残雪の蓬莱から冠雪の蓬莱を望む(長命寺山-奥島山-ケンケン山-尾山)


- GPS
- 04:25
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 840m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 小雪のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:堀切港-(近江鉄道バス)-以下折り返し |
コース状況/ 危険箇所等 |
長命寺山は通行止めの掲示はありますが、長命寺の方が通れるとおっしゃったので通りました。倒木はありますが明らかな危険箇所はありません。 雪のため一部わかりづらい箇所ありますが、概ねはっきりしています。 |
写真
感想
最初にお断りしておきますが、今回のGPSログは特に前半は派手にやらかしているので、引用の際はご注意ください。
雪山モード解除でネタ歩きに戻りますと書いた後、昨日雪が降ったようではあるのですが、多少誘惑に駆られるも、予定通り長命寺に行ってきました。主な目的地は沖島です。この島は、琵琶湖の島の中で最も大きく、しかも住民がおられます。淡水湖の中に有人島があるのは世界的にも珍しいそうで、日本ではここだけだといいます。ただ、それだけだと物足りないので、前に長命寺山をくっつけました。そのせいで後で苦しむとも知らずに。
近江八幡駅を降りると、田畑には雪が積もっています。その中をバスに乗り、長命寺バス停で降りたのは私だけ。ここからスタートなのですが、沖島行きの船の時間の都合で、2時間余りで堀切港に着かなければいけません。予定ルートでは7kmちょっとなので、間に合うはずなのですが、あまり余裕はなく、808段あるという石段を登り始めました。10分ほどで西国31番の札所である長命寺に到着。雪の中に佇むいいお寺でした。
さて、ここから山頂に行く筈が、道がわからずしばらく迷います。長命寺の方に質問したところ、一旦寺を出て車道を降りたところから入れるとのこと。この箇所には通行止めの掲示がありましたが、そのまま通過。道は、見事に雪道です。ただ、深く積もっているわけでもなく、凍結もしていないので、軽アイゼンも不要です。
さて、しばらく登ると長命寺山頂上への分岐があります。ガイドブックでは往復5分とか書いてあったのでふらふら向かったら、雪のせいか道もはっきりしないし、行きだけで5分くらいかかってしまいました。ここで素直に往復すればよかったのに、少しでも時間を稼ごうとショートカットを試み、結果、ひどい目にあいました(時間がかかっただけですけど)。
その後も、はっきりしているような、そうでもないような道を、先行するシカの足跡を追うように多少足速に進み、奥島山山頂を通過。この辺りから、沖島はちらちら見えます。ただ、数箇所道がわかりづらい所はあり、多少適当に通過しました。なかなか距離が稼げず焦り始めた頃に渡合分岐到達。ここで今日最初で最後の他の登山者に遭遇。下から登ってこられて、「通行止めみたいだけれど行けますか」と。きちんと装備なさった年配のグループだったので、つい、行けますよと言ってしまいましたがよかったかな。足跡をつけてきたのは確かですが、一部迷いの種を蒔いてきたかも。
その後、予定では348mピーク(山の名前がわかりません)を東から巻く筈が、少しでも紛れを減らそうと西を巻き、休暇村への分岐を降ります。この辺、緩い下りは走ってます。舗装路に降りた時点で、船の時刻の20分前。ViewRangerの表示では残り2km。このぎりぎり具合は、長命寺や頂上でのタイムロスが響いたかと必死で歩き、平坦地は小走りで。なんとか数分前に堀切港に到着。
沖島通船は、片道500円で、船内の自販機で切符を買います。往復で購入できますが、往復券が出るのではなくて、2枚出てくるので、忘れず2枚取らないといけません。私はうっかり取り忘れました。沖島まで約10分。船はほとんど揺れません。
沖島は、人口300人くらいで、主な産業は琵琶湖での漁業だそうです。このため、戸数と同じくらいの船があるといいます。また、自動車はなくて、主な交通機関は自転車、特に三輪自転車が目立ちます。レトロな町並みを見たくて訪れる人も多いそうです。資料館があったので入ろうとしたのですが、靴を脱がなければいけなかったので後回しに。
島には、頭山、ケンケン山(正式名は見景山らしい)、尾山(別名宝来ヶ嶽、蓬莱山)があり、今日は後のふたつに登ります。ケンケン山への道標は随所にあり、これに従って登っていくと、お花見広場に着きました。どうやら登山道は山頂を通っていないようですが、さっき痛い目に遭ったので、今日は山頂を諦めることに。その後、ホオジロ広場を経て見晴らし広場到着。どうやらここが尾山の頂上だそうですが、琵琶湖東岸はよく見えるも、比良山系はここからは見にくい。山名標は見当たらず。
下山は、ここからまっすぐ降りる道標があったので、それに従います。すぐに三角点発見。道は大体わかりやすく、ほどなく湖岸に降りました。少し歩いて厳島神社。波打際に鳥居があります。来た道を戻って沖島小学校。木造の味のある建物ですが、平成の建造物らしい。この段階で、12時の船に間に合いそうだったため、食事も買い物もせず、資料館も後日として、帰路につきました。本当は14時の船がちょうどよいのですが、それだと堀切港で1時間以上待つことになるため、さっさと帰ることになりました。
うーん、ネタレポだと言い訳で文章が長くなる私。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/1582795
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