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Yamareco

記録ID: 1383890
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳〜根石岳〜天狗岳縦走

2018年02月17日(土) ~ 2018年02月18日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:57
距離
21.2km
登り
1,796m
下り
1,783m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:48
休憩
0:34
合計
3:22
距離 9.0km 登り 967m 下り 184m
10:05
10:16
46
11:15
30
11:45
12:08
52
2日目
山行
7:41
休憩
0:42
合計
8:23
距離 11.6km 登り 734m 下り 1,601m
6:10
28
オーレン小屋
6:38
13
6:51
6:52
63
7:55
7:56
38
8:34
4
8:38
8:39
48
9:27
7
9:34
9
9:43
9:54
11
10:05
32
10:37
10:38
60
11:38
28
12:06
12:09
17
12:26
12:27
29
12:56
13:08
27
13:35
13:45
1
13:46
13:47
45
14:33
ゴール地点
天候 前日は吹雪〜翌日は快晴
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夏沢鉱泉と唐沢鉱泉の分岐に駐車しました。
変化の少ない林道歩きが長いので飽きます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所はありませんが、地図見てわかるように林道歩きが工程のほとんどを占めます。
変化がないので、飽きます。

あと、森林限界以上は基本爆風なのでゴーグルとマスクは必須。サングラスだと呼吸で曇るし、曇りが凍ると視界不良で危険です。
写真撮影のためには手袋も外す必要が有りますが、短時間でも凍傷に注意。
今回写真欲張り過ぎて指先が凍傷になりました。指先が水ぶくれで痛くてキーボードが打てません。(ToT)
その他周辺情報 オーレン小屋冬季小屋利用(ネパールへの寄付金+謝礼の気持ち)
今回初の試み。
アルミ缶で手作りアイス作ります。
作り方は「雪山 アイスクリーム」でググってね。
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今回初の試み。
アルミ缶で手作りアイス作ります。
作り方は「雪山 アイスクリーム」でググってね。
アイスのタネ入れたアルミ缶をレジ袋内に雪に埋めてザックに吊るして歩きます。
小屋に着くまでには完成の予定。
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アイスのタネ入れたアルミ缶をレジ袋内に雪に埋めてザックに吊るして歩きます。
小屋に着くまでには完成の予定。
今回は周回ルートなので、夏沢鉱泉と唐沢鉱泉分岐の桜平から出発します。
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今回は周回ルートなので、夏沢鉱泉と唐沢鉱泉分岐の桜平から出発します。
夏沢鉱泉の送迎用雪上車。
かっこいいです。
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夏沢鉱泉の送迎用雪上車。
かっこいいです。
桜平第1駐車場。
ココまではスタッドレス+2WDでも登ってこれそうです。
桜平第1駐車場。
ココまではスタッドレス+2WDでも登ってこれそうです。
第2駐車場。
数台駐車してありました。
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第2駐車場。
数台駐車してありました。
夏沢鉱泉着。
途中で何度も送迎用のバンに抜かされました。
…と、ここでザックにぶら下げたアイスのレジ袋が破けているのに気が付きました。
小屋に着くまで楽しみにしていたので非常に残念です。(ToT)
夏沢鉱泉着。
途中で何度も送迎用のバンに抜かされました。
…と、ここでザックにぶら下げたアイスのレジ袋が破けているのに気が付きました。
小屋に着くまで楽しみにしていたので非常に残念です。(ToT)
夏沢鉱泉からオーレン小屋までは登山道ですが、平坦です。
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夏沢鉱泉からオーレン小屋までは登山道ですが、平坦です。
オーレン小屋着。
右が冬季小屋です。
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オーレン小屋着。
右が冬季小屋です。
右の窓から入ります。
踏み台の重ねたベンチがぐらつくので注意。
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右の窓から入ります。
踏み台の重ねたベンチがぐらつくので注意。
今夜の宿泊スペースはこんな感じ。
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今夜の宿泊スペースはこんな感じ。
非常食にソイジョイ寄付させて頂きました。中には調理が必要な物もたくさん入ってましたが、非常時に調理できるのか疑問。
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非常食にソイジョイ寄付させて頂きました。中には調理が必要な物もたくさん入ってましたが、非常時に調理できるのか疑問。
夕食はおにぎりとスープで雑炊。
右奥のパックはボイル用のワイン。
毎度ですが酒のツマミ多し。(^。^)
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夕食はおにぎりとスープで雑炊。
右奥のパックはボイル用のワイン。
毎度ですが酒のツマミ多し。(^。^)
朝は6:00に出発。
天気は上々です。
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朝は6:00に出発。
天気は上々です。
夏沢峠着。ここから硫黄岳をピストンします。
赤岩の頭からのコースは雪崩の危険があるために立ち入り禁止です。
夏沢峠着。ここから硫黄岳をピストンします。
赤岩の頭からのコースは雪崩の危険があるために立ち入り禁止です。
樹林帯にザックをデポして、硫黄岳に取り付きます。
荷物が無いって幸せ。
樹林帯にザックをデポして、硫黄岳に取り付きます。
荷物が無いって幸せ。
爆裂火口から朝日が昇ります。
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爆裂火口から朝日が昇ります。
本日の一座目、硫黄岳着。
コースが限られているので、貸切です。
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本日の一座目、硫黄岳着。
コースが限られているので、貸切です。
雪煙が凄いです。
超強風でまっすぐ立っていられないです。
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雪煙が凄いです。
超強風でまっすぐ立っていられないです。
デポした荷物を背負って夏沢峠に戻ります。
デポした荷物を背負って夏沢峠に戻ります。
本日の2座目、根石岳着。
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本日の2座目、根石岳着。
下に見えるは週末営業の根石小屋。
雪が付いていないことから分かるようにここが一番の強風地帯でした。
斜めになって歩きます。
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下に見えるは週末営業の根石小屋。
雪が付いていないことから分かるようにここが一番の強風地帯でした。
斜めになって歩きます。
本日の3座目、東天狗岳着。
相変わらず人気ですね。
中山峠からの登山客がいっぱいいました。
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本日の3座目、東天狗岳着。
相変わらず人気ですね。
中山峠からの登山客がいっぱいいました。
個人的に一番好きな東天狗と西天狗のコルから見る南八ヶ岳。
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個人的に一番好きな東天狗と西天狗のコルから見る南八ヶ岳。
振り返って東天狗岳。
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振り返って東天狗岳。
向かうは本日の最終目的地の西天狗岳。
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向かうは本日の最終目的地の西天狗岳。
本日の4座目、西天狗岳着
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本日の4座目、西天狗岳着
いつものボルトポーズ。
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いつものボルトポーズ。
西天狗岳から西尾根経由で唐沢鉱泉に向かいます。
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西天狗岳から西尾根経由で唐沢鉱泉に向かいます。
今日は終日快晴でした。
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今日は終日快晴でした。
唐沢鉱泉着。
アイゼンをチェーンスパイクに換装して、林道を歩きます。
唐沢鉱泉着。
アイゼンをチェーンスパイクに換装して、林道を歩きます。
ど退屈な林道歩き。
美濃戸口と違ってショートカットも出来ません。
道幅は広いのでクロカンスキーには最適かも?(^^;
ど退屈な林道歩き。
美濃戸口と違ってショートカットも出来ません。
道幅は広いのでクロカンスキーには最適かも?(^^;
桜平着。
楽しかった!
桜平着。
楽しかった!
根石岳から360
東天狗から360
西天狗から360

感想

南アルプス鳳凰山入り口の夜叉神峠の凍結通行止めが2/16にめでたく解除になったので、計画しようと思ったのてすが、2w以上通行止めが続いていたのでトレースが薄いのは必須。
去年踏み抜き多数で体力奪われたのが辛かったので、ある程度トレースが踏まれるまで待ちます。
人のトレースが頼りの軟弱ハイカーですので...f(^_^)

2w前に登った赤岳は元々横岳〜硫黄岳の周回ルートの計画だったのですが、足の調子が悪くて断念。
今回リベンジしても良かったのですが、硫黄岳の赤岩の頭ルートは雪崩の危険があるとのことで、夏沢峠から登ることにしました。

ピストンだけじゃ勿体無いので、根石岳から天狗岳の周回コースで唐沢鉱泉に下山で計画。
早朝から夏沢峠の御来光見たいので、オーレン小屋に宿泊としました。

当日はオーレン小屋までなので急ぐ必要は無いのですが、夏沢鉱泉と唐沢鉱泉の分岐、桜平付近の駐車場が不明だったので9:00現着。
駐車場は10台程度駐車出来そうですが、一台も駐車していません。
本当にここで良いのか不安になりましたが、根石小屋に宿泊予定だと言う方にここで良いことを確認しました。

今回試作で雪山アイスクリームを作ろうと、アルミ缶にタネを仕込んで、桜平を出発。
夏沢鉱泉までは圧雪された林道を歩きます。
途中で何度も夏沢鉱泉の送迎車に合います。
羨ましいけど、歩く人には歩くなりの楽しみがある...と自分に言い聞かして、変化の無い退屈な林道を歩きます。

夏沢鉱泉に到着して、ザックを下ろすとぶら下げたアイス仕込んだレジ袋が破けて空になっています。
小屋に着くまでの楽しみにしていたのに非常に残念。(ToT)

とぼとぼ歩いてオーレン小屋着。
小屋付近は吹雪ています。
冬季小屋に入って昼飯食ったら特にやることもないので、スマホにダウンロードしたアマゾンプライムビデオを視聴。
風も強くなってきて、日が傾きかけた頃に親子組が到着。今夜は3名の貸切となります。

夕飯食って、二重にしたシュラフで就寝。
夜中の2時くらいに暑くてシュラフ1枚剥ぎました。
気温を見ると-5度。外は-10度以下なので思いの外暖かったようです。

5時に起きてオーレン小屋を6:00に出発。
夏沢峠で御来光見る予定だったのですが、朝陽が硫黄岳の稜線に隠れています。これは計算外。

樹林帯にザックをデポして硫黄岳のアタック開始。荷物が無いと登りか楽です。
硫黄岳山頂は超爆風。撮影の為に手袋脱ぐのも、手が凍りそうです。
山頂ピストンして、夏沢峠から根石岳を目指します。
途中箕冠岳とかあったらしいのですが気がつきませんでした。

根石小屋付近は噂通り激風。
体がマジに浮きます。
但し根石岳を降りると嘘のように微風。
地形が影響しているんですかね?

そして3座目(正確に言うと箕冠岳を通過しているので、4座目)の東天狗岳をヒイコラ登って登頂。
中山峠経由だと思われる登山客で賑わってます。
クラストして、アイゼンの良く効く下りを走って降りて、西天狗までのコル。
個人的に八ヶ岳で一番好きな稜線歩きです。

そして本日最後の登り返しで西天狗に登頂。
もう登らなくて良い安堵感から、20分くらい頂上に長居してしまいました。
硫黄〜根石〜東天狗とピークは強風ばかりだったので、西天狗の穏やかな山様と風には癒されます。

そして絶景を名残惜しみながら、下山開始。
西天狗からの西尾根を歩くのは初めてですが、思ったよりup/downが有ります。
もう登らなくても良いと思っていたので、第1,2展望台の登り返しが地味に効きました。

唐沢鉱泉に到着してアイゼンをチェーンスパイクに換装したら、約1時間の地味な林道歩き。
直近除雪車が入ったみたいで、スタッドレス+2WDでも唐沢鉱泉まで上がってこれそうです。
途中で何台か抜かされましたが、林道が退屈過ぎてヒッチハイクしようかと思いました。
イッテQ登山部の南極スペシャルで、稜線のキツくて危険な登りよりも、稜線に取り付くまでの地味な雪原歩きに心が折れるとナレーションが有りましたが、まさにその通り。
今回の核心部は退屈な林道歩きでせっかくの絶景楽しんだ余韻が帳消しになってしまった事かと思います。

今度このコース歩く時には唐沢鉱泉にスキーデポして、林道滑って降りようかとマジに考えてます。(^^;

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コメント

360度写真
オーレン小屋(冬期小屋)でご一緒させていただいた者です。
レコへのコメントありがとうございました。

tama_factoryさんの投稿で360度写真がヤマレコにもUPできることを知りました。
私は、今はスマホでの撮影・合成(googleのstreet view)しかやっていませんが、今後はレコにあげることができるか調べてみます。

涸沢鉱泉からの林道下りは、退屈でしょうね。。。 私は以前同じような周回を検討したときに諦めました。夏期なら自転車デポ、冬期ならスキーデポは有りかと思います。
2018/2/20 2:12
Re: 360度写真
こんにちは。

これはリコーのシータという全天球カメラです。
私も最近になってヤマレコが360度写真に対応していることを知りました。
自分の死角まで映るので、改めて見るとすごいとこ歩いているのを実感できます。

山域は確かに被ってますね。
しかも3/11西穂のテン場に私が映ってます。

またどこかで会いましょう!
2018/2/20 22:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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