大朝日岳 雨と強風 でも紅葉はバッチリ! (古寺鉱泉より往復)


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,496m
コースタイム
7:05 ハナヌキ分岐
8:20 小朝日岳分岐
9:45 大朝日岳頂上(9:55発) 【登り 4:10】
10:05 大朝日小屋(10:50発)
12:05 小朝日岳分岐
13:05 ハナヌキ分岐
14:10 駐車場着 【下り(大休止を除く) 3:20】 (行動時間 8:35)
天候 | 雨 (山頂付近は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は、古寺鉱泉の手前。徒歩2〜3分ほどのところにあります。30台くらい駐車可能でしょうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・紅葉は、上のほうで真っ盛りです。小屋番さんの話によると、前日9月30日あたりから急に色づき始めたとのこと。 ・当日(10月1日)の早朝、初雪が降ったそうです。(これからは防寒対策を…) ・登山道は、急傾斜が少なく歩きやすいですね。 ・温泉は、登山口と月山ICとの間に 大井沢温泉「湯ったり館」があります。 ・【水場】登山道に3ヶ所の水場があり、持参する水は少なくて済みますね。 |
写真
感想
[登り]
5:35 駐車場発 (⇒ 7:05ハナヌキ分岐 ⇒ 8:20小朝日岳分岐)
9:45 大朝日岳頂上(9:55発) 【登り 4:10】 (標高差:約1200m)
[下り]
10:50 大朝日小屋発 (⇒12:05小朝日岳分岐 ⇒13:05ハナヌキ分岐)
14:10 駐車場着 【下り 3:20】 (行動時間 8時間35分)
千葉の自宅を前日の22時半頃出発しました。片道460辧E喘罅SA、PAで何度も
休みます。山形道に入ると時折小雨が降って、やな感じです。月山ICから一般道
を走ります。真っ暗で風が強く、時折雨がぱらつき、少し心細いです。登山は止
めて、温泉にでも寄って帰るかぁ〜?。しかし、太陽が出ると元気が出ることも
知っています。登山口までは絶対行きます。
駐車場に4時40分ころに到着しました。雨は降っていませんが、まだ、真っ暗
です。車は3台だけしか停まっていません。テントが一張。少し仮眠します。
少し明るくなってきた5時過ぎに起きて、弁当を食べていると 2台の車が到着し
ました。左の車は男性1名。右は夫婦のようです。
準備をして、一番に出発します。5時35分です。天気予報は、「曇り後晴れ」だ
ったんです。それで、安心?して登り始めると20分ほどで雨が降り出します。結局、
9割以上、雨の中を歩きました。おまけに上部は強風で寒いのなんの。下山時は、
防寒服を中に着て、雨用の手袋の下に軍手をはめて二重にしました。
登り始めて30分くらいで、隣の車の男性に追い抜かれました。その後すれ違う
こともなかったのですが、駐車場に戻ってみるとその男性の車はありませんでした。?
登山道は、ところどころ深く土が掘れて、登りにくいところがありますが、総
じて急傾斜が少なくて歩きやすいほうだと思います。また、途中に一服清水、三
沢清水、銀玉水と三ヶ所の水場があり、ほとんど水筒の水は飲みませんでした。
古寺山まで来ると展望が開けますが、ガスで小朝日岳をはじめとして、はっき
りしません。しかし、紅葉が実にきれいです。
小朝日岳へは登っても展望が期待できないので、巻き道を進みます。巻き終え
ると少し下って登って、再び稜線歩きになります。が、みごとな紅葉に目を奪わ
れます。風が強くなってきました。途中、黄色い雨具のおじさんが降りてきまた。
その後、銀玉水のところで一緒になり、大朝日小屋の小屋番さんであることが判
明します。松喰い虫の調査をしていること、今朝は初雪が降ったこと、銀玉水は
夏でも5度であることなどを教えてもらいました。
先に銀玉水を離れ、頂上を目指します。振り返ると、小屋番さんの後ろから青
い服の登山者が登っているのが見えます。時折、ガスが晴れて陽があたり、黄色
と赤に染まった稜線が輝きます。何か、とても楽しい気持ちです。登るにつれ、
どんどん風が強くなってきます。小屋には寄らず、先に頂上を目指します。
途中で若い男性が降りてきてすれ違います。9時45分、頂上には誰もいません。
ほとんど休まなかったので4時間ちょっとの所要時間です。風がすごくて、雨が
バチバチ音をたててます。展望はまったくありませんが、写真を撮ります。
5分ほどして、ビデオを撮ろうと思って、スイッチを入れました。すると丁度や
ってきた青い服の登山者(福島の白河から来られたそうです)のザックカバーが、
強風のため飛ばされました。
偶然、ビデオが捉えました。ちょっぴり、おもしろいです。
http://www.youtube.com/user/umunaruhodo
男性と少し話をしましたが、風の音で会話に苦労します。先に下りることにし
ますが、風で飛ばされそうです。慎重に歩きます。10分ほど下って小屋に飛び
込みます。玄関口に夫婦と頂上の途中ですれ違った若い男性が休んでいます。
小屋番のおじさんに断って、小屋に上がってカップラーメンを食べ、コーヒーを
飲みます。おじさんの話では、今年は登山者が例年に比べ少なかったとのこと。
震災の影響だろうなぁ。でも、7月の3連休には70人もの登山者が泊まったら
しい。今度は、私もこの小屋に泊まって縦走したいなぁ。
夫婦は駐車場で右隣に車を停めたた人で、埼玉から来て、今日は百名山84座目
とのこと。フリースを着込んで頂上へ出かけて行きました。石川から来たという
若い男性は、朝日鉱泉から中ツル尾根を登ってきたそうで、鳥原山経由で下山す
ることにしたらしく、先に出発していきました。
私もゆっくりはしていられないので、無線で交信しているおじさんにお礼を言
って、10時50分、下山にかかります。強烈な風。風で雨があられのように感じら
れます。しかし、銀玉水まで降りると少し風は弱くなりました。登ってきたとき
よりは眺望が利きます。小朝日岳の山容と紅葉が見事です。写真を撮りながら下
ります。雨の中でも登山者がけっこうな数、登ってきます。小屋に泊まるのでし
ょう。少しうらやましいなぁ。
古寺山を過ぎると、飯豊山方面が見え出します。来年は飯豊に行くぞー。
下りは長く感じます。三沢清水、一服清水で喉を潤します。途中、いったん上
がった雨もまた降り出し、結局、古寺鉱泉の近くまで雨は降り続けました。虹も
見えたのですが、雨は降っていました。
駐車場には14時10分に到着。小屋から3時間20分。コースタイムより少し早い程
度でした。雨具はドロドロ。汗で濡れた服を着替えて帰路につきます。
東北道は渋滞なし。これが震災の影響だとすると寂しいことですね。
天気は最悪でしたが、登山としては楽しかったです。きれいな紅葉を見れたのもラッキーでした。
いつかは、大朝日小屋に泊まって朝日連峰を縦走したいなぁ。
小屋番さんもいい人で、心に残る山行になりました。
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