってしまい大変。舗装道路を右に行くと足尾山方面。
一本杉峠。
この道は桜川と石岡に分かれる。
正面の山道に入ると石岡側に大きく下ってしまい大変。舗装道路を右に行くと足尾山方面。
バリバリの林道から離れ近道の山道へ。
バリバリの林道から離れ近道の山道へ。
歩いてきた加波山の尾根を振り返る。
見た感じではここが雪山なんて思えない。
歩いてきた加波山の尾根を振り返る。
見た感じではここが雪山なんて思えない。
「歩きの人はこちら」という案内板ありの東屋。
林道はすぐ下にあるようだ。
ここからすぐに概要図のある林道に着き、左へ。
「歩きの人はこちら」という案内板ありの東屋。
林道はすぐ下にあるようだ。
ここからすぐに概要図のある林道に着き、左へ。
展望の良い足尾山。
足尾神社は全体がジオラマの城のよう。
三等三角点もある。
ここにも標識なし。
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展望の良い足尾山。
足尾神社は全体がジオラマの城のよう。
三等三角点もある。
ここにも標識なし。
林道に下りる側の道には、道東三十六丁目と刻まれている。時間不足なので一本杉峠に戻ろう。
峠道には「進入禁止」の看板。
この時は林道崩壊など想像しておらず。
林道に下りる側の道には、道東三十六丁目と刻まれている。時間不足なので一本杉峠に戻ろう。
峠道には「進入禁止」の看板。
この時は林道崩壊など想像しておらず。
峠は水が流れ出ていて、それが凍ってまるでサバイバル。
峠は水が流れ出ていて、それが凍ってまるでサバイバル。
ソロの三人のオフロードーダーに出会いびっくり仰天。
段差50センチの岩や壁など越えていく。
アイゼンのこちらは遅々として進まず。
ソロの三人のオフロードーダーに出会いびっくり仰天。
段差50センチの岩や壁など越えていく。
アイゼンのこちらは遅々として進まず。
平坦地はわずか。それもこんなにパリンパリン。
アイゼン必須。道は凄まじい壊れ方で、ライダーの間では有名な林道らしい。
平坦地はわずか。それもこんなにパリンパリン。
アイゼン必須。道は凄まじい壊れ方で、ライダーの間では有名な林道らしい。
ひたすら下って一時間以上かかってオフロードバイクのキャンプ地らしき場所に着く。
ひたすら下って一時間以上かかってオフロードバイクのキャンプ地らしき場所に着く。
白井林道の入り口まで来た。
民家が点在。
村人に道を尋ね加波山神社まで歩く。
白井林道の入り口まで来た。
民家が点在。
村人に道を尋ね加波山神社まで歩く。
半時間ほどで神社下の馬頭観音に到着。
無事帰還。
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半時間ほどで神社下の馬頭観音に到着。
無事帰還。

感想

 三つの頂を踏んだつもりですが、すべて山頂標識が見つかりませんでした。加波山の山並みは下から見ると春山風情ですが、いったん山に入ってしまうと驚きの雪山です。しかも温度が低く凍っていますからアイゼンをずっとつけて歩くことになりました。
 ピストンして登った足尾山は15僂呂△訐磴如誰かがつけたラッセル跡を辿りました。その足尾神社にも標識はありませんでした。
 時間がないので一本杉峠に戻り、林道を桜川真壁方面に下ることにしたのは良いけれど、そこが凍ったパリンパリンの沢なのか道なのか分からない崩壊した長い林道とは知りませんでした。
 何と!その林道をライダーが下ってきたのには大変驚きました。
 こちらは林道の最後近くまでアイゼン必携でした。山もアイゼンが必要でしたが、この崩壊林道の下山はアイゼンなしでは歩けないほどの凍り道でした。
 登山から下山、車に戻るまで何度か迷いそうになりました。
この山域は歴史的にも価値がある場所なので、もう少し標識があったらいいなあと思ったものです。土曜日なのに四人しか会わず、足尾山まで行く人もいませんでした。
 でも、恐かった分充実感は大きかったです。
 

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