樹氷を楽しみに晴天の西吾妻山
- GPS
- 04:50
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: なし。スキーヤートレース多数 登山届箱: チケット販売窓口からスキー場への出入り口左柱前にあり |
その他周辺情報 | 稲川酒造店 福島県耶麻郡猪苗代町字新町4916 TEL0242-62-2001 ここ何年かコンテスト上位入賞酒をつくっている猪苗代町中にある酒蔵。 七重郎 生酒をお勧めされました。 |
写真
装備
個人装備 |
メッシュアンダーシャツ
メッシュアンダーパンツ
保温アンダーシャツ
保温アンダーパンツ
ズボン
靴下
グローブ
予備グローブ
ハードシェル
アウターパンツ
ミドル保温ジャケット
ミドルダウンジャケット
雨具(上下)
靴
ザック
行動食
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯電話
時計
タオル
カメラ
帽子
バラクラバ
チェーンアイゼン
10本アイゼン
アイゼンケース
水 1リットル
保温ポット
救急用品
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感想
前日まで予報天気図でも西高東低気圧配置が崩れ高気圧に覆われる、麓の天気予報で猪苗代は晴れ、SCWの予報でも雲がない、www.mountain-forecast.comでも晴れ、ただ一つ高原・山の天気のみ表示Cと登山には向かない天気予報。天気図を見ながら今度こそ、天気が良いと判断し、朝4時に起きて出発。
日本中が春らしい暖かい日になると聞き、樹氷が溶けてしまうのではないかとの危機感を持ちながら高速道路を北上。地元ラジオ放送で会津若松の推定最高気温の天気予報を聞き樹氷が残っているか不安になりながら、郡山会津若松間高速道路雪対応装備必要の警告を見て安心もしながら、高速道路を進みました。雪中に葉のない木々が山頂付近までつづく山景色を見ながら、樹氷が見えるようになれと祈るように高速道路を進みました。インターチェンジを降りると最初の交差点で道路上に固められた雪が見え、樹氷を見ることができると少し安心。さらに、グランデコスキー場に進むに従い、路面の雪が凍り付いていてさらに安心。
スキー客に混じりながら登山に必要なチケット4枚購入。列も4番目くらいに並ぶことができるくらい混雑してません。スキー場経営が続けられるのか不安になります。午後2時くらいの帰宅時に駐車場状況を確認すると、半分以上は埋まっていたようですが、経営が楽ではないでしょうと昔のスキー場の生協を知っている身としては余計な心配をしてしまいます。
先月、来ているので西大巓までスムースに登りました。前回は磐梯山がやっと見えるような状態だったので景色は楽しめませんでしたが、今回は快晴のためすべての山が見えていたので、どの山がどこだかさっぱりわかりません。猪苗代湖と磐梯山がきれいに見えるのがなによりうれしい。撮ったはずなのに何回もシャッターを切ってしまいます。天気が良いと登山者、スキーヤーが続々と登ってきます。晴天のため視界が良く、訪れる人も途切れないので、迷子になることもないだろうと慢心。
前回受けた現場レクチャーで西大巓から西吾妻山まで尾根が平らなので迷いやすいとはよく言ったもので、視界が良いから歩けるような地形。トレースも一本ではなく幾条にも分かれていることから、みんな好きなところを楽しみながら歩いているようす。ほどなく西吾妻小屋が見えてきますが、西吾妻山に早く登りたいので小屋を横目に見ながら進みます。
西吾妻小屋周辺の樹氷もない草原地帯をすぎて登るとスノーモンスター登場。上がれば上がるほど包まれた氷が大きくなります。雪表面に付いたスノーシュー歯跡がわずかに残るトレースが樹氷の中をあちらこちらに広がります。上りは上に行けば良いので、好みの方向に進むトレースをたどり登ります。高さ2〜3mに発達した樹氷の間に、立枯木に氷が張り付いただけの樹氷まで樹氷樹の間を好きなように歩けるのがうれしい。たぶん、2月中だと雪が柔らかくて、木周辺では簡単にズボッと落ちそうです。もちろん、油断すると今でも落ちるかもしれません。なにしろ初めてなのでよくわかりません。
山頂は樹氷樹高さも50cm位になる平らな平地に出ました。山頂らしいです。GPSでたぶんここのようです。山頂を示す高い看板を掲示して欲しい気がするのは私だけでしょうか。登頂記念写真を撮っても写真データに埋め込まれたexitデータ以外の証拠がないのがなんとなくさみしい。さすが樹氷郡に続く山頂は風邪が強かったので、のんびりお茶したり、昼食している方はいませんでした。11時半頃だったので、樹氷の陰に隠れ私はコンビニで購入したおにぎりを頬張りました。スマートフォンで写真を撮るためと、おにぎりのパッケージを向くためにグローブを外すと、久しぶりに指が凍りつきそうに寒い。雪山を訪れた感じにややうれしいのはMなんでしょうか。
平らな山頂から反対側の景色を見るために平らな山を反対側の山先端を便りに移動します。ところが何方向が行っているうちに、帰りに進む方向に自信がなくなります。しかも、下山はみなさん樹氷を楽しみながらあちらこちらに歩いているので、トレースが分岐しています。さらに、ここからさらに進む方が結構な数いらっしゃるのでトレースは四方八方にのびている感じ。
みなさんと同じように素敵な形をした樹氷を求めながら、のんびり下山。樹氷の間でも風が吹き抜けるので、樹氷の陰で風下にかくれようとしても風が容赦なく吹き込んできました。
西大巓と西吾妻小屋を目視確認しながら下山しました。一回降りてから西大巓に再び登るのは気持ち的に落ち込むことが多いのですが、覚悟を決めて登ったためか西大巓までそれほどきつくなく登れました。西吾妻山から西大巓方面を見ると、西大巓に登りたくないのか、山頂を迂回して回っているトレースがあります。そのトレースを借りようとも思いましたが、上にやや発達している雪庇があり、気温も高いため迂回路を選択できませんでした。
けっこう登っている人が多いはずなのに、混雑した感じがないのは広いためでしょうか、それとも八ヶ岳ほどは訪れる人が少ないのでしょうか。
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