記録ID: 1380366
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
会津駒ヶ岳 大戸沢岳東尾根
2018年02月07日(水) ~
2018年02月09日(金)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
2/7
北千住→尾瀬高原口駅→下大戸沢スノーシェッド
北千住から東武線特急に乗り、尾瀬高原口駅を目指す。電車の中でスキーセットを持って楽しそうにトランプに興じる学生を横に、電車の中でデカいザックと共に寡黙に仮眠する部員たち。駅に着くと寒い構内で2000年代のJ-POPが不気味に響いている。
駅から檜枝岐行きのバスに乗り、途中下大戸沢スノーシェッドで降ろしてもらう。
大きな波のように道路脇に除雪されている雪を見て、一同雪量の多さに驚く。
テントをすぐ近くに張って幕営とした。
2/8 晴れのち曇り
起床 4:30→out 6:20→1386m 8:30→1500m 9:10→大戸沢岳 12:40
正確な取り付きがわからなかったため、夜明けを待っての出発とする。雪崩を考慮して下大戸沢沿いに進みたくはなかったため、コンパスを合わせて傾斜の緩い小尾根からトラバースして東尾根に向取り付くようにして進む。日本海側の大きな積雪の影響でひたすらラッセルをするのではないかと身構えていたが、深さは膝ほどで拍子抜けする。しかしまだ尾根についていないし、本格的なラッセルはこれからだろうと斜に構えていたが、一向に雪の深さが浅いまま。ラッキーと思いつつも、ラッセル地獄の快感を知っている筆者は雪まみれになれないことに少し残念に思い、複雑な心持ちのまま順調に高度を上げていく。お昼が近くなると眩しいほどの陽が出てきて、気分が高揚する。尾根のルートもわかりやすく、迷うこともない。1600m地点で念の為弱層テストをして、雪が程よく固まっていたと判断し上に上がる。バックに尾瀬や上越の山々を眺めながら、白色のトレースを刻んでいくことは大変気持ちがいい。大戸沢岳に着くと、風が強まってきたため南側の場所で幕営とした。
2/9 曇りのち晴れ
起床 5:30→out 8:40→会津駒ヶ岳 10:00→大戸沢岳 11:10→下大戸沢スノーシェッド 13:40
朝起きると風が強く吹いていたため、出発を遅らせる。暇なのでテント周りの除雪をしていると、次第に視界がひらけ会津駒ヶ岳が見えてきた。上部はまだガスっているようだが、そのほかは視界良好で風も弱いため出発する。淡々と平坦な道をひたすら歩く。数年前にここを歩いた時は腰ほどの重い雪をラッセルしてしごかれた思い出があるのだが、今回は風の影響かほどよく圧雪されていて全く苦労しない。ここでもラッセルはないのかと残念な気持ちに浸っていると、すぐに頂上に着いた。前に来た時は疲れ果てて倒れ込んだものだが、今回は皆ピンピンしており踊っている者もいる。写真を撮ったのち、さくっと大戸沢岳まで戻る。
大戸沢岳直下の雪は日射により湿って来ており、グズグズの雪は重たかった。ここの箇所は足早に下り、1500m以降はメンバーの読図練習をしながらゆっくり歩く。
2月とは思えないほど暖かく、シャツ一枚で汗をかきながら下山地であるスノーシェッドに到着し、合宿が終了した。
北千住→尾瀬高原口駅→下大戸沢スノーシェッド
北千住から東武線特急に乗り、尾瀬高原口駅を目指す。電車の中でスキーセットを持って楽しそうにトランプに興じる学生を横に、電車の中でデカいザックと共に寡黙に仮眠する部員たち。駅に着くと寒い構内で2000年代のJ-POPが不気味に響いている。
駅から檜枝岐行きのバスに乗り、途中下大戸沢スノーシェッドで降ろしてもらう。
大きな波のように道路脇に除雪されている雪を見て、一同雪量の多さに驚く。
テントをすぐ近くに張って幕営とした。
2/8 晴れのち曇り
起床 4:30→out 6:20→1386m 8:30→1500m 9:10→大戸沢岳 12:40
正確な取り付きがわからなかったため、夜明けを待っての出発とする。雪崩を考慮して下大戸沢沿いに進みたくはなかったため、コンパスを合わせて傾斜の緩い小尾根からトラバースして東尾根に向取り付くようにして進む。日本海側の大きな積雪の影響でひたすらラッセルをするのではないかと身構えていたが、深さは膝ほどで拍子抜けする。しかしまだ尾根についていないし、本格的なラッセルはこれからだろうと斜に構えていたが、一向に雪の深さが浅いまま。ラッキーと思いつつも、ラッセル地獄の快感を知っている筆者は雪まみれになれないことに少し残念に思い、複雑な心持ちのまま順調に高度を上げていく。お昼が近くなると眩しいほどの陽が出てきて、気分が高揚する。尾根のルートもわかりやすく、迷うこともない。1600m地点で念の為弱層テストをして、雪が程よく固まっていたと判断し上に上がる。バックに尾瀬や上越の山々を眺めながら、白色のトレースを刻んでいくことは大変気持ちがいい。大戸沢岳に着くと、風が強まってきたため南側の場所で幕営とした。
2/9 曇りのち晴れ
起床 5:30→out 8:40→会津駒ヶ岳 10:00→大戸沢岳 11:10→下大戸沢スノーシェッド 13:40
朝起きると風が強く吹いていたため、出発を遅らせる。暇なのでテント周りの除雪をしていると、次第に視界がひらけ会津駒ヶ岳が見えてきた。上部はまだガスっているようだが、そのほかは視界良好で風も弱いため出発する。淡々と平坦な道をひたすら歩く。数年前にここを歩いた時は腰ほどの重い雪をラッセルしてしごかれた思い出があるのだが、今回は風の影響かほどよく圧雪されていて全く苦労しない。ここでもラッセルはないのかと残念な気持ちに浸っていると、すぐに頂上に着いた。前に来た時は疲れ果てて倒れ込んだものだが、今回は皆ピンピンしており踊っている者もいる。写真を撮ったのち、さくっと大戸沢岳まで戻る。
大戸沢岳直下の雪は日射により湿って来ており、グズグズの雪は重たかった。ここの箇所は足早に下り、1500m以降はメンバーの読図練習をしながらゆっくり歩く。
2月とは思えないほど暖かく、シャツ一枚で汗をかきながら下山地であるスノーシェッドに到着し、合宿が終了した。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
会津尾瀬高原口駅(バスで1h)下大戸沢スノーシェッド |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし 大戸沢岳直下の2000~1800mは雪崩箇所なので慎重な判断が必要です。 |
その他周辺情報 | 花木の宿で日帰り温泉 |
写真
撮影機器:
感想
天気と雪質に恵まれ予定していた日数の半分で山行が終わってしまった。
正直拍子抜けな感じがあり、もっと雪にまみれた山に登りたかった。
ただルーファイやそのほかの判断などでミスはなく、気持ちのいい山歩きができたと思う。
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