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Yamareco

記録ID: 139110
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

カンマンボロン-瑞牆山-不動滝

2011年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:05
距離
7.4km
登り
890m
下り
872m

コースタイム

みずがき山自然公園(植樹祭公園)0600-17
正しいルートを外してしまい、微かな踏み跡を拾いながらたどる
カンマンボロン西の尾根上0725-37
カンマンボロン 0745-55(探索時間含む)
岩峰基部標高1980 0846-55
登山道合流点 0919
瑞牆山 0941-58
弘法岩(黒森分岐) 1001
不動滝 1103-11
小川山林道終点 1150
芝生広場歩道分岐 1157
みずがき山自然公園(植樹祭公園)1222-30
天候 曇り時々晴れ、山頂周辺ガス
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
みずがき山自然公園(植樹祭公園)に駐車。余裕有り
コース状況/
危険箇所等
みずがき山自然公園-カンマンボロン:かなり早期(もしくは最初から)正しいルートを外しているので語る資格無し。たどりつけたのは全く大日如来のご加護のお陰です、
カンマンボロン-登山道合流点:一般登山道に近い位明瞭。急な所はロープも設置。
瑞牆山-不動滝:腐朽した橋が多いが、脇を通れば問題なし
不動滝-小川山林道:真新しい橋が多く、全く問題なし
好天だと思っていたので、モチベーション低下気味
好天だと思っていたので、モチベーション低下気味
ルートを外したが何とかたどり着いた尾根上。岩塔の基部にルートがありました
ルートを外したが何とかたどり着いた尾根上。岩塔の基部にルートがありました
岩塔基部から見上げます
岩塔基部から見上げます
基部を回り込んで行きます
基部を回り込んで行きます
カンマンボロンへの入口
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カンマンボロンへの入口
「カンマンボロン」
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「カンマンボロン」
頭上はハングです
頭上はハングです
急登の連続もここまで来ると登山道まですぐ
急登の連続もここまで来ると登山道まですぐ
登山道との合流点
登山道との合流点
山頂はガスの中
ガスは時折薄くなるが、それでこんなもの
ガスは時折薄くなるが、それでこんなもの
黄葉は始まったばかり
黄葉は始まったばかり
こういう朽ちた橋が多く、気が滅入ります。
こういう朽ちた橋が多く、気が滅入ります。
王冠岩というらしい
王冠岩というらしい
ジョークでしょうか?
全部なぎ倒してみたいような気もします。
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ジョークでしょうか?
全部なぎ倒してみたいような気もします。
これは矢立岩というらしい
これは矢立岩というらしい
夫婦岩というらしい
夫婦岩というらしい
不動滝です。なかなかすてきです
不動滝です。なかなかすてきです
「手すりに注意」の標識を立てるより手すりをもっと頑丈にしたほうが安上がりに思えます。
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「手すりに注意」の標識を立てるより手すりをもっと頑丈にしたほうが安上がりに思えます。
水流の半分は橋のないところを流れています
水流の半分は橋のないところを流れています
名前が付いていたような気もしますが記録してません
名前が付いていたような気もしますが記録してません
ダイモンジソウ
ここで左折しました
ここで左折しました
芝に覆われた道。膝にも優しそう。多分ほとんど人は通っていないでしょう
芝に覆われた道。膝にも優しそう。多分ほとんど人は通っていないでしょう
マムシグサ。春夏秋とそれぞれ邪悪な姿です
マムシグサ。春夏秋とそれぞれ邪悪な姿です
ここにでてきます。
ここにでてきます。
レイジンソウですかね?。
鹿が多いので毒な草しかありません。
枯れかかったマルバダケブキが例外としてありました。(これも鹿が食べない植物)
レイジンソウですかね?。
鹿が多いので毒な草しかありません。
枯れかかったマルバダケブキが例外としてありました。(これも鹿が食べない植物)
トリカブト。
電気牧柵です。朝はしばし戸惑いましたが、プラスチックの所を持てば良いです
電気牧柵です。朝はしばし戸惑いましたが、プラスチックの所を持てば良いです
朝よりは良くなってます
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朝よりは良くなってます

感想

安平路山と迷ったが、天候が良さそうなので、展望が期待できそうなこちらにした。20年ぶりである。
カンマンボロン経由で瑞牆山、不動沢へ下山してから松平林道、黒森林道を使って甲信国境へ
上がって信州峠までという計画で、信州峠にママチャリをデポして植樹祭公園へ駐車。
(カンマンボロンについてはヤマレコ諸先輩の記録を一通りは調べた...つもりでいた)
好天の心づもりが案外雲が多く、松平林道は変速機付きとはいえママチャリで走るには
荒れすぎていたこともあり、この時点でモチベーションは下がり気味。
トイレから出てきたところで、駐車場から一段上の歩道を歩いていく人たちが見えた。
あえて車道を歩く必要もないと考え、電気牧柵を越えるのに少々戸惑ったが、そちら(歩道案内の一番東の歩道)を
行くことにする。間違いの第一歩だったかも。
沢形をいくつか越え、天鳥川の一つ手前と思われる尾根。踏み跡が明瞭で、赤布もあったので、そちらに入る。
赤布は数箇所あり、これですっかり安心してしまう。
しかり、程なく、踏み跡が錯綜し始め、たどった踏み跡は次第に薄くなっていく。
薄いながらも途切れず、一時見失っても探せば見つかるが、「絶妙な間隔で付いている」と
どなたかが書いていた、目印は一切ない。
どうやらクライマーの使うルートっぽい。次第に、時々カンマンボロンの岩塔が見えるようになってくるが、
位置関係から見て、正規のルートの上というか、北側を登っているようである。
標高1680m位を巻いてから上へ登るところで、もしかすると東側の沢形のなかがルートじゃないか、
と思って、踏み跡を外して偵察してみたが、その沢形はルートではないし、険阻で、
越えてさらに東進できるような状態ではなかった。
やむなく、踏み跡に従って尾根まで登ることに。そこでダメなら引き返すしかない。
尾根に登りつくと、コル状になっており、岩塔の基部である。まずは、岩塔にかかった縄ばしごが目に入る。
しかしこれは岩峰の途中までしかなく、その上はハングからロープが垂れている。
見るからにクライマー御用達であり、私が利用できる代物ではない。
次、尾根の西側に私が登ってきたのよりはしっかりした踏み跡があるのに気づく。戻るならばこっちが良いかも。
さらに、岩塔の基部をみると、うれしいことに、歩道といってもいいようなルートがある。
(木を切ったあともあり。後で調べた所によれば勝手に木を切ってお叱りを受けたクライマーがいたとのこと。恐らくここのことだろう)
安堵して休憩後、岩塔の基部を進んでいくと、赤布と共に下から登ってくる正規ルートに出会う。
すぐ先に瑞牆山へのルートの目印も。さらに安堵してカンマンボロンの梵字を探す。
最初判らず、西側に戻ったりしたが、正解は東側。噂通り、たいそう判りにくい場所にそれはあった。
さて、目印に従い瑞牆山へ。最初巻き気味だが、尾根を一本越えてからは急登の連続。しかしロープなどが
あって、登山道といっても差し支えないほど整備されている。特に問題なく登山道に合流した。
ここまで、カンマンボロン付近にロープが二巻きおいてあっただけで、全く人に会わなかったが、
こちらはあきれる程の人人人で、渋滞している。
もっとも、たまたま渋滞にあたっただけで、幸い、山頂は、人で満員と言うことはなかった。展望ゼロではあったが。
時折ガスが薄くなるので、15分ほど待ってみたがダメ。
さて、北側不動滝コースへ入ると、なんと、膝が痛み始める。膝をぶつけてから、
3週間自重し、さんざん迷った末に断腸の思いで栂海新道の計画も中止したのだが、
結局直っていなかったようだ。信州峠まで行くなど思いも寄らない。
(それにしても栂海新道を中止して良かった。この膝で行ったら諸条件からみて文字通り「野垂れ死」の可能性すらあったはずだ)

さて、このコースは見事に人がいない。30分程で沢に降りると、腐朽した橋ばかりが多い。
別になくても歩けるので、いっそない方が気分が良い。
それを除けば、色々な巨岩、岩峰があって飽きない。白眉は不動滝であり、なかなか気持ちの良いところだった。
展望はないにしろ、つまらないルートでもないと思うのだが。結局、3組ほどに出会っただけ。
不動滝を過ぎると、橋が整備されて歩きやすくなる。しかし膝の状態は芳しくなく、
不動滝から林道終点まで、きっちり40分掛かった。
車道終点からすぐ下に、芝生広場歩道の分岐があったので左折してみた。芝の生えた歩道で
歩きやすいのに歩かれた形跡がない。山と高原地図になぜ載っていないのか不思議である。

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3/5
体力レベル
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