硫黄岳〜根石岳〜天狗岳縦走
- GPS
- 28:57
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,783m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:22
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:23
天候 | 前日は吹雪〜翌日は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
変化の少ない林道歩きが長いので飽きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんが、地図見てわかるように林道歩きが工程のほとんどを占めます。 変化がないので、飽きます。 あと、森林限界以上は基本爆風なのでゴーグルとマスクは必須。サングラスだと呼吸で曇るし、曇りが凍ると視界不良で危険です。 写真撮影のためには手袋も外す必要が有りますが、短時間でも凍傷に注意。 今回写真欲張り過ぎて指先が凍傷になりました。指先が水ぶくれで痛くてキーボードが打てません。(ToT) |
その他周辺情報 | オーレン小屋冬季小屋利用(ネパールへの寄付金+謝礼の気持ち) |
感想
南アルプス鳳凰山入り口の夜叉神峠の凍結通行止めが2/16にめでたく解除になったので、計画しようと思ったのてすが、2w以上通行止めが続いていたのでトレースが薄いのは必須。
去年踏み抜き多数で体力奪われたのが辛かったので、ある程度トレースが踏まれるまで待ちます。
人のトレースが頼りの軟弱ハイカーですので...f(^_^)
2w前に登った赤岳は元々横岳〜硫黄岳の周回ルートの計画だったのですが、足の調子が悪くて断念。
今回リベンジしても良かったのですが、硫黄岳の赤岩の頭ルートは雪崩の危険があるとのことで、夏沢峠から登ることにしました。
ピストンだけじゃ勿体無いので、根石岳から天狗岳の周回コースで唐沢鉱泉に下山で計画。
早朝から夏沢峠の御来光見たいので、オーレン小屋に宿泊としました。
当日はオーレン小屋までなので急ぐ必要は無いのですが、夏沢鉱泉と唐沢鉱泉の分岐、桜平付近の駐車場が不明だったので9:00現着。
駐車場は10台程度駐車出来そうですが、一台も駐車していません。
本当にここで良いのか不安になりましたが、根石小屋に宿泊予定だと言う方にここで良いことを確認しました。
今回試作で雪山アイスクリームを作ろうと、アルミ缶にタネを仕込んで、桜平を出発。
夏沢鉱泉までは圧雪された林道を歩きます。
途中で何度も夏沢鉱泉の送迎車に合います。
羨ましいけど、歩く人には歩くなりの楽しみがある...と自分に言い聞かして、変化の無い退屈な林道を歩きます。
夏沢鉱泉に到着して、ザックを下ろすとぶら下げたアイス仕込んだレジ袋が破けて空になっています。
小屋に着くまでの楽しみにしていたのに非常に残念。(ToT)
とぼとぼ歩いてオーレン小屋着。
小屋付近は吹雪ています。
冬季小屋に入って昼飯食ったら特にやることもないので、スマホにダウンロードしたアマゾンプライムビデオを視聴。
風も強くなってきて、日が傾きかけた頃に親子組が到着。今夜は3名の貸切となります。
夕飯食って、二重にしたシュラフで就寝。
夜中の2時くらいに暑くてシュラフ1枚剥ぎました。
気温を見ると-5度。外は-10度以下なので思いの外暖かったようです。
5時に起きてオーレン小屋を6:00に出発。
夏沢峠で御来光見る予定だったのですが、朝陽が硫黄岳の稜線に隠れています。これは計算外。
樹林帯にザックをデポして硫黄岳のアタック開始。荷物が無いと登りか楽です。
硫黄岳山頂は超爆風。撮影の為に手袋脱ぐのも、手が凍りそうです。
山頂ピストンして、夏沢峠から根石岳を目指します。
途中箕冠岳とかあったらしいのですが気がつきませんでした。
根石小屋付近は噂通り激風。
体がマジに浮きます。
但し根石岳を降りると嘘のように微風。
地形が影響しているんですかね?
そして3座目(正確に言うと箕冠岳を通過しているので、4座目)の東天狗岳をヒイコラ登って登頂。
中山峠経由だと思われる登山客で賑わってます。
クラストして、アイゼンの良く効く下りを走って降りて、西天狗までのコル。
個人的に八ヶ岳で一番好きな稜線歩きです。
そして本日最後の登り返しで西天狗に登頂。
もう登らなくて良い安堵感から、20分くらい頂上に長居してしまいました。
硫黄〜根石〜東天狗とピークは強風ばかりだったので、西天狗の穏やかな山様と風には癒されます。
そして絶景を名残惜しみながら、下山開始。
西天狗からの西尾根を歩くのは初めてですが、思ったよりup/downが有ります。
もう登らなくても良いと思っていたので、第1,2展望台の登り返しが地味に効きました。
唐沢鉱泉に到着してアイゼンをチェーンスパイクに換装したら、約1時間の地味な林道歩き。
直近除雪車が入ったみたいで、スタッドレス+2WDでも唐沢鉱泉まで上がってこれそうです。
途中で何台か抜かされましたが、林道が退屈過ぎてヒッチハイクしようかと思いました。
イッテQ登山部の南極スペシャルで、稜線のキツくて危険な登りよりも、稜線に取り付くまでの地味な雪原歩きに心が折れるとナレーションが有りましたが、まさにその通り。
今回の核心部は退屈な林道歩きでせっかくの絶景楽しんだ余韻が帳消しになってしまった事かと思います。
今度このコース歩く時には唐沢鉱泉にスキーデポして、林道滑って降りようかとマジに考えてます。(^^;
オーレン小屋(冬期小屋)でご一緒させていただいた者です。
レコへのコメントありがとうございました。
tama_factoryさんの投稿で360度写真がヤマレコにもUPできることを知りました。
私は、今はスマホでの撮影・合成(googleのstreet view)しかやっていませんが、今後はレコにあげることができるか調べてみます。
涸沢鉱泉からの林道下りは、退屈でしょうね。。。 私は以前同じような周回を検討したときに諦めました。夏期なら自転車デポ、冬期ならスキーデポは有りかと思います。
こんにちは。
これはリコーのシータという全天球カメラです。
私も最近になってヤマレコが360度写真に対応していることを知りました。
自分の死角まで映るので、改めて見るとすごいとこ歩いているのを実感できます。
山域は確かに被ってますね。
しかも3/11西穂のテン場に私が映ってます。
またどこかで会いましょう!
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