爺ヶ岳 東尾根を満喫
- GPS
- 34:31
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,155m
- 下り
- 2,124m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:43
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:29
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付き部分の急斜面が大変。特に下り。雪はびしゃびしゃ、土が出ているところもあり、グリップさせにくく、ズルズルと滑りまくります。足元の雪がズルっと流れて足をすくわれます。 P2からのリッジも気温が上がるとぐしゃぐしゃに柔らかくなり、ステップが崩れて足場がなくなり往生する場合があります。雪がしっかりあり硬いか、逆に雪なしの藪こぎする時期の方が良いです。今回のコンディションは少し厳しかったです。 気温が上がると特にですが、あちこち穴が開いて雪の下の藪の中に落ちます。胸のあたりまで落ちるところもあり。どれだけ注意していても落ちます。 暖かくなってきていますので日中は雪が溶けて、それが再び夜に気温が下がってガチガチになり滑りやすくなる時間帯があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
アックス
クランポン
スノーシュー25インチ
|
---|---|
備考 | 踏み抜くところなどがあるものの新雪はほぼ無いのでスノーシューは不要でした。 |
感想
↑写真の順番が時系列になっていません。ごめんなさい。
2日間お天気がよさそうなので爺ヶ岳へ。本当は鹿島槍ヶ岳まで行ければいいな、なんて思っていたのですが驚きの体のなまりようで、気持ちとは裏腹に遅々として足が進みません。ということであっさり、のんびり爺ヶ岳プランに変更。しかし、テント泊装備を背負ってるせいもあるのですが、爺ヶ岳すらもたどり着けないのではないかと思う程の体の重さ。まずいです。
じわりじわりとテンションアップしてきます。笑っちゃうくらいに急な取り付きを過ぎ、ジャンクションピークへ着くころには霧が晴れはじめ、視界が広がると現金なもので気持ちが上向いてきます。しかし、夜になると再びガスガス真っ白に。夜景と星空をちょっと期待していたものですが、諦めて寝ることに。
風がほとんと無いか弱いのが救いだったものの激寒(マイナス13℃)のなか寝て起きるとなんと、快晴!これ以上ないくらいの快晴。嘘みたいです。空がこれでもかとうくらい青いです。紺色です。地上では絶対にみられない濃い色の空です。最高です。気分は高まり鹿島槍まで気持ち的には行けそうでしたが、体は相変わらずの体たらくなので爺ヶ岳を目指すことに。
P2からのリッジは何度通ってもドキドキします。一か所だけよじ登るようにアップダウンするところがあるのですが、帰る頃には気温が上昇して足元が崩れる箇所があって、ちょっとびびりました。ズルっと落ちるところでした。動物ではなく人間のう〇こが2つもP2のあたりにあったのは少しテンションダウンです。苦笑
朝方は日中の陽気で溶けた雪が夜に再び凍結したガチガチのところと、藪の穴にはまる落とし穴に往生しました。午後からは気温上昇して、全般にぐずぐずの雪と落とし穴にはまりまくってきつかったです。
登り始めはどうなることかと思いましたが、久しぶりのテント泊を楽しめましたし、青空の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳(展望)を満喫。また、泊まりならではのお楽しみの(夜景、星空は真っ白だったものの)ご来光を拝むこともできて大満足です。帰りには小さな丘の上で、仲良く2頭でくっついて雪のなかで日向ぼっこするカモシカを見れてとても幸せな気分になりました。
やっぱり登山ってよいですね。
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